企画展示
「簿書(ぼしょ)」が語る人・地域の歴史~身近にある文化財に親しもう~
場所
文書館閲覧室
期間
2025年(令和7年)10月28日(火)~11月6日(木) ※休館日の10月31日(金)、11月4日(火)は除く。
(ただし、10月31日(金)については、同日開催の施設見学会の参加者のみ展示がご覧になれます。)
内容
文書館の所蔵する簿書(ぼしょ)と呼ばれる資料群のうち、国の重要文化財に指定された開拓使文書の原本などを展示します。
今年度は、開拓使により北海道で初めて行われた鮭・鱒の人工孵化に関する史料を展示します。
資料1 鱒卵送付の経過報告書 『魚卵孵化関係書類 自明治十一年至同十四年』 簿書4559 件番号5
資料2 鮭卵運搬用の箱仕様図 『魚類孵化法・漁業取締ニ関スル書類』簿書5457 件番号12
資料2-2 簿書5457『魚類孵化法・漁業取締ニ関スル書類』(表紙)
資料3 鮭卵孵化の経過を描いた写生図 『魚獣皮類集 明治十二年』 簿書5457 件番号12
資料4 鮭卵孵化ノ図 『開拓使事業報告 第三編 物産』
資料5 孵化所見取り図 『魚類孵化法・漁業取締ニ関スル書類』簿書5457 件番号12
資料6 偕楽園孵化所【写真資料】 原本所蔵 北海道大学附属図書館
資料7 偕楽園図 原本所蔵 北海道大学附属図書館
北海道立文書館開館40周年記念展示「文書館資料に見る戦時下の北海道」
場所
文書館展示コーナー、文書館階段
期間
2025年(令和7年)7月1日(火)~10月30日(木)
内容
今年2025年(令和7年)は、アジア太平洋戦争の終結から80年、また、北海道立文書館の開館40年に当たることから、企画展「文書館資料に見る戦時下の北海道」を開催します。
日中戦争から太平洋戦争へと日本が戦争への道をたどった時期に、耐乏生活を強いられつつ戦争へ協力していた人々の暮らしの様々な場面を、40年にわたり当館が大切に保存・管理してきた資料によって見ていきます。
構成・タイトル
- ケース1上パネル はじめに,説明(日中戦争・アジア太平洋戦争),戦勝を祝う人々
- ケース2上パネル 兵士を送る, 米国及英国ニ対スル宣戦ノ件
- ケース1 現役兵証書・捕虜が携帯した物品一覧・胸章
- ケース2 出征する道庁職員に届けられた国旗
- パネル1 開戦後のクリスマス
- パネル2 国債購入のすすめ
- パネル3 北の関門空より護れ
- パネル4 防空に関する心得
- パネル5 銃後諸団体用品のカタログ
- パネル6 児童と生徒の勤労奉仕
- パネル7 大政翼賛会中央協力会議
- パネル8 殉国精神を語る
- パネル9 食糧の配給制度
- パネル10 輸入途絶への対応
- パネル11 不足する物資
- パネル12 戦技訓練
- パネル13 根室空襲
- パネル14 戦争末期の学校
- パネル15 学校日記に見る戦後
- パネル16 終戦による変化
- パネル17 『北方農業』に見る意識の変化
赤れんが庁舎展示コーナー
場所
文書館1階エレベーターホール
内容
赤れんが庁舎の歴史に関する資料を展示しています。
•庁舎の概要
•略年表
•庁舎の写真(創建時に近い頃の姿、八角塔撤去後の姿、火災翌日の姿、復旧工事後の姿)
•建築部材に関する資料_1~3
•赤れんが豆知識 天気予報の旗
•参考文献(赤れんが庁舎についてくわしく知りたい)
•庁舎模型
