【更新情報】適応ニュース
- 2024.3.28 北海道の気候変動影響と緩和策・適応策に関するイラスト集が完成しました!
- 2024.3.27 市町村の取組状況(計画策定状況)を更新しました。(枝幸町、千歳市、下川町、釧路市を追加)
- 2024.3.28 北海道の気候変動適応に関する研究情報、研究機関情報を更新しました。(95件追加)
- 2023.12.11 エコチルHPに【エコチル北海道版12月号 巻頭特集】「北海道の冬が変わる!地球温暖化による気候変動の影響に『適応』していこう!!」が掲載されました。
- 2023.11.22 「セミナー・シンポジウム情報(道気候変動適応センター共催事業))」を更新しました。
- 2023.08.04「「熱中症関連情報特設ページ(外部サイト)」が公開されました。
〇 気候変動の影響への適応とは
近年、北海道でも記録的な大雨の発生や夏季における気温の上昇など、地球温暖化が一因と思われる気候変動影響が発生しております。
これらの気候変動により、人々の生活や産業、自然生態系など幅広い分野に影響が懸念されていることから、被害を回避・軽減する「適応」の取組が重要となっています。
道は、道内における「適応」の取組を進めるための拠点として、令和3年(2021年)4月1日に「北海道気候変動適応センター」を設置いたしました。
本ページでは、道内の気候変動適応についての様々な情報を紹介しております。
私たちは日常の生活や事業活動の中で温室効果ガスを大量に排出しており、そのことが地球温暖化やそれに伴う気候変動を引き起こし、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼすと懸念されます。
地球温暖化対策は、大きく分けて「緩和」と「適応」の二本柱があります。「緩和」は地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を抑制することです。これに対し「適応」は、既に起こりつつある、または起こりうる気候変動の影響に対処し、自然や社会のあり方を調整することで、気候変動の影響による被害を回避・軽減することです。
地球温暖化対策の推進にあたっては、「緩和」と「適応」を両輪で進めていくことが重要です。
お知らせ
北海道の気候変動影響と緩和策・適応策に関するイラスト集が完成しました!
北海道気候変動適応センターでは、気候変動影響と緩和策・適応策に関する取組をわかりやすく知っていただため、イラスト集を作成しました。
イラストの使用に関する手続きは不要ですので、気候変動影響や緩和策・適応策に関する資料を作成する際にご活用ください。
※掲載されたイラストについては、気候変動影響と緩和策と適応策などに関するイメージであり、実際の影響等とは関連しないこともございますことをご了承ください。
ご使用例として、イラストの組み合わせやテキストと組み合わせなどがあります。
また、「目で見る適応策※」のイラスト素材(A-PLAT)と併用して活用していただければ幸いです。
※「目で見る適応策」のご使用にあたっては、ご利用規約をご確認ください。
https://adaptation-platform.nies.go.jp/about/illustration02.html
北海道の冬が変わる!地球温暖化による気候変動の影響に『適応』していこう!!【エコチル北海道版2023年12月号で適応が特集されました】
セミナー情報
「気候変動が第一次産業や日常生活に与える影響と適応の取組(シンポジウム)」【アーカイブ放映中】
気候変動の「適応」をテーマに気候変動と道内における影響や適応に関する道内の取組をご紹介します。
〇第一部 北海道における気候変動の概要と取組
・「地球温暖化と北海道における気候の変化 ~海洋と気候の深い関わり~」
・「気候変動下での北海道における豪雪」
・「積雪観測者の立場から見た北海道の気候変動とその影響」
・「北海道気候変動適応センターにおける取組について」
・「道内における熱中症リスクの将来予測に関する取組について」
〇第二部 気候変動が及ぼす北海道の第一次産業や生活への影響と適応の取組
・「温暖化は北海道の農作物にどう影響するか ~2030年代の予測と対応方向~」
・「北海道における暖水性魚介類の増加と有効利用・適応策」
・「気候変動が北海道の生活に及ぼす影響」
北海道内の気候変動適応情報
その他情報(国際動向、法改正、用語集、熱中症ほか適応情報)
自治体職員向け情報(気候変動適応策や計画策定についての参考情報)
北海道による気候変動影響に係る調査報告
〇 北海道における気候変動の影響と気候変動リスク管理、適応ビジネス
将来、気候変動によって、わたしたちの身の回りに様々な影響が生じるおそれがあります。
豪雨災害や熱中症リスクが増加する一方、回遊域の変化によりブリなどの漁獲量が増加したり、ワイン用ブドウの生産適地が拡大したりと、経済発展のチャンスに繋がりうる影響も予測されています。
気候変動影響に係る適応、気候変動リスク管理に関する情報
北海道の取組み紹介
北海道内における適応ビジネスや事業者による取組みのご紹介
気候変動に関連する事業者などの取組み(道内における取組事例ほか)
気候リスク管理事例、研究情報(研究機関、民間企業における事例ほか)
【留意事項】
適応ビジネス、気候リスク管理に関する情報や記事の内容には細心の注意を払って行っておりますが、情報の正確性、完全性、有用性について保証するものではありません。
掲載情報の利用に関して生じうるあらゆる損害等に関し、北海道では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
〇 北海道の適応策に関する情報コーナー【動画、パンフ】
【動画】気候変動適応の取組について
北海道内の気候変動適応の取組を紹介する動画です。
本道における適応の推進方策として北海道気候変動適応計画に定める「産業、自然環境、自然災害、生活・健康」に関連する取組を紹介します。
※本動画は環境省事業により製作され「令和4年度気候変動適応全国大会(令和5年3月22日~24日開催)」で紹介されました。
全編(気候変化編、産業編、自然環境編、自然災害編、生活・健康編)約32分
気候変化編 約12分
産業編 約7分
自然環境編 約7分
自然災害編 約2分
生活・健康編 約5分
【動画】気候変動で北海道はどうなる?どうする?
将来の北海道の冬の変化を直感的に知るための動画「未来の天気予報 北海道2100冬」や除雪日数など冬の変化に関する情報を紹介しています。
気候変動による冬や雪の変化が北海道の生活にどのような影響を与えるのか、その変化に対応するための適応策をどのように進めていくかに着目し研究しました。
※北海道立総合研究機構(道総研) エネルギー・環境・地質研究所の研究成果です。
適応に係るパンフレット等
〇 「気候変動の影響への適応」ハンドブック【生活・健康編】
〇「未来のために気候変動の影響への適応について考えよう!」
北海道気候変動適応センター(HoLCCAC)とは?
1 位置づけ
気候変動適応法第13条及び北海道地球温暖化防止対策条例(平成21年条例第57号)第36条に基づく「地域気候変動適応センター」として位置付けています。
2 役割
気候変動影響及び気候変動適応に関する情報の収集、整理、分析及び提供や、 技術的助言を行う拠点としての機能を担います。
3 体制イメージ
北海道経済部ゼロカーボン推進局地球温暖化対策課(令和5年6月1日付で組織改編)に事務局を置き、地方独立行政法人 北海道立総合研究機構及び公益財団法人 北海道環境財団の協力を得ながら運営します。
〒060-8588 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 北海道庁8階|TEL:011-204-5189|E-mail:kikou.tekiou#pref.hokkaido.lg.jp
北海道気候変動適応センター協力機関のご紹介
北海道気候変動適応センター メールマガジン登録募集中
北海道気候変動適応センター(HoLCCAC)では、気候変動に関する最新の情報(セミナー情報、研究情報、普及啓発情報など)をお知らせするメールマガジン配信しております。(月1回程度)
メールマガジンを希望される場合、下記アドレスに所属、氏名、メールアドレスを記載の上、送信して下さい。
E-mail:kikou.tekiou#pref.hokkaido.lg.jp ※#を@に変換して下さい。
北海道気候変動適応計画
第1章 計画策定の背景、趣旨等
第2章 本道の地域特性
第3章 気候の長期変化と将来見通し
第4章 気候変動による影響
第5章 適応に関する既存施策等
第6章 影響評価の考え方
第7章 適応の推進方策