消費者物価指数（令和6年（2024年）7月分）

消費者物価指数（令和6年（2024年）7月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和6年7月の北海道における消費者物価指数の総合は110.5で、前月比は0.5％の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、住居(1.6%)、光熱・水道(2.1%)、家具・家事用品(1.4%)、交通・通信(0.6%)、教養娯楽(0.6%)、諸雑費(0.3%) が上昇。一方、食料(△0.7%)、被服及び履物(△1.5%)は下落。保健医療、教育は変わらなかった。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
住居	設備修繕・維持	8.0％
光熱・水道	電気代	4.4％
家具・家事用品	家庭用耐久財	3.6％
食料	肉類	2.9％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	果物	△6.5％
食料	野菜・海藻	△4.3％
家具・家事用品	室内装備品	△3.2％
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	△2.6％

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は117.6で、0.7%の下落。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	122.2	0.1
生鮮野菜	112.9	△6.5
生鮮果物	123.2	△6.8

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は105.1で、1.6％の上昇。
(3)光熱・水道は125.6で、2.1％の上昇。
(4)家具・家事用品は120.4で、1.4%の上昇。
(5)被服及び履物は109.1で、1.5%の下落。
(6)保健医療は102.0で、変わらなかった。
(7)交通・通信は98.2で、0.6%の上昇。
(8)教育は101.3で、変わらなかった。
(9)教養娯楽は113.5で、0.6%の上昇。
(10)諸雑費は106.5で、0.3%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.1%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(2.9%)、住居(1.7%)、光熱・水道(9.1%)、家具・家事用品(4.2％)、被服及び履物(3.6%)、保健医療(1.4％)、交通・通信(1.2%)、教育(1.0%)、教養娯楽(5.0％)、諸雑費(1.1%)が上昇。下落したものはなかった。