業務の目的
観光分野でのドローンの活用は、空撮画像をPR用途に使うような一次的な利用にとどまっており、アクティビティやアトラクションとしてのドローンの活用は地域の観光振興や魅力発信・活性化の糸口となり得ます。
観光需要の回復やドローンの国家資格制度の開始も踏まえ、ドローンを活用した観光コンテンツについて検討・企画立案し、その実現可能性について整理することで、観光分野におけるドローンの社会実装を促進します。
業務の内容
- ドローンを活用した北海道らしい観光コンテンツについて最低6事例を提案。関連する制度やステークホルダー等について整理
- 事業者への聞き取りやニーズ調査を実施し、実現可能性について検証
- 観光分野でのドローン活用に関し、学生などによるアイデアソンの開催
- 提案する観光コンテンツ1事例について、冬季に実際に実証
ドローンの飛行実証の実施について
本事業においては、観光分野における新たな活用策についてた飛行実証を行うこととしており、次のとおり実証の様子を公開いたします(随時追加)。ご関心のある方は是非見学にお越しください!
※当日の天候状況によって中断・中止となる可能性がありますのでご留意ください。
●令和5年
(内容)
アイデアソンの実施について
11月12~13日、北海商科大学、ハイテクノロジー専門学院、ニセコ町立ニセコ高等学校の学生に皆さんにご参加いただき、「観光分野におけるドローンの活用」をテーマにアイデアソンを開催いたしました。
まず、ドローンに関する基礎的な知識に関する座学や、ドローンの操縦体験を行っていただき、その後、アイデアソンとして2組に分かれ、意見を話しあっていただきました。
終始和気藹々とした雰囲気で、自由な発想でいろいろなアイデアを出していただきました。結果は、実証の中でも活かせるように取り組んでいきます。
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