取組事業者の紹介(食品のトレーサビリティ)
北海道では、トレーサビリティに対する理解の促進及び事業者の取組拡大の推進を図るため、トレーサビリティの取組内容等の情報を提供している生産、製造・加工、流通・販売事業者の方々の様々な取り組みを紹介しています。
※取組の概要は事業者が作成したものです。また、リンク先は各事業者サイトへの外部リンクになります。
生産者
JAきたそらち北竜支所(米)
現在、私達が取組んでいる農薬節減米栽培は、日々召し上がるお米が安全、安心していただけるよう、町全体で使用農薬の削減、統一し栽培しております。私達の取組みをより多くの方々に安心・理解して頂くために、生産者の顔、生産履歴、圃場等を公表することができる生産情報公表農産物 JAS規格を水稲で取得し、「JAきたそらち北竜支所生産情報公表農産物JASサイト」をホームページ上で公開し、皆様にご利用いただいております。
(株)ホクリヨウ(たまご)
ホクリヨウのトレーサビリティでは、たまごに印字された賞味期限と5桁の記号(Uコード)から、パック詰めされたGP工場、生産農場がわかるようになっています。
知内町ニラ生産組合(ニラ)
知内町ニラ生産組合では、消費者の皆様が安心して手にできる関係を目指しており、平成16年からニラの結束テープに生産者番号を明記するなど「トレーサビリティ」の確立を図り、包装フィルムに収穫 ・包装月日をコード化して印字し、ハウス台帳の完備と出荷ほ場番号管理を強化してきております。平成19年からは「QRコード」 を印字することにより「しりうち野菜ホームページ」 と連動させた生産者情報を公開できるようにしています。
JAたいせつ(たいせつ米)
たいせつ農協(JAたいせつ)は、散布した農薬や肥料の量などを農家ごとに把握して、農協が生産履歴を管理する最新鋭のシステムを開発し、基幹作物のコメで平成26年秋から運用を始めました。これは、日本マイクロソフト(東京)やシステム開発会社ネクシス光洋(旭川市)と共同で開発したシステムです。タブレット端末などでのタッチパネル操作で入力できるほか、データの閲覧もできます。安心してお米を食べていただけるよう、栽培履歴を、生産者とともに安心・安全をしっかりチェックしていきます。
JA浜中町(酪農情報システム)
平成13年に国内でBSE問題が発生し、安心・安全な食品への関心が高まったのをきっかけに、浜中農協では平成14年に「酪農情報システム」を構築しました。それにより生産履歴(トレーサビリティ)を明確にする仕組みで酪農が行われています。
JAあさひかわ(生産記帳履歴運動)
JAあさひかわは、トレーサビリティの早期構築に取り組み、すべての農畜産物において「生産記帳履歴運動」を展開し、良質でクリーンな農畜産物の生産拡大を図ることにより、消費者に信頼される産地の確立と地域農業の活性化に努めています。
JA士幌町(トレーサビリティシステム)
JA士幌町では、安心・安全な農畜産物づくりへの取組の一つとして、トレーサビリティシステムを導入しており、生産物の履歴から加工・流通に至るまでの情報をデータベース化し、製品の生産状況を開示できる体制を整えています。さらに、生産履歴データベースを集計・分析することで、品質・生産性の向上に役立つ栽培技術資料を作成し、生産者にフィードバックしています。
製造・加工業者
東日本フード(株)
日本ハムグループトレーサビリティは、日本ハムグループの処理工場及び加工工場で処理・加工された国内牛肉・国産豚肉及び国産鶏肉の生産履歴情報を検索・照会できるデータベースを構築致しています。当社では、お得意先・消費者様に「安全・安心」な食品(食肉)をご提供できるように、日本ハムグループで生産・加工するお肉について、「どこで生まれ・誰が育て・どんな飼料を与えたか」等の生産履歴情報をインターネット上で、お得意先・消費者様に開示しています。
(株)べつかい乳業興社
べつかい乳業興社の商品は、日本一の生乳生産量を誇る別海町の広大な草原と澄みきった空気、摩周湖の伏流水を源とする水で育った乳牛から搾られた生乳を原料としています。酪農家の情熱と工場技術者の技が結集し生み出された、とってもピュアな天然の味わいです。自然を愛する人に、本物を嗜好する人に食していただきたいと願っております。
「安心できる牛乳でありたい!」と願い牧場から生産までの一貫したトレーサビリティ(生産履歴付き牛乳)を導入し、安心・安全と同時に生産者の顔が見える取組みをしています。
(株)豊富牛乳公社
豊富牛乳公社では、豊富町の広い放牧地でのんびり育った乳牛からとれた生乳だけを使用して、お客様に牛乳を届けています。
製品一つ一つに記号で製造時間を刻印しており、記号を見れば、お客様に届いた商品がいつ製造されたものかがわかるようになっています。
ベル食品(株)
ベル食品株式会社(札幌市)は、食品製造メーカーとして安全で良質な商品をお客様に提供することで、お客様に安心と満足を提供したいとの考えから、「食品安全方針」を掲げ、2010年3月に全事業所・全製品でISO2200:2005を認証習得しました。トレーサビリティもその仕組みの一つとして運用しており、原料の入荷から製品への投入に至るまで、システムでひも付けして管理することにより、原料ロットから使用された製造品の特定はもちろんのこと、一時出荷先の把握も可能としております。
流通・販売業者
コープさっぽろ
コープさっぽろでは、法律で義務付けられている牛肉をはじめ、お米や鶏卵などのトレーサビリティ情報をホームページで公開しています。今後も消費者の皆様にとって有意義な情報の提供に努めていきたいと考えています。
ホクレン(米)
北海道の全エリアをカバーしている2つのホクレンパールライス工場では、最新鋭の精米設備と先進的なシステムを導入し、一層の品質向上と細部にわたった商品管理に努めています。
その一環として、パールライス商品を毎日安心して食べていただけるよう
・使用原料の産地情報(原料玄米を出荷した農協名、地区名)
・パールライス商品の製造履歴
・精米品質情報(精米白度や整粒割合など、その商品の品質に係る情報)
を皆様へ公開しています。
(株)エプロン
(株)エプロン(札幌市)では、生産者と消費者をつなぐ青果物の流通会社として、「顔の見える関係づくり」を行い、安心・安全な青果を全国にお届けするとともに、商品の品質向上や環境保全に配慮した農業への取り組みを生産者の方々とともに積極的に進めております。
このため、当社では、消費者の元に届いたすべての商品の出荷経路を把握し、ホームページで栽培履歴の開示や産地情報を紹介しています。
胆西運輸(株)
胆西運輸では、乳業工場に搬入する原料乳の生産農家、集乳日、集乳時間、集乳量などの情報を一元管理できる体制を整備しています。
生産・製造・流通業者
北海道チクレン農業協同組合連合会
北海道チクレン農業協同組合連合会では、平成6年に北海道で初めて牛肉のトレーサビリティに取り組みました。 本会の牛肉は、関連会社の(株)北海道チクレンミートで、と畜・加工され、製品についてはロット管理が行われております。牛肉を購入された方は、ホームページ上で、ラベルに印字してある加工年月日とロット番号を入力いただければ、生産者、生年月日、肥育市町村、飼料の給与体系等の情報を確認することができます。
北海道漁業協同組合連合会
北海道漁業協同組合連合会では、「ぎょれん直営工場トレーサビリティ管理システム」を平成23年度より導入。それにより、原料・包装資材などの管理や商品の販売・輸送までの追跡が可能となり、更に電子化によって追跡のスピードアップを図っています。
その他
きのこ生産者・生産組合など
北海道水産林務部が策定した「道産きのこ生産履歴管理の手引き」に基づき、生産履歴管理の実践活動を実施している事業体(生産者)を紹介。(計24事例)
(独法)北海道農業研究センター
「apras」(アプラス)は、簡単かつ高度な農産物生産工程管理を実現するウエブアプリです。ja等の生産者団体における農産物の生産工程管理を支援するため、農研機構が中心となって開発したシステムで、生産工程管理情報を簡便に電子化し、それらをサーバ上で一元管理できます。ブラウザ上で操作でき、スマートフォン等にも対応しています。
掲載事業者を募集しています
食品のトレーサビリティに関する消費者の理解を深めていただくとともに食品事業者の取組拡大を図るため、この度、トレーサビリティに取り組んでいる事業者の方々を道のホームページで紹介しています。
掲載を希望される場合は、次によりお申込みください。
掲載の対象となる事業者
食品トレーサビリティの取組を自社のホームページで紹介している事業者
手続等について
掲載を希望する事業者の方は、トレーサビリティシステムの情報を掲載しているサイトのURL等を記載し、次によりメール等でお申込みください。
