里親になりませんか?

里親になりませんか?

 里親とは、親の病気や離婚などさまざまな事情によって家庭で暮らせなくなった子どもたちを、自分の家庭に迎え入れ愛情とまごころを込めて養育してくださる方のことです。「里親制度」は児童福祉法によって定められており、北海道知事(児童相談所)が、「里親」として登録されている方に子どもの養育をお願いするものです。
 家庭のぬくもりを求めている子どもたちのために里親になりませんか?

◇里親の種類
○養育里親
家庭で暮らせない子どもを、自分の家庭で養育する里親です。養育期間については子どもの事情によってさまざまです。

○専門里親
養育里親のうち、児童虐待などの行為により心身に有害な影響を受けた子ども、非行問題や障がいのある子どものうち、特に支援が必要な子どもを2年以内の期間を定めて養育する里親です。

○親族里親
両親など子どもを養育する人が死亡または行方不明などになった場合に、その子どもを養育する扶養義務者(きょうだい、祖父母、曾祖父母)などの里親です。
※伯父母、叔父母は該当になりません。

○養子縁組里親
養子縁組を前提として、子どもを養育する里親です。

里親になるための要件や申請の仕方は?

◇里親になるための要件
里親になるためには、特別な資格は必要ありません。ただし、次の要件を満たしていなければなりません。

1 要保護児童の養育に係る理解と熱意、児童への豊かな愛情を有していること
2 経済的に困窮していないこと(親族里親は除く)
3 道が行う所定の研修を修了していること
4 本人またはその同居人が、欠格事由に該当しないこと

◇里親登録の申請

里親登録の流れ

里親になると?

 里親になってもすぐに子どもを預かるというわけではありません、里親委託が適切と児童相談所が判断した子どもについて、里親さんの希望や生活環境を十分考え、受託の意向を伺った上で子どもの養育をお願いしています。
 子どもの委託をお願いした里親さんには、毎月里親手当、生活費、学校教育費などが支払われます。

◇里親の養育を支援する制度
制度内容
レスパイト 里親の事情により子どもの養育を一時的に休みたいとき、施設や他の里親に、一時的に子どもを預かってもらうことができます。
里親養育援助事業 里親が家事や育児を援助してもらいたいときや、養育について相談したいときに、援助を受けることができます。
 なお、援助するときには、援助者が里親宅を訪問することになります。
里親養育相互援助事業 里親が相互に交流し、子育てなどについて話し合うことができます。

◇里親の委託状況
登録里親数 60組 委託里親 23組 里子 33人(令和5年4月1日現在)

◇くるみ里親会
 里親同士の集まりとして、各地に里親会が作られています。北見児童相談所管内(オホーツク管内)では、里親とその支援者で作られている里親会として「くるみ里親会」があります。

○行事
 里親研修会並びに里親激励の集い(毎年11月頃)

○その他
 こどもの日、クリスマス・お年玉プレゼント
 各種支度金等の支給
 会報発行(年2回)

くるみ里親会ロゴ

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