療育センター利用案内

利用案内

入院(生活棟 45床)

当センターは、医療型障害児入所施設として、0才から18才までのお子さんを対象として、長期入院、主にリハビリテーションを目的とした短期入院を行っております。

利用手続き・費用

なお、入院は、児童福祉法による契約に基づく入院となります。市町村の福祉の窓口または所轄の児童相談所にご相談下さい。入院費用は所得に応じて定められた負担金(施設給付負担金、医療費負担金)を納入していただくことになります。
※ご家族に感染症の罹患者がいらっしゃる場合は、発症日により入院を控えていただく場合がありますのでご了承願います。

パンフレット等

親子入院(親子棟 15床)

親子入院は、お子さんと保護者が一緒に入院し、診察、リハビリテーション、各種検査、保育、生活支援、講義などを通じて、家庭に戻られての生活や居住する地域での療育に生かしていただくためのサポートを行っています。

親子入院の対象と期間

・肢体不自由児(肢体不自由や、運動発達が心配なお子さん)、入院期間 2~4週間
・ことばが心配なお子さん(短期入院) 入院期間 4泊5日
・ダウン症児(短期入院) 入院期間 4泊5日
・パラスポーツ(スポーツ体験を目的とした短期入院) 入院期間 3泊4日

利用手続き・費用

希望される場合は、外来(小児科又は整形外科)を受診していただき、親子入院の利用についてご相談ください。
なお、入院費用は、所得に応じた負担金のほか、付き添われる保護者の方の食費(実費)を納入していただきます。

パンフレット等

総合案内

・令和5年度親子入院案内(PDF 1.27MB)

入院のしおり

・親子入院のしおり(一般親子入院) (PDF 588KB) 

・親子入院のしおり(ことばの短期入院)(PDF 602KB)

・親子入院のしおり(パラスポーツ短期入院)(PDF 625KB)

・親子入院のしおり(ダウン症)(PDF 589KB)

・親子入院のしおり三折り版(一般親子入院) (PDF 411KB)

・親子入院のしおり三折り版(ことばの短期入院)(PDF 363KB)

・親子入院のしおり三折り版(ダウン症)(PDF 732KB)

スケジュール

・スケジュール(令和5年度ことばの短期親子入院) (PDF 79.9KB)

・スケジュール(令和5年度パラスポーツ短期親子入院)(PDF 72.2KB)

・スケジュール(令和5年度ダウン症短期親子入院)(PDF 107KB)

歯科入院

一般歯科では、治療が難しい自閉スペクトラム症などの障がいをもつお子さんに対して、2泊3日程度の入院(親子棟利用)による歯科治療を行っています。

利用手続き・費用

希望される場合は、歯科外来を受診し、歯科医師と相談してください。
なお、入院費用は、お子様の医療費(健康保険適応)と食事療養費、付き添われる保護者の方の食費(実費)となります。

外来

外来では、小児科診察、整形外科診察、装具外来、椅子外来、摂食外来、各種医療精査、発達検査、リハビリテーション(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)などを行っています。原則として予約制をとっておりますので、電話予約のうえ受診をしてください。
当センターの外来受診においては、診察・リハの各種場面でお子さん(18才未満)の様子や支援方針の確認を行うため、保護者または入所されている施設職員等の同伴を原則としております。一般の医療機関とは異なりますことをご理解ください。
なお、外来受診では、発熱や、体調の悪い方の来院をご遠慮いただいております。受診されるお子さんはもとより、同伴のご家族の方におかれましても同様の対応とさせていただいていますのでご理解、ご協力をお願いいたします

ご予約について

〇電話でのご予約 0166-51-2126
音声案内に従って「1」を選択していただくと外来受付に直接つながります。
〇受付時間 8時45分~17時30分
〇外来診療の予約受付につきましては、4か月先までの予約が可能です。
〈例 :令和4年(2022年)2月1日に、令和4年(2022年)6月1日までの予約が可能〉

なお、装具外来と椅子外来は事前の診察が必要です。
医療費は、各種健康保険等が適用になります。また、各種医療費助成の適用もありますので受給者証をお持ちください。

歯科外来は月・水・金曜日の午後のみの完全予約制となっております。救急対応は行っていません。
新患受付は18歳以下で当センター小児科通院中の方のみとさせて頂いております。

診察日について
整形外科
小児科
歯科午後午後午後
摂食外来第2
装具外来午後
椅子外来午後

※不定期で水曜日(整形外科)・火曜日(歯科)は手術日になります。

摂食外来

食べることの心配について、総合的にサポートしていきます。当センター小児科受診後、スタートとなります。

心理について

○お子さんの発達を知るための発達検査と知能検査について

センターでは、お子さんの成長の確認、発達の特徴を把握、よりよい支援のあり方やヒントを探ることを目的として、発達検査、知能検査を実施することがあります。お子さんの発達の多角的に捉え、主治医が診断する上での参考情報とするものです。
これらの検査は、主治医の指示のもと専用室にて心理検査担当(公認心理師、判定員等)が実施しています。また検査が終わるまでの間、保護者様にはセンター敷地内での待機をお願いします。

医療情報・システム基盤整備体制充実加算について

当センターは、診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
また、オンライン資格確認を行う体制を有しており、令和5年4月から、初診料にかかる「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」を算定します。
「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」は、保険医療機関において、初診時に患者さんの薬剤情報や特定健診情報等の診療情報を活用して、質の高い医療を提供する体制について評価するものです。
つきましては、受付窓口に設置してあるカードリーダーを利用することで、正確な保険の資格や診療情報のの取得・活用がスムーズに行えますので、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。

マイナ受付

※ 医療情報・システム基盤整備体制充実加算      
(初診時)                       
 ・加算1(従来の保険証を利用した場合)…4点       
 ・加算2(マイナ保険証を利用した場合)…2点       

地域支援

当センターでは、道北・道東地域に居住する障がい児が地域間格差のない療育支援を受けられることを実現するため、道北・道東に医療スタッフを派遣する地域支援を行っております。

地域療育支援(旧 巡回療育相談)

昭和45年(1970年)より、市町村等からの多様なニーズ要請(診察・評価、療育プログラムの提供、関係機関への紹介、乳幼児健診後の精査・フォローなど)に応じて、医療スタッフを派遣しています。市町村等の依頼を受け当センターが独自で行っている支援です。

障がい児支援体制整備事業道立施設専門支援事業

平成元年(1989年)より、地域の療育を担っている発達支援センターの職員養成を目的として北海道が実施しているものです。

特別通院・通学制度のご案内

特別通院・通学制度とは

家庭で生活しながら、旭川子ども総合療育センター(以下、センター)で療育を受け、併設している旭川養護学校で教育を受けることをいいます。
従来、旭川養護学校入学の要件は、センター入院児童が対象になっていました。「家庭から通わせたい」「学校に通いながら、リハビリテーションを受けたい」などの要望を受け、昭和62年より「特別通院」として試行しました。その後、北海道教育委員会、北海道保健福祉部との協議を重ね平成10年に「特別通院・通学」との名称で開始となりました。

対象となるお子さん

対象のお子さんは、入所している児童と同程度の障がいを有し、かつ通院・通学によって療育効果が見込まれる小・中・高等部の児童生徒です。
通院・通学範囲は、特に定めてはいませんが、毎日、通えることが原則となります。なお、通院・通学が困難となった場合は対象外となります。

特別通院・通学の日課と利用のきまり

旭川養護学校では、小学校、中学校に準ずる教育課程及び、特別支援学校高等部の教育課程による教育、障がいによる学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を図るために必要な知識、技能、態度及び習慣を養うことを目標とした教育が実践されます。
年単位で決められている時間割には、外来診療としてのリハビリテーションの時間が組み込まれています。リハビリテーションは、週一回、お子さんの障がい等に合わせて理学療法、作業療法、言語聴覚療法のいずれかを実施します。
ご家族・学校・センターとの協力体制のなかで維持される制度です。決まりについて、十分にご理解ください。
1.通院・通学について
通院・通学は、保護者の送迎を原則としています。
2.リハビリテーションについて
リハビリテーションは、外来診療のルールに沿っての実施となります。医師の定期受診を必要とし、実施日の受付(朝)、精算を原則としていますのでご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
 リハビリテーションの内容、希望について確認させていただくため、年間で面談日、夏休み・冬休み相談日を設定させていただいております。

医療行為と医療的ケア、その他

医療行為は(喀痰吸引、導尿、胃ろう等)は、原則、保護者が行うことになっています。なお、センターで行う医療行為、養護学校で行う医療的ケアは、それぞれ対応が異なりますので、内容を十分ご理解の上、担当者にご確認ください。体調の変化により継続的に通院・通学が難しいと判断された場合は、センター本入院及び訪問教育の是非を含めご相談させていただく場合があります。
申込みは、センター小児科、整形外科を受診されていることが前提となります。
特別通院・通学を希望される前年の秋頃までに受診と相談を済ませてください。詳細は、センター地域連携課または、旭川養護学校にお問い合わせください。

短期入所事業(ショートステイ)

利用料は、お子さんの障がいの程度によって違ってきます。
詳しくは市町村の福祉の窓口にご相談ください。

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