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地方名:アキサケ、アキアジ、トキシラズ、トキ、トキザケ、ギンケ、ブナ、ブナケ、ブナザケ、ホッチャレ、メジカ、ケイジ、シロサケ、オオスケ
サケ科/全長60~75cm
日本の食卓に欠かせない国民的な魚
海洋生活期には、体の背部は青黒色、体側は銀色、腹部は白色で、背部やひれに黒点はありませんが、成熟に伴い体は黒ずみ、体側に赤、黄、紫色などが混じった模様が表れ、両顎の歯が丈夫になるなどの変化をみせます。
サケは産卵期に自分の生まれた川(母川)へ溯上する性質をもちます。盛期は10~11月で、産卵の2~3ヵ月前からは餌を摂らずに母川を目指し、産卵を終えると力尽きます。
塩焼きや新巻鮭、ちゃんちゃん焼きなどに調理されるほか、卵巣を加工したイクラや筋子、寒干しにしたトバなどにも加工されるため、サケは日本人の食生活に欠かせない魚とされています。春に漁獲されるトキシラズ(時不知)や秋のケイジ(鮭児)などは、成熟が進んでいないため身に脂がのり、美味なため特に珍重されます。
分布図

オホーツク海北部~南部、えりも岬以東太平洋、日本海
漁法
- まぐろ・いわし・さけ定置網漁業
- さけ定置網漁業
- 流し網漁業
- 刺し網漁業
漁獲時期

渡島9月~12月、
胆振・石狩・後志・檜山・留萌・網走9月~11月、
日高4月~7月、9月~11月、
十勝・釧路・根室5月~7月・9月~11月、
※春~夏に漁獲されるサケをトキシラズと呼ぶ
関連サイト
孵化放流事業以外にも、サケの仲間や豊平川の淡水魚などを飼育展示し、サケや豊平川に関する様々な情報を発信します。
料理レシピ
サケ(シロザケ)取扱漁協
前浜の定置網で漁獲さた鮮度の良いサケだけを厳選、加工している新巻鮭です。11月末まで予約を受付、発送は12月から順次行います。(漁期:9月~12月)
山漬けは、噴火湾八雲管内で漁獲される鼻曲雄サケのみを厳選し、身がよく締まった大きく剥れる山漬けに仕上げた品。いくらは、漁獲時期を毎年10月20日前後に限定し、大型サケを厳選し魚卵の質やサイズ調味料までこだわったいくらです。
地球岬沖の太平洋で獲れた秋サケを荒塩で漬け込み、屋外で寒風干しして真空パック加工した製品です。
白糠の前浜で獲れた新鮮な秋サケをその日のうちに塩、味噌、キムチなどで味付け加工し、切身を真空パックにした商品です。
大樹町前浜サケ定置網で獲れた鮮度抜群のサケから取り出した卵に、独自の味付けを行い甘口に仕上げたイクラです。500gと1kgの2種があるほか、醤油漬けいくら500gも揃っています。
釧路前浜で獲れた秋サケのオスの半身を独自の製法で加工し干し上げ、食べやすくした「鮭とば」です。
さけ定置漁業部会のプロが船上で吟味したサケを、1本1本塩して漬けたサケ山漬けです。168時間漬けこみ、24時間塩水で、72時間真水で塩抜き、10日間寒風にさらし干し上げた手間のかかった商品です。
「山漬切り身」は、前浜で水揚げされた新鮮な西別サケの「山漬造り」を食べやすいように一切れずつの切身にパックした製品です。「味の年輪」は、かつて献上品に用いられた西別サケのうち、厳選された雄サケを使った「献上造り」を輪切りにして一切れずつ真空パックした製品です。
前浜で水揚げされた鮭を、新鮮なうちに独自の技法により熟成・燻った品です。豊かな香りとソフトな口当たりが楽しめる天然秋サケのスモークサーモンです。
「雄宝メジカ」は、高級サケの一種で希少な天然銀毛サケのメジカを漁師が厳選し、厳しい衛生管理のもとで販売している商品です。 「いくら醤油漬」は、添加物を一切加えず、高級醤油と特選清酒の独自のたれで新鮮・上質のいくらを丹念に漬け込んだ製品です。
遠別町近海で水揚げされた天然物のサケを糠、みそ、粕に漬け込んだ加工品です。食べやすいサイズの2切パックでの発送で、「ぬか味」「みそ味」「かす味」の単品のほか、3つの味のセットも選ぶことが可能です。

