事業概要
狩猟によるエゾシカの確保と、狩猟で捕獲されたエゾシカの有効活用を推進するため、狩猟で捕獲したエゾシカを道が指定する食肉処理施設に食肉(ペットフードを含む。)用として搬入した場合に、その経費を支援する事業です。
なお令和4年度においては、安全安心なエゾシカ肉を確保するため、参加対象となる事業者はエゾシカ肉処理施設認証施設事業者または令和4年度までにエゾシカ肉処理施設認証の取得(令和4年7月~8月に申請)を予定している事業者でかつ施設への適正な搬入を調整できる狩猟者の確保を条件としていることを申し添えます。
令和3年度における事業の中止について
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う外食産業の消費低迷等により、エゾシカ肉の出荷が大幅に減少しており、多くの食肉処理施設では大量の在庫を抱え、狩猟者からの個体受入が十分にできない状況となっています。
こうした現状を踏まえ、道では今年度のエゾシカジビエ利用拡大推進事業の実施を見合わせることとしました。
来年度以降については、改めて新型コロナウイルス感染症の影響など、エゾシカ肉の流通状況を確認するとともに、必要な見直しを進めた上で事業の実施を検討する予定です。
H30 | R1 | |
事業参加者数 | 1,171 | 985 |
うち搬入実績のある者 | 326 | 335 |
H30 | R1 | |
総計 | 7,425 | 6,638 |
うち10月 | 2,279 | 2,317 |
うち11月 | 2,472 | 2,120 |
うち12月 | 1,501 | 1,098 |
うち1月 | 1,173 | 1,103 |
令和元年度(2019年度)食肉処理施設への搬入実績
参考
令和2年度、令和3年度はコロナ禍による影響のため本事業を中止したところですが、不定期な小口の市場ニーズを鑑み、予算規模や対象範囲を縮小した事業を実施しました。
●令和2年度(2020年度)ジビエカー活用促進事業
●令和3年度(2021年度)エゾシカジビエ品質向上実証等事業
R2 | R3 | |
事業参加者数 | 21 | 106 |
うち搬入実績のある者 | 13 | 64 |
R2 | R3 | |
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総計 | 102 | 1,156 |
うち12月 | 25 | 525 |
うち1月 | 62 | 631 |
うち2月 | 15 | - |