北海道立文書館所蔵資料案内~私文書 黒田清隆関係文書

分類記号:B85

【閲覧室に設置の冊子目録をご覧ください】

薩摩藩士黒田清隆は、鳥羽伏見の戦い、奥羽騒乱、箱館戦争で功をたて、維新後は外務権大丞、兵部大丞を経て1870(明治3)年開拓次官となった。翌年東久世長官が転任し長官欠員のまま黒田が長官職を代行、1874(明治7)年からは参議兼開拓長官に任ぜられ、北海道開拓の基礎を固めた。1887(明治20)年農商務大臣、1888(明治21)年内閣総理大臣、1895(明治28)年枢密院議長を歴任し、1900(明治33)年没。

資料は、鹿児島県歴史資料センター黎明館が所蔵する黒田清隆関係文書を、(株)北泉社(東京)がマイクロフィルム複製した市販品。マイクロフィルムの付属資料である印刷冊子『鹿児島県歴史資料センター所蔵 黒田清隆関係文書』(犬塚孝明ほか編 北泉社発行 1993)がその目録であり、当館でも同書の写を冊子目録として配架している。なお、黒田清隆関係文書は戦後国立国会図書館憲政資料室に寄託されたが、黒田家に返還された後、鹿児島県歴史資料センター黎明館所蔵となったものである。

資料は、上記目録では次のとおり分類されている。

書翰の部(3リール):差出人五十音順

書類の部(7リール):黒田清隆意見書、戊辰・明治新政関係書類、開拓使関係書類、黒田内閣、枢密院時代、諸氏内政意見書、行政・官制、樺太関係書類、条約改正関係書類、朝鮮関係書類、日清関係書類、日露関係書類、外国事情、伝記資料

明治期

マイクロフィルム10リール

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