この度、Rapidus株式会社が、最先端半導体工場の建設予定地として、北海道千歳市を選定することを決定されました。
今月16日、私から小池社長に対して本道への立地を要請したところ、本道の立地優位性や道の政策、さらには熱意を評価いただき、北海道への立地を早急にご英断いただきました。
東会長、小池社長をはじめ関係者の皆様に深く感謝申し上げます。また、この決定を契機に、北海道に貢献していきたいとのご意向により、「ほっかいどう応援団会議」への参加もいただき、重ねて感謝申し上げます。
Rapidus株式会社が技術開発・量産製造を目指す最先端半導体は、量子、AIなどを含むさまざまな分野で大きなイノベーションをもたらし、我が国の半導体産業の再興・発展、デジタル化や、本道の「ゼロカーボン北海道」と我が国のカーボンニュートラル、更には経済安全保障の鍵となる極めて重要な中核技術です。
また、製造に加え、研究、人材育成等が一体となった複合拠点の立地の実現により、道が振興してきた、ものづくり・デジタル産業の飛躍はもとより、世界中から研究者や技術者が集うデジタル人材拠点の形成につながることが期待できます。
道としては、「メイドイン北海道」の世界最先端・最高水準の技術を世界に届け、研究開発や人材育成など、最先端半導体の中心的な拠点整備が、本道において円滑に進められるよう、国や千歳市とも密接に連携してまいります。