道職員活躍事例集 行政分野選択職員編(保健福祉部)

~ 保健福祉部編 ~

hohuku1 (JPG 55KB)

大沼学園 自立支援課 福祉指導員

   平田 俊一

【採用からの経歴】

  • H28.4.1 オホーツク総合振興局保健環境部社会福祉課子ども子育て支援係
  • R 1.6.1 大沼学園自立支援課

制度の活用は、いつ頃から考えはじめましたか?

 H30年の秋頃、入庁して初めての人事異動を控えた時期、当時の上司との面談の際に、本制度の説明を聞いたときに考え始めました。
 他部と比べて業務も幅広く、業務量も多いことに加え、道民と直接関わることも多いという状況の中、自分の力を十分に発揮できずに悩んでいる方をたくさん見てきました。
 私自身も上手くいかないことが多くありましたが、そんな中でも、人々の幸福の達成を目指すという「福祉」の基本姿勢を学ぶことができ、仕事を通して道民の方々の悩み等を直接聴くことにより、自分で気付いたことをよりよい形で次の世代につないでいきたいと思うようになりました。
 そうした思いの中、一人でも多く保健福祉部で働き続けたいと思う職員を増やしたいと思い、私自身がその見本となるような職員を目指したいと考え、本制度を活用しました。

なぜ、その行政分野を選択したのですか?

 道職員として採用される前、北見市教育委員会社会教育部スポーツ課で臨時職員として勤務し、スポーツ関連団体や学生などの合宿誘致活動を担当させていただきました。採用後もその経験も活かして、地域の活性化を図ることができるような企画を発案、実施したいと考えていましたが、最初の配属は想定もしていなかった福祉分野を担う社会福祉課でした。
 希望する分野ではなかったことから、正直、少し消極的な気持ちでのスタートとなりました。実際に就いた仕事は、イベントの企画や調整など自分の能力を上手く発揮できる場面が多く、楽しさを感じられる時間が持てる一方で、日常的にクレーム対応や債権回収の訪問、手当の認定業務など多忙でストレスも多い職場だと感じていたのを覚えています。
 「福祉」の仕事を続ける中で、苦しいことや悩むことはありましたが、「ありがとう」と道民の皆様から直接感謝の言葉をいただけることが、私の仕事の励みになっていきました。
 そんな日々の積み重ねが、行政職の中でも第一線で「幸せ」を考えることができる素敵な仕事なのだと「福祉」への意識を変えていきました。
 当時の上司である係長をはじめ、先輩職員の支えもあり、初任地で過ごした3年間は、恵まれた環境の中で仕事が出来たと実感しています。
 今では人脈も広がり、仕事もプライベートもより充実したものとなっています。
 今まで出会ってきた先輩職員への恩返しと、自分が学ばせていただいたことを、少しでも後輩職員にバトンのように渡すことのできる、尊敬される職員の1人になりたいと思つています。

~地域でのPR研修~

~地域でのPR研修~

制度の活用を決断した経緯は?不安はなかったですか?

 正直、本制度を利用して行政分野を早期に確定するにあたり、自分の可能性を狭めてしまうのではないかという葛藤はありました。
 保健福祉部は、出先を含めて、道民の皆様と密接に関わることが多く、叱咤されることがあれば、感謝されることもあります。全て直接自分の耳と目で感じることができることは、とても魅力的なことだと感じます。
 また、自分が保健福祉部の仕事に魅力を見出すことができたのは、上司や先輩職員の一生懸命に働く姿、「何とかしてあげたい」と必死に考える姿に共感を覚えたことが大きかったと思います。
 そのような中で自分が得た経験を元に、今後の後輩職員の育成や道民の「福祉」はもとより職員の「福祉」も考えることの出来るような経験をこの部で積みたい、伝え続けたいと思っています。

分野選択後の人事配置や、研修・自己啓発の状況を教えてください。

 分野選択後の人事異動先は、現在勤務中の大沼学園自立支援課です。
 大沼学園は、北海道が設置する児童自立支援施設であり、様々な事情で問題を抱え、家庭から離れて生活する子ども達を支援する施設です。
 現在は、福祉指導員としてリーダー役を担い、集団生活やクラブ活動を通して、子どもたちと一緒に汗を流しながら、熱く語り合う日々を送っています。想定もしていなかった職場への異動で初めは困惑しましたが、1人の大人、道職員として成長が実感できる素敵な職場だと思っています。この職場で巡り会った子どもたちとの縁を、また1つの財産として大事にしていきたいと思っています。
 研修については、自分の知識や視野を広げる目的で、児童福祉関係に関する研修のほか、地域防災マスター認定講習や市町村派遣職員との相互啓発など、機会があれば、保健福祉部関連以外の研修にも参加しています。
 自己啓発としては、居住自治区のイベントへの参加、社会人野球での体力向上など、地域住民との情報交換や交流など、北海道での生活を楽しむことを目的に参加しています。

~電話対応も丁寧に~

~電話対応も丁寧に~

~社会人野球でも活躍~

~社会人野球でも活躍~

制度の活用を迷っている後輩に向けて、メッセージをお願いします。

 北海道職員となったからには、自分がどんな仕事をしてみたいのか、やりたいことはないのか、理想とする自分の姿を想像してみて欲しいと思います。
 小さなことからコツコツと実践して、自分のなりたい道職員の姿を目指して頑張って欲しいです。
 気が利く人間になりたい、家族を大事にしたい、観光事業に携わりたい、医療現場を整えたい・・・何でも良いと思います。自分のキャリアビジョンのために、本制度の活用をしてみて欲しいと思います。
 もちろん、行政分野を選択したことで希望どおりの人事になるわけではありませんし、不安もあると思いますが、どんな職場環境、業務内容にも学ぶことのできる材料はたくさん転がっています。
 また、そこで出会った人との縁を大切にして欲しいと思っています。

カテゴリー

page top