2003年(第11次)漁業センサス結果(北海道) 調査結果の概要(その3)

3 漁業従事者世帯

 漁業従事者世帯(他の営む漁業に雇われて海上作業に従事した者のいる世帯)は、6,206世帯で、前回に比べ613世帯(9.0%)減少した。
 

 漁業雇われの専兼業別にみると、「雇われのみ」は2,924世帯で前回に比べ133世帯(4.4%)、「雇われが主」は2,839世帯で422世帯(12.9%)、「雇われが従」は443世帯で58世帯(11.6%) それぞれ減少した

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4 漁業就業者

(1) 自営・雇われ別漁業就業者数

 漁業就業者数(漁業の海上作業に30日以上従事した人)は2万9,890人で、前回に比べ2,988人(9.1%)減少した。
 

 漁業就業者を自営漁業、漁業雇われ別にみると、自営漁業のみに従事した人は1万8,752人、自営と雇われ両方に従事した人は4,341人、雇われのみは6,797人で、前回に比べ、それぞれ1,924人(9.3%)、531人(10.9%)、533人(7.3%)減少した。

(2) 性別・男子年齢別漁業就業者数

 男女別にみると、男子は2万5,467人(構成比85.2%)、女子は4,423人(同14.8%)で、前回に比べ、男子は3,112人(10.9%)減少し、女子は124人(2.9%)増加した。
 

 男子就業者を年齢階層別にみると、15~29歳の階層は2,567人で、前回に比べ335人(11.5%)減少し、就業者全体に占める割合も8.6%と前回に比べ0.2ポイント低下している。一方、65歳以上の高齢者の階層が6,999人と前回に比べ295人(4.4%)増加し、その就業者全体に占める割合も23.4%と前回より3.0ポイント上昇し、高齢化が一段と進んでいる。

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 支庁別に男子就業者における65歳以上の割合をみると、留萌を除いていずれも前回に比べ、その割合が高くなっている。また、石狩48.7%、檜山44.4%、宗谷40.4%、後志39.8%、留萌37.1%など日本海沿岸地域で高く、網走13.1%、根室13.5%などオホーツク海・太平洋沿岸地域で低くなっている。

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5 漁船

 海面漁業経営体が過去1年間に使用し、調査日現在保有している漁船の総隻数は2万8,297隻で、前回に比べ3,172隻(10.1%)減少した。
 

 漁船隻数を種類別にみると、前回に比べ無動力船が93隻(20.6%)増加し、船外機付き船が2,410隻(11.3%)、動力船が855隻(8.8%)減少した。
動力船についてトン数規模別に前回と比べてみると、すべてのトン数規模で減少したが、特に、5トン未満と20トン以上で減少率が高くなっている。

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