ヒグマについて
ヒグマは国内では北海道のみに生息する日本最大の陸生哺乳類で、北海道の豊かな自然を代表する野生生物です。
同時に、古くから人や家畜、農作物に被害を与える存在ともなっています。
北海道の山野はどこでもヒグマの生息域です。人身被害に遭わないために一番大事なことはヒグマに出会わないことです。
アウトドア活動でヒグマの出没情報を確認することはもちろんですが、近年、市街地に出没するヒグマが増加しており、これまでヒグマを身近な存在として認識していなかった方々も、ヒグマについての正しい知識を持つことが必要となっています。
あなたがヒグマの被害に遭わないために、本ページをご活用ください。
いま、北海道では、親離れを迎えた若いヒグマが、広い範囲を活発に動き回る時期で、道内全域に出没が多数報告されています。
これから本格的な夏休みシーズンに入り、キャンプや登山、釣りなどで自然の中へ出かける機会が増えますが、ヒグマとの出遭いを避けるために、次のことにご注意ください。
- 訪問先市町村のヒグマ出没情報を事前に確認する
- 単独行動は避け、複数人で行動する
- 鈴や笛などで音を出し、人の存在を知らせながら歩く
- クマスプレーを携帯する など
詳しくは下記のページをご参照ください。
北海道の自然を楽しむためにも、ヒグマについて正しい知識を持って、安全に夏を過ごしましょう。
空の旅でも注意喚起中!
7月1日〜8月31日の間、日本航空株式会社(JAL)、全日本空輸株式会社(ANA)、株式会社AIRDO のご協力により、観光などで北海道に来られる方々に向けて、機内や空港でもヒグマに関する注意喚起を行っています。
ヒグマの捕獲に従事される方々は、
地域の安全・安心な暮らしを守る上で、欠くことのできない存在です。
人身事故や農業被害の防止のため、
鳥獣保護管理法に基づく許可を受け、適正に行われた捕獲に関して、
捕獲に従事された方(ハンター)が非難を受けることは、
地域のヒグマ対策の根幹を担う捕獲の担い手確保に重大な支障を及ぼしかねません。
皆様には、捕獲に携わる方々が、道民の生活を守るために、
安心して捕獲に取り組んでいただけるよう、
法に基づく捕獲の制度や捕獲従事者の方々の社会的な重要性を
ご理解いただきますようお願いいたします。