新しい飼い主さんを募集中の犬・猫

令和7年7月8日現在

各動物に関するお問合わせ・面会の申込みは、北海道立動物愛護センター(あいにきた道央センター)電話 011-398-9011へご連絡ください

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飼い主さんを募集中の犬

現在、譲渡募集中の犬はいません。

飼い主さん募集中の猫

14頭が新しい飼い主さんを待っています(治療中2頭!)

(仮名)ほぅ(雑種キジトラ メス 推定7歳)【R7.6.5更新】

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収容理由 飼い主の事情により、岩見沢保健所に収容されました。
センター移動日 令和6年12月3日
避妊・去勢状況 避妊済み
猫エイズ 陽性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・でぃちゃんと同じお家からきました

すっきり引き締まった顔立ちと体つきの「ほぅ」ちゃん。姉妹猫の「でぃ」ちゃんと比べてシュッとした印象で、運動神経も抜群です。ケージの外で体を動かすことが大好きで、おもちゃで遊んだり、窓の外を眺めたりしながら、自由気ままな時間を楽しんでいます。アクティブな一面とのんびりした一面のバランスが魅力の子です。

撫でられることも好きですが、長時間のベタベタしたスキンシップは苦手なようです。ほぅちゃんのペースを尊重しながら、適度な距離でふれあいを楽しんであげてください。また、おやつが大好きで、戸棚の開く音がすると真っ先に駆け寄り、可愛くおねだりしてきます。その姿があまりにも可愛らしく、ついあげたくなってしまいますが、これからも元気で健康に過ごしてもらうためには、たくさんあげたい気持ちをグッと堪え、ほど良い量をあげることが大切です。

「ほぅ」ちゃんは、他の猫たちとは少し距離を保ちたい性格で、近づきすぎた子にはシャー!を伝えることもあります。姉妹猫の「でぃ」ちゃんに対しても、付かず離れずの距離を保っています。そんな「ほぅ」ちゃんのペースを大切にしながら、ゆっくり寄り添ってくださるご家族をお待ちしています。

※センター収容時に実施した健康診断で膀胱に結石があることがわかり、昨年12月に避妊手術とあわせて結石を取り除きました。その後膀胱炎などの症状もなく、いたって元気に暮らしていますが、結石を作りやすい体質の可能性があるため、当センターでは下部尿路系に配慮した療法食を与えています。膀胱結石は食事で再発を防止できると言われているので、お家にお迎えいただいた後も、動物病院と相談しながら適切なフードを選んでいただくようお願いします。

(仮名)でぃ(雑種キジトラ メス 推定7歳)【R7.6.5更新】

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収容理由 飼い主の事情により、岩見沢保健所に収容されました。
センター移動日 令和6年12月3日
避妊・去勢状況 避妊済み
猫エイズ 陽性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・ほぅちゃんと同じお家からきました

丸みのある優しい顔立ちと、ふっくらした体つきがチャームポイントの「でぃ」ちゃん。姉妹猫の「ほぅ」ちゃんに比べて、おっとりマイペースな性格です。ケージの外ではお散歩や日向ぼっこの時間も楽しんでいますが、自分のお部屋でまったり過ごすことも大好きです。とくにお気に入りのハンモックの上でのんびりしていることが多く、運動は好まないタイプです。

ケージに近づくと、時々そっと手を伸ばして「もし、そこのあなた…」と控えめにタッチしてくることがあり、そんなさりげない甘え方がとても可愛らしく、「でぃ」ちゃんの少し甘えん坊な一面が垣間見えます。ただ、「ほぅ」ちゃんと同様、撫でられるのは”ほどほど”が好きで、長時間のスキンシップや力強い撫で方は苦手です。「でぃ」ちゃんの気分や様子を見ながら、優しく声をかけて、ちょうど良い距離で接してあげてください。

「でぃ」ちゃんは他の猫たちとは一定の距離を保ちたいタイプで、近づきすぎた猫にはシャー!を伝えることがあります。姉妹猫の「ほぅ」ちゃんに対しても、必要以上に干渉せず、ちょうどよい距離を保っています。そんな「でぃ」ちゃんのペースに寄り添いながら、ゆっくり関係を育んでくださるご家族をお待ちしています。

※センター収容時の健康診断で膀胱結石と血小板減少症を伴う脾臓の形態異常が確認されたため、12月に膀胱結石摘出・脾臓の摘出・避妊手術を同時に行いました。外科手術によりこれらの疾病は完治し、現在いたって元気に暮らしています。ただし、結石を作りやすい体質の可能性があるため、当センターでは下部尿路系に配慮した療法食を与えています。膀胱結石は食事で再発を防止できると言われているので、お家にお迎えいただいた後も、動物病院と相談しながら適切なフードを選んでいただくようお願いします。

(仮名)きじ(雑種キジトラ メス 推定3歳未満)【R7.7.4更新】

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収容理由 負傷動物として、胆振総合振興局室蘭支所に収容されました。
センター移動日 令和7年1月16日
避妊・去勢状況 避妊済み
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 3種混合ワクチン接種済み

控えめで慎重な性格の「きじ」ちゃん。人への警戒心が強く、じっとこちらの様子を伺っていますが、攻撃性はなく、少しなら触らせてくれるようになってきました。

最初の頃は狭くて暗い場所を好んで過ごしていましたが、今ではハンモックの上で寛ぐ姿も見られるように。小さな変化ですが、「きじ」ちゃんにとっては大きな一歩です。食べることが大好きで、ごはんの準備が始まるとケージの下で静かに待機していたり、おやつを差し出すと自分から近づいてきて嬉しそうに食べてくれる姿がとても可愛らしいです。

他の猫に対してはとても穏やかで寛容な性格で、好奇心を覗かせながら、尻尾を立てて嬉しそうに近づいていきます。温厚で優しい先住猫さんがいるお家であれば、「きじ」ちゃんもより安心して心を開いてくれるかもしれません。

ゆっくりと時間をかけて、「きじ」ちゃんのペースに寄り添ってくださるご家族をお待ちしています。


※負傷時に骨盤を骨折していたため、しばらく段差のないケージで安静を保っていました。現在はすっかり回復し、運動も他の猫と変わらずできるようになりました!

(仮名)エン(雑種キジトラオス 推定5歳以上)【R7.7.4更新】

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収容理由 飼い主の事情により、江別保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年2月26日
避妊・去勢状況 去勢済み
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・ムギと同じお家から来ましたが、相性は良くないようです。

貫禄のある見た目とは裏腹に、じつは繊細で寂しがり屋な「エン」くん。センターに来たばかりの頃は、慣れない環境に不安を感じ、大きな声でよく鳴いていましたが、今では人に構ってもらいたくて仕方がない様子。ケージの上から「ドン!ドン!」と大きな音を立てて、元気いっぱいに降りてきます。

ケージの外では自由気ままに動き回り、人の足元にスリスリしてくる甘えん坊で、写真撮影では中々じっとしてくれないため、職員は毎回嬉しい苦戦を強いられています。また、おやつを見せると目をキラキラさせながら膝に飛び乗ってくる食いしん坊な一面も魅力のひとつです。

人にはとても優しくて穏やかな性格ですが、同性の猫には少し強気になってしまうこともあります…。できれば、「エン」くんひとりをたっぷり可愛がっていただける環境が安心です。

朝には出勤してくる職員を窓からジッと見守ってくれる「エン」くん。新しいお家でも、家族のことを見守る温かな存在になってくれそうです。「エン」くんのペースを大切にしながら、たくさんの愛情を注いでくださるご家族との素敵な出会いをお待ちしています。

(仮名)トノ(雑種黒 オス 推定10歳)【R7.7.4更新】

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収容理由 飼い主の事情により、岩内保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年4月15日
避妊・去勢状況 去勢済み
猫エイズ 陽性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・アズキと同じお家から来ました

右後肢の治療を終えた「トノ」くんは、今日も元気に過ごしています。アキレス腱の断裂や伸びの影響で、踵をつけて歩いてしまいますが、負担を減らすために靴下を履いて生活するなど工夫しながら、他の子たちと変わらず過ごしています。

人懐っこく穏やかな性格で、撫でられるのも大好き。ケージの清掃中にはスタッフに体をすり寄せ、「撫でて!かまって!」と猛アピールしてきます。また、ケージの中より外で自由に過ごすことが好きで、センターに来た当初から隙を見てケージの外に飛び出す姿も見かけました。戻そうとすると、膝の上にちょこんと乗って甘えてくるなど、愛嬌もたっぷりです。

「トノ」くんがのびのびと自由に過ごしながら、たくさんの愛情に包まれて穏やかな毎日を送れるよう、優しいご家族との出会いをお待ちしています。

※入所時の検査で、骨盤骨折の痕跡や右後肢のアキレス腱の一部断裂など、大きな傷を負っていたことがわかったため、酪農学園大学附属医療センターで治療を受けつつ、ケージで安静にしてもらっていました。ぐるぐる巻きの包帯も、エリザベスカラーも嫌がることなく、注射をされた後もゴロゴロ喉を鳴らす模範的な患者だったこともあり、順調に回復し、現在は運動や歩行にほとんど支障は見られません。小さなことにこだわらない、とてもおおらかな子です。

(仮名)ムギ(雑種キジトラ オス 成猫)【R7.7.4更新】

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収容理由 飼い主の事情により、江別保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年4月22日
避妊・去勢状況 去勢済み
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・エンと同じお家から来ましたが、相性は良くないようです。

大きな体でどっしりと構えた姿が頼もしい「ムギ」くん。でも、じつはとても繊細で怖がりな性格です。センターに来たばかりの頃は、ケージの中でジッを固まり、人が近づくと「シャー!」と威嚇することもありました。

気分屋なところがあり、時にはパンチが飛んでくることもありますが、自分からケージに体をスリスリさせて甘えたり、隙間から手を伸ばして「かまって」とアピールすることも。そんなツンデレでお茶面なところも、「ムギ」くんならではの魅力です。また、おもちゃも大好きで、狙いを定めて素早く飛びつく姿は迫力満点です!

同性の猫に対しては、自分の居場所を主張するような素振りを見せることがあるため、先住猫さんがいる場合は相性に注意が必要です。センターでは可憐な女子猫たちに囲まれて落ち着いて過ごしています。できれば「ムギ」くんひとりをたっぷり可愛がってくださるお家が理想です。

「ムギ」くんのペースに寄り添いながら、時間をかけて少しずつ距離を縮めてくださるご家族との出会いをお待ちしています。

(仮名)らいす(雑種茶白 メス 推定10歳以上)【R7.7.4更新】

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収容理由 飼い主の事情により、浦河保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年5月1日
避妊・去勢状況 未避妊
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・きんと同じお家から来ました
・現在、腫瘤の治療中です

スコティッシュフォールドのような、まあるい顔と垂れ耳が愛らしい「らいす」。まあるいのは見た目だけでなく、性格もとてもおおらかで、とびきり人が大好きな優しい子です。

下腹の腫瘤(現在治療中)によって、お腹に液体がたまってしまうこともあり、見た目が痛々しく映ることがあります。しかし、そんなときでも「らいす」本人はどこ吹く風。こちらの心配をよそに、「撫でて、撫でて」と頭や体をグイグイ押し付けてきます。人との触れ合いが何よりも嬉しいようで、甘える姿はとても健気で愛おしく感じられます。

今のところ腎臓の機能も安定しており、体調も良好です。他の子に比べるとハンデはありますが、それ以上にあふれる魅力と、まっすぐな優しさを持った子です。「らいす」のありのままを受け止めて、温かく寄り添ってくださる温かなご家族との出会いを心よりお待ちしています。


※保健所にいた時から、下腹に多量の液体を含む大きな腫瘤がありました。この腫瘤は良性の可能性が高く、現在、中の液体を抜きながらホルモン剤による治療を行っていますが、完治までにはもう少し時間がかかりそうです。また、収容時の健康診断で、左右の腎臓に多数の嚢胞(空洞)があることが判明しました。遺伝的な要因によるとみられ、現在の年令に至るまでゆっくりと進行し、今回たまたま検査で発見された可能性が高いです。今のところ腎臓は正常に機能していますが、今後嚢胞化がさらに進めば、いずれ腎不全に向かうと考えられます(発症前に天寿を全うする可能性もあります)。嚢胞腎の進行スピードは急に速まることもあり、その時はほぼ回復が見込めないとも言われています。

「らいす」は現在、食欲旺盛で体調も良く、常に人との触れあいを求めてきます。この子が少しでも長く幸せな時間を過ごせるよう、事情をご理解のうえ寄り添ってくださる飼い主さんを募集します。

※新しい飼い主さんが決まりました!(仮名)ハッチャン(雑種キジ白 オス 推定5歳未満)【R7.7.6更新】

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(仮名)サン(雑種黒 オス 成猫)【R7.6.26更新】

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収容理由 飼い主の事情により、室蘭保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年5月16日
避妊・去勢状況 未去勢
猫エイズ 検査予定
白血病ウイルス 検査予定
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・ポッポ、シッポ、ボンドと同じお家から来ました
・現在、尿閉の治療中です

まだまだ怖がりな「サン」。ハンモックの上で静かにこちらを見つめて、じっと固まっています。環境の変化や人とのふれあいには慎重で、慣れるまでに少し時間がかかるタイプかもしれません。無理に触ったり、構ったりはせず、今は「サン」が自分から動き出してくれることを静かに待つことが大切かもしれません。お家にお迎えいただく際は、なるべく静かな環境や、ケージに毛布をかけて目隠しを作ってあげるなど工夫があると少し安心してもらえそうです。焦らずゆっくりと、少しずつ心をほぐしていけるような、優しいご家族との出会いを待っています。

(仮名)ボンド(雑種シャム系 オス 成猫)【R7.7.2更新】

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収容理由 飼い主の事情により、室蘭保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年5月16日
避妊・去勢状況 去勢済み
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・ポッポ、シッポ、サンと同じお家から来ました

怖がりで控えめな性格の「ボンド」。普段は猫ハウスの中でひっそりと過ごしている、大人しく穏やかな子です。人の急な動きにはまだ緊張で身構えてしまうこともありますが、最近は他の子を撫でていると、「ぼくも…」と言わんばかりに、静かに猫ハウスから出てきて、撫でられるのをじっと待っています。

新しい環境や人に馴れるまでには、少し時間がかかるかもしれませんが、焦らずに寄り添ってくださるご家族がいれば、少しずつ心を開いて、甘えてくれる子になってくれそうです。「急がなくていいよ」と言ってくれる、優しいご家族をお待ちしています。

(仮名)きき(雑種黒 メス 成猫)【R7.6.5更新】

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収容理由 飼い主の事情により、岩内保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年5月20日
避妊・去勢状況 未避妊
猫エイズ 検査予定
白血病ウイルス 検査予定
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・ちっぷと同じお家から来ました
・後日、健康診断予定

人が近くにいるとケージの中でゴロンと横になり、猛アピールしてくる甘えん坊の「きき」。小さな体からは想像できないほどの大声で人を呼びます。とくに、他の子を撫でている時には待ちきれず、嫉妬混じりの声が部屋中に響きます。「自分だけを見ていてほしい!」そんな一途なところこそが、この子の一番の愛されポイントかもしれません。口の中を見てみると、歯が少なめで、シニア世代の可能性もあります。それでも、そんなことを感じさせないほど、明るく前向きな性格の持ち主です。人とのふれあいが大好きな、甘えん坊の「きき」にたくさんの愛情を注いでくださるご家族をお待ちしています。

※新しい飼い主さんが決まりました!(仮名)ちっぷ(雑種シャム系 メス 成猫)【R7.7.8更新】

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(仮名)つむぎ(雑種キジ白 メス 推定5歳未満)【R7.6.26更新】

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収容理由 、倶知安保健所の収容されました。迷子のため、倶知安保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年6月5日
避妊・去勢状況 避妊済み(耳カットあり)
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・ソラ、カナデと一緒に生活していたと見られます。

環境にかなり慣れてきた様子の「つむぎ」。同じ保健所からきた「ソラ」「カナデ」の中でも、いちばん人懐っこい性格です。自分から積極的に甘えてくる姿がとても可愛らしく、これからさらに甘えん坊になってくれる予感がします。人との関わりを楽しめる、愛情深い子です。

(仮名)ソラ(雑種キジ白 オス 推定5歳未満)【R7.6.26更新】

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収容理由 迷子のため、倶知安保健所の収容されました。
センター移動日 令和7年6月5日
避妊・去勢状況 去勢済み(耳カットあり)
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・つむぎ、カナデと一緒に生活していたと見られます。

まだ少し怖がりな「ソラ」ですが、少しずつ心を開いてきてくれています。慣れてくると安心した様子でハンモックから降りてきて、ケージに身体をすり寄せてくれることも。そっと撫でてあげると、とても嬉しそうな表情を見せてくれます。時間をかけて丁寧に接することで、もっと甘えてくれるようになりそうです。

(仮名)カナデ(雑種キジ白 オス 成猫)【R7.7.2更新】

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収容理由 迷子のため、倶知安保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年6月5日
避妊・去勢状況 去勢済み
猫エイズ 陰性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・つむぎ、ソラと一緒に生活していたと見られます。
・後日、健康診断予定

体は大きいけれど、少し臆病な性格の「カナデ」。新しい環境に慣れるまでには少し時間がかかりましたが、今ではすっかり甘えん坊な一面を見せてくれるようになりました。撫でると自分から頭や顔をぐいぐい押し付けてきて、「もっと撫でて」とアピールしてくれる様子がとても可愛らしいです。

保健所での生活に慣れてからは、抱っこもできたそうです。「カナデ」のペースに寄り添い、ゆっくりと関係を深めていくことで、これからますます甘えん坊で優しい、温かな存在になってくれそうです。

(仮名)みぃ(雑種 メス 推定1歳前後)【R7.7.4掲載】

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収容理由 負傷動物として、苫小牧保健所に収容されました。
センター移動日 令和7年6月26日
避妊・去勢状況 避妊済み
猫エイズ 陽性
白血病ウイルス 陰性
その他 ・3種混合ワクチン接種済み
・左後肢脛骨骨折(治療中)

まだ新しい環境に緊張気味で隠れています。

猫のエイズ(猫後天性免疫不全症候群)について

猫エイズとは、猫免疫不全ウイルス(FIV)の感染により猫の免疫機能が低下する病気です。さまざまな感染症にかかりやすく、健康な猫では感染しても無症状や軽症で済むような病原体でも重症化し、死亡することがあります。

猫エイズのウイルスは猫のみに感染し、人間や他の動物にはうつりません。人のエイズウイルスと同様、濃厚な接触がなければ感染しませんが、ケンカや交尾で感染するため、ウイルス陰性の猫とは同居を避けるのが望ましいです。また、感染拡大のリスクを減らすため、去勢・避妊手術も必要です。

日本では、このウイルス陽性の野良猫が普通に見られます。野良生活や不衛生な環境でウイルスに感染してしまった猫でも、環境の整ったストレスの少ない屋内で、十分な栄養を与え、体調に変化があれば早めに対処するよう心がければ、ノンキャリアの猫と変わらず天寿を全うできることも少なくありません。

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