災害時に燃料供給を継続できるガソリンスタンドについて

災害時に燃料供給を継続できるガソリンスタンド(SS)について

 災害時における燃料供給拠点として、SS(※1)の役割が重要視されています。 道内には、下記のとおり、自家発電設備を保有し、災害時に地域住民の方々に燃料供給を継続できるSSが整備されています。その数の合計は、1,267箇所(※2)となっており、道内全体のSSの約74%に相当します。

※1:SS=サービスステーション。ガソリンスタンドのこと。

※2:令和5年11月30日現在。

住民拠点SS

 資源エネルギー庁は、SSに自家発電設備を備え、災害時に地域住民の燃料供給拠点となる「住民拠点SS」の指定を全国で進めています。

 令和5年11月30日現在、道内には1,061箇所の住民拠点SSがあります。

 住民拠点SSに関する情報は資源エネルギー庁のウェブサイトでご確認いただけます。

北海道地域サポートSS

 道では、「災害時給油体制緊急整備事業費補助金」(H30、R1)により、災害時における石油製品の安定供給の確保のため、揮発油販売事業者等が行う自家発電設備等の整備に対し支援を行い、当該補助金を活用したSSを「北海道地域サポートSS」として指定しました。

令和5年11月30日現在、道内には206箇所の北海道地域サポートSSがあります。

 北海道地域サポートSSは、国が指定する「住民拠点SS」と同様、災害発生時において可能な限り地域住民に給油を継続する役割を担います(※)。

 なお国においては、住民拠点SSを「災害時情報共有システム」に登録し、災害時における各SSの情報を速やかに集約する体制を構築しており、北海道地域サポートSSについても、同システムに登録し、当該体制において一体的な運用を図っています。

※:災害による設備損壊その他の停電以外のやむを得ない事由により、給油を行うことができない場合があります。 

道内の自家発電設備保有ガソリンスタンド(SS)一覧

 道内で自家発電設備を保有する上記SSの一覧をとりまとめました。

 あなたの住んでいる市町村の該当するSSはこちらからご覧になれます。

※令和6年3月1日更新

災害時における緊急車両等への優先給油について

 道では、大規模災害に備えて、被災地へ迅速な燃料等の確保を行うため平成23年12月26日、北海道石油業協同組合連合会と「災害時における石油類燃料の供給等に関する協定」を締結しました。

 災害時においては、協定に基づき緊急車両等※への優先給油を行うことがありますので、道民の皆様におかれましては、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

※緊急車両等には、道と民間企業等との防災に関する協力協定に基づき、道が指定する車両(タクシーやトラック等)を含みます。

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