スマート農業　関連製品及びサービスのご紹介

人工衛星やドローンから観測・撮影した画像を解析して、農作物の生育状況、圃場高低差状況などを可視化した診断レポートを日本全国に向けて提供しています。
診断レポートは生産現場の営農判断を支援する情報として、作物の生育ステージごとに生産現場の人たちが見ている農作物の状況を独自の解析方法にて再現・可視化するのが特徴です。
専門技術の目を通して細かい画像ノイズ除去を施すなど診断解析結果への高解像度・高精度化に取り組んでいます。
診断依頼はホームページからいつでも可能で診断レポートのデータはユーザーのスマートフォンやPCで閲覧・印刷が可能です。
ユーザーからは実際に圃場に持参して見比べたら、圃場状況とよく合致しているという意見が多く、診断レポートを参照しながら追肥量や収穫適期の判断支援情報として活用して、繁忙期の省力化、乾燥調整を実現してコストの削減、歩留まり向上による高収量化、高品質化などの導入効果の声が届いています。
農作業記録アプリなどとのシステム連携も拡充しており、農作物の生育状況と農作業記録を照合することによって、営農計画の振り返りや改善策に反映出来る環境を構築しています。今後、対象作物や活用方法についても追加予定です。　　　　　 

【農作物生育診断】
・水稲：SPAD値、タンパク質含有率、籾水分率
・小麦：初期生育診断、タンパク質含有率、穂水分率
・大豆：生育診断、収穫適期診断
・牧草：雑草検出、不良植生割合、ギシギシピンポイント検出（2023年度より北海道限定先行販売）
その他農作物についてはNDVIでの解析にて提供可

【圃場測量】※ドローンのみ
・高低差把握
・高精度高低差把握

令和5年2月17日　

ドローンで空撮した牧草地の画像をAIで解析し、雑草の位置情報をピンポイントかつ高精度に検出可能です。
検出した雑草の位置情報は株単位・メッシュ単位でレポート作成できます。
本技術は、ホクレン農業協同組合連合会様より「エゾノギシギシピンポイント検知サービス」として2022年より北海道全域にサービス提供を開始しています。
生産者さまからは、草地管理や除草剤の効果検証を定量的なデータをもとに判断できるため作業の省力化や効率化に役立つとのお声をいただいております。
本技術をベースに、ドローンや地上散布機での除草剤の部分散布に関する技術を現在開発中です。

水やりの計算は「サテライト」におまかせ！日本初のサテライトセンシングによる露地栽培向けかん水コントロールシステムです。
高解像度衛星画像、AIを駆使した生育情報、地域の気象情報の3つの情報から独自のアルゴリズムで、作物に必要なかん水量を計算するソフトウェアです。
かん水プログラムの設定がスマホでできるコントローラーがあり、コントローラーがバルブを制御し、かん水プログラムに沿った時間、水量で自動かん水を行う節水型のかん水システムを組み合わせ、作物の状態に合わせた最適なかん水管理を可能にするシステムです。
匠の技や勘が必要とされてきた水やりをDX化します。

令和4年8月26日

AI自動灌水施肥システム「ゼロアグリ」により、AI×IoT×データを活用した精密な少量多灌水を自動で実施し、作業の省力化、節水、減肥によるコスト削減だけでなく、作物の収量UP・品質向上・面積拡大による収入向上を実現します。
主にハウス栽培で利用されています。クラウド型でスマホやタブレット等で操作いたします。
全国250台以上で導入されており、トマト、イチゴ、ナス、キュウリ、ピーマン、アスパラガス、メロン等の作物で実績があります。

　agmiru（アグミル）では、作業記録を中心に農業に関連するサービスがスマホ一つで簡単に利用できます。

1 「agmiru 作業管理アプリ」
　agmiru作業管理アプリは、様々なスマート農業サービスをスマホ一つで簡単に利用できます。「日々の作業を記録するのは面倒だし、毎日記録するのも大変。」そんな方にこそ、もっと簡単にもっと楽しく使ってもらえるツールを目指しました。

2 「agmiru 作物買取マッチングサービス」
　アプリで作業記録をした生産者と作物を買取りたい食品加工や卸売業などの企業をマッチング・サポートします。

　生産者の収益向上や買取企業の安定調達、調達コスト削減ほか、従来であれば流通しない規格外などを買い取ることで双方の機会喪失を減らし、全国各地での産地形成や買取単価の向上につながることを目指したサービスです。

【商品名】　CAPSULE SENSE（カプセルセンス）

　《商品の概要》　牛の胃内に投入した子機のセンサー情報を、人工知能（AI）で解析し、発情・分娩予兆・疾病など、体調変化の兆候を検出いたします。

【発情兆候検知機能】
　ホルモンの周期変化に伴う体温変化、発情行動（マウンティング、スタンディング等）を温度、加速度センサーで検知。（発情開始から数時間以内に通知）

【分娩兆候検知機能】
　分娩前のホルモン変化に伴う体温変化を温度センサーで検知。（分娩の約1日前に通知）

【疾病兆候検知機能】
　各種炎症反応から生じる発熱を温度センサーで検知。（一定体温を超過すると通知）

〈特徴〉
・行動量、体温を計測し分析。繋ぎ飼いなどで行動量が少なくても、体温で発情検知可能。
・センサーを一度投入すれば、あとはメンテナンスフリー。アプリ通知をもとに見回り監視ができる。
・発熱情報や飲水での胃温変化データをもとに、体調変化や飲水回数もわかる。
 

牛体調監視システム｜CAPSULE SENSE（カプセルセンス）｜太平洋工業 (pacific-ind.co.jp)

0583-93-0172（担当：営業企画グループ）