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地方名:オカガレイ、クロガシラ
カレイ科/全長 雄:22cm、雌:24cm
頭と側線の湾曲が小さいクロガレイ
両目が体の右側にあり、口は小さいのが特徴。目がある側は黒みの強い褐色で、目のない側は白色でやや黄色みを帯びています。背びれには10~11本、尻びれには7本、それぞれ黒色条紋があり、体長は40cmほどになります。クロガシラガレイとよく似ていますが、クロガレイの方は頭が小さく、側線(うろこ上の頭部から尾部に向かって線状に走る小さな穴の列)の湾曲が小さいことなどで見分けます。
主にオホーツク海沿岸と北海道東部の野付水道から根室湾沿岸、厚岸湾に分布し、海水と淡水が混ざった汽水域に一年中生息します。形態以外に生息場所もクロガシラガレイと似ているため一緒に漁獲されることが多く、販売される際も区別されずに「くろがしら」または「くろがれい」として取り扱われています。
3月中旬~4月下旬の産卵期が旬で、その時期の新鮮なものは刺身や煮つけにするとおいしく食べられます。
分布図

オホーツク海沿岸、東部野付水道~根室湾沿岸、厚岸湾沿岸
漁法
- ほっけ・かれい底建網漁業
- 刺し網漁業
漁獲時期

3月中旬~4月中旬
料理レシピ
クロガレイ取扱漁協
当日水揚げされた新鮮な魚介類を選別して発送。寿都・島牧沖で獲れた旬の鮮魚3種類と5種類のセットがあります。季節により漁獲される種別が違いますので、ホームページなどで確認してください。

