知事コラム220331

3月31日配信:なおみちカフェ in 渡島

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、思うように地域を訪問することができず、地域で特色ある取組を実践されている方々から直接お話を伺う「なおみちカフェ」としては11回目の開催となりましたが、先週末の3月26日に、長万部町の「長万部アグリ株式会社」を訪問してきました。

 長万部アグリさんでは、「エンリッチミニトマト」というブランドで、糖度の高いミニトマトを通年で栽培されており、このミニトマトとトマトジュースは、長万部町のふるさと納税の返礼品にもなっています。

 土を使わず、砕いたサンゴと地元の特産であるホタテの貝殻を混合したアルカリ性の培地で栽培し、トマトにストレスを与えることで、高い糖度のトマトとなります。さらに、水の供給を制限する一般的な高糖度トマトの栽培方法とは異なり、水分を十分供給するため、高糖度でありながらたくさん実をつけることが可能になるというお話を伺いました。

 私もミニトマトをいただきましたが、甘みとコクのバランスが絶妙で、とても美味しく、思わず何度も手が伸びてしまいました。トマトが苦手な方でも、こちらの商品なら大丈夫という声があるのも納得の味でした。

 また、町内にキャンパスがある東京理科大学などとの共同研究により、大量に廃棄されているホタテの貝殻を活用することで生産コストを下げるとともに、温泉熱などの再生可能エネルギーやICT技術も活用して生産体制を確立されるなど、地域が持つ資源やポテンシャルにデジタルをかけ合わせて、地域の活性化につなげている素晴らしい取組だと感じました。

 このプロジェクトは、町長が東京理科大学にトップセールスを行ったことから始まったと伺いました。地域が一層輝くためには、リーダーの情熱と果敢な行動力が重要であるという思いを新たにする機会となりました。
今回、お話を聞かせていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 明日からは4月です。新年度においては、新型コロナウイルスの感染状況などを見極めながらとなりますが、どんどん地域を訪問し、現場で頑張っている方々とお会いして、その熱い思いに触れ、地域を元気にしている取組を広く発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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