魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。
地⽅名︓ガゴメコンブ、ガモメ、ガモ
コンブ科/全⻑1.5〜2m
今注目の粘りけが強い昆布は美容と健康に効果的
成⻑した葉は幅広いささの葉状で、⻑さは1.5〜2m、幅は15〜30cm、縁辺部はほとんど波打たない のが特徴です。茎は円柱状ですが上部が偏平となり、⻑さは6〜10cm、直径は8〜12mmになります。
函館市から室蘭市付近まで分布し、主産地は渡島地⽅です。葉は秋から春にかけて伸⻑し、夏には先端 部から枯れて短くなります。
ガゴメはほかの昆布に⽐べ粘りけがあり、とろろ昆布、おぼろ昆布、松前漬けなどの原料として利⽤さ れています。また、ガゴメの特徴である粘りやぬめりの主成分には、抗がん作⽤が確認されている「フ コイダン」がマコンブの約2倍含まれており、健康商品としても注目されています。
しかし、ガゴメの天然資源は減少しており、希少価値とともに価格も⾼くなってきています。
分布図
主産地は渡島。函館市~噴火湾を経て室蘭まで
漁法
- こんぶ漁業
関連サイト
漁獲時期
7⽉〜9⽉※取材情報に基づく
ガゴメ取扱漁協
粘りの強いガゴメコンブを調味料として使えるようにした商品で、「あらつぶ」と「きざみ」の粒状の 異なる2製品が⽤意されています。製品に⾒られる⽩い粉状のものは塩化カリウムで、体内の塩分を排出するために必要なミネラルです。味は通常の塩よりも多少苦味を含んでいます。
函館から室蘭にかけて⾃⽣するコンブで、表⾯にかごの目に似た突起があることからその名が付きまし た。粘りがあるのが特徴で、この粘りの中にフコイダン等の体に良い成分が含まれています。
粘りの強いことで知られるガゴメ昆布を100%使⽤。醸造酢以外の調味料、保存料は⼀切使⽤せず製造された商品です。