マダラ[真鱈]

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魚の知識・分布図・漁獲時期・漁法・関連サイト・料理レシピ・栄養成分・逆引き辞書・取扱漁協などを詳しく紹介します。

■マダラ[真鱈]

地方名:タラ、ポンタラ(小型魚)

タラ科/全長約1m


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「鱈腹(たらふく)食べる」大食漢

 大きな頭部と顎の下にある1本のひげ、上顎が下顎より前に出ているのが特徴。マダラは冷水性なので、日本では北海道周辺に多く分布しています。生息水温は2~4℃とされていますが、氷点下や10℃以上のところでも分布が確認されています。
 産卵は1年に1回、12月~翌3月に比較的浅い沿岸域に回遊して行われます。
 成魚は口が大きく何でも食べる大食漢として知られ、「たらふく食べる」に「鱈腹」の字をあてるほどといわれます。
 旬は冬で、鮮魚は「タラちり」などの鍋料理の素材となります。淡白な味で鍋もの以外にも、塩焼き、昆布しめなど幅広く利用されます。マダラのオスの精巣は「白子」「タチ」「雲腸(くもわた)」などと呼ばれる人気の栄養食材で、とろける様なその味は汁ものの具にも寿司ねたにも合います。

■分布図

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北海道全域

 

■漁獲時期

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周年。盛漁期:10月~翌3月

■漁法

com09link.gifまだら一本釣り漁業

com09link.gifはえ縄漁業(マダラ・スケトウダラ)

com09link.gif底びき網漁業

com09link.gif刺し網漁業


■栄養成分

com09link.gif食品成分データベース[外部リンク] 文部科学省 食品成分データベース

■マダラ取扱漁協

fis024fod003.jpg com09link.gif戸井漁業協同組合

真たら
冬の鍋料理には欠かせない魚です。鍋にはもちろん、お刺身、焼もの、フライといろいろな調理法で味わえます。1本姿のまま浜から直送しますので鮮度は抜群、選別が難しいため「オス」「メス」どちらかの選択はできません。(漁期:11月~3月)

fis050fod001.jpg com09link.gif散布漁業協同組合

たら
大型魚で捨てるところなし、旬は厳冬期で身は、たらちり鍋、三平汁、オスの白子は酢の物、てんぷらに最適です。(漁期:10月~1月)

fis024fod002.jpg com09link.gif羅臼漁業協同組合

マダラ
鍋の具材としてはおなじみですが、フライやムニエル、さっと塩をして軽く干した後に焼いてもおいしく食べられます。一手間かけてルイベや昆布〆作りもおすすめです。価格は変動しますので事前に問合せてください。

fis024fod001.jpg com09link.gif船泊漁業協同組合

真だら
冬の魚の代表選手がマダラです。礼文島船泊港に水揚げされる獲れたての新鮮なものをオス、メスともに販売しており、オスのお腹には真だちが、メスのお腹にはたらこが入っています。

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森林海洋環境局成長産業課のカテゴリ

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