東日本大震災の発生から十五年を迎えました。
はじめに、犠牲となられた多くの方々に、あらためて深い哀悼の意を捧げますとともに、被害に遭われたすべての皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
震災から今日に至るまで、被災地の皆様は、計り知れない悲しみや困難を胸に抱えながらも、将来を見据え、地域の再建と未来への歩みを着実に進めてこられました。その不断のご努力に対し、深い敬意を表するものであります。
北海道には、震災をきっかけに、最も多いときで約3,200名の方々が避難され、現在もなお、700名を超える方々が、この地で生活を続けていらっしゃいます。慣れない土地での暮らしの中で築かれてきた人と人とのつながりを大切にしながら、日々を過ごされていることと思います。
今後も、道内で生活されている避難者の皆様が安心して日々を送ることができるよう、また、ご家族との離れての生活や健康、将来への不安などが少しでも和らぐよう、避難された方々への情報提供や相談対応、さらには交流の機会を設けるなど、引き続き必要な支援に取り組んでまいります。
被災されたすべての皆様が、一日も早く穏やかな生活を取り戻され、地域の復興と再生が着実に進んでいくことを心より願うとともに、この震災の教訓を決して風化させることなく、防災・減災の取組を進め、安全で安心して暮らせる地域社会の実現に努めていくことをお誓い申し上げます。
令和8年3月11日
北海道知事 鈴木 直道
