北海道立文書館 文書等保存利用研修会

文書等保存利用研修会開催のお知らせ

1 テーマ

市町村における歴史資料の収集・保存・利用について

2 目的・趣旨

文書館・公文書館(以下「アーカイブズ」という。)とは歴史資料の保存利用施設のことで、特に親組織の文書を評価・選別し、歴史資料として移管を受ける機能(以下「アーカイブズ機能」という。)を備えたものをいいます。

地方公共団体では、都道府県で45団体、政令指定都市で11団体に独立したアーカイブズまたはその機能を有する施設が設置されており、全国の市区町村でもアーカイブズ機能を整備する団体が少しずつ増えています。

現在道内でアーカイブズが設置されている地方公共団体は北海道と札幌市だけですが、半数を超える市町村が公文書の選別と保存を行っており、それを利用に供する仕組みを整備すれば、アーカイブズ機能を備えた施設の設置につながるものと期待されます。

今回の研修会では、アーカイブズ機能と地域資料の収集・保存・利用機能を併せ持った山形県酒田市文化資料室光丘文庫の概要と取組について報告していただくことで、一つのモデルを提示して、市町村における歴史資料の収集・保存・利用に係る取組の進展に寄与することを目的とします。

また、令和6年7月26日に内閣府が公表した「地方公共団体における公文書管理の取組調査」を参考に、歴史的公文書を選別・保存・利用している道内市町村の取組の現状を紹介します。

3 日時

令和7年(2025年)9月30日(火) 13:00~15:00(見学希望者は16:10まで)

4 場所


北海道立図書館 研修室(江別市文京台東町41)

  • 研修室は、図書館正面玄関から入った正面にある「絵本コーナー」の左側です。
  • 当日は休館日のため、図書館・文書館とも通常利用はできません。

5 次第

次第
  内容 時間
(1) 開会にあたって 13:00~13:10
(2) 報告 道内市町村における歴史的公文書の収集・保存・利用の取組状況
/報告者 当館職員
13:10~13:40
(3) 講演 酒田市文化資料室光丘文庫の概要と取組講演 酒田市文化資料室光丘文庫の概要と取組
/講師 川島 崇史氏(酒田市企画部文化政策課文化財主幹)
13:40~14:40
(4) 質疑応答 14:40~15:00
(5) 文書館施設見学(希望者のみ) 15:10~16:10

6 募集対象・定員

  1. 対象 市町村の資料保存機関に勤務する職員及び歴史資料の保存利用に関心のある一般の方
  2. 定員 40人(先着順)

7 申込方法

電子メール・ファックス・郵便・電話のいずれかで申し込みください。申込みの際は次の事項をお伝えください。

  1. 氏名・読み
  2. 住所
  3. 電話番号
  4. ファックス番号・メールアドレス(ある方のみ)
  5. 所属・職名(任意)
  6. 施設見学希望の有無

問い合わせ・申込先

北海道立文書館
〒069-0834 江別市文京台東町41-1
電子メール somu.monjyo1(イチ)@pref.hokkaido.l(エル)g.jp
ファックス 011-386-6787
電話番号  011-388-3002

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