北海道立文書館所蔵資料案内~私文書 福島大神宮文書

分類記号:B88

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1 私文書群の作成者に関する情報

現在の渡島管内福島町にある福島大神宮及び神社の宮司を勤める常磐井家に関する文書。
神社の創立年代は不詳であるが、福島村の人々が、1649(慶安2)年松前神明社から小神鏡を奉遷して一社を創立、常磐井氏(延享年間に笹井氏と改称、1887(明治20)年に再び常磐井氏と改称)が代々神職として奉仕した。祭神は天照大神と豊受大神。近世期には神明社と称する。明治4年11月村社に列せられ、福島大神宮と改称した。

2 私文書群の入手経緯

収集方法:複製
入手先及び原蔵者:福島大神宮
受入年月日:2001(平成13)年3月29日

3 私文書群の概要

(1) 資料総点数

マイクロフィルムリール15巻(6,735コマ)、原本397点

(2) 資料年代

1596(慶長元)~1946(昭和21)

(3) 資料内容

近世及び近代明治期の福島町の神社祭儀や近隣神社神主との主従関係、松前藩の神道統制策の実態等 に関する文書や神官常磐井(笹井)氏の家系に関する文書がある。一部は『福島町史 第一巻 史料編』に翻 刻されている。(「常磐井家文書」)
1807(文化4)年正月元日の火災で御神体・社殿・社務所が焼失したため、現存する文化年間以前の文書 は、常磐井氏が白鳥氏日記など関連する神社の記録を筆写して復元したものである。

(4) 私文書群に関連する主な地域

渡島地方

(5) 私文書群に関連する主な主題

宗教

4 利用条件

資料の複写 可
論文等への引用 原本所蔵者を明記すれば断りなく可。
複写物の出版物への掲載 「文書館資料複写物出版・掲載等許可申請書」により文書館に申請すること

5 参考文献

『福島町史 第一巻 史料編』

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