北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)改修事業ポータルサイト
事業概要
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)は、重要文化財として国の指定を受けた、北海道を代表する歴史的建造物ですが、昭和43年の復原工事以来50年以上が経過し、各所に劣化が著しく進行しています。
2018年(平成30年)の北海道命名150周年を契機として、先人から受け継いだ貴重な財産である「赤れんが庁舎」の歴史的価値を保存し、次の世代へ引き継ぐため、大規模な改修を行うこととなりました。
この改修を機に、赤れんが庁舎を北海道観光の呼び水となるよう、国内外に向けた北海道の歴史文化・観光情報発信拠点として位置づけ、館内の展示や活用方法を全面的に見直し、施設の魅力向上を図ります。
主な改修工事の内容
○保存修理工事
屋根の葺替えや壁の欠損部の修復、内装材の張り替えなど
○耐震改修工事
れんが壁に鋼材を挿入するなど、建物全体の耐震性を向上
○公開活用工事
各種設備機器の老朽更新や省エネ化、バリアフリー化など
○仮設工事
素屋根と呼ばれる仮設の屋根や仮設見学施設を設置
スケジュール
令和元年度(2019):着工
令和6年度(2024):工事完了予定
令和7年度(2025):リニューアルオープン予定
各種お知らせ
展示基本設計について
北海道庁旧本庁舎保存活用計画(H29.3)や 赤れんが庁舎リニューアル基本指針(H31.3)で決定した各フロアのゾーニングや各部屋の展示構成などに沿って、館内イメージや各部屋のデザインを作成しました。
改修事業への寄付について
仮設見学施設の一般公開について
修理の内容や工事の様子
八角塔の屋根切り離し
8月3日に赤れんが庁舎の八角塔屋根の移設を行いました。画像は八角塔屋根移設中の様子です。