インターネット上の有害情報から青少年を守るために(北海道青少年有害情報対策実行委員会)
北海道青少年有害情報対策実行委員会では、関係機関が連携し、携帯電話やインターネットの使用によりもたらされる有害情報やトラブルから青少年を守るため、メディアの安全・安心利用のための道民の意識醸成を図ることを目的として、各種取り組みを行っています。
インターネットの普及は、私たちの暮らしに、多種多様な利便性をもたらしてくれる一方、ネット上には、多くの有害な情報も存在し、SNSの利用による犯罪被害や、いじめなど、インターネットを介して青少年が犯罪やトラブルに巻き込まれる問題が深刻化しています。
そこで、道では、携帯電話やインターネットの使用によりもたらされる有害情報やトラブルから道内の青少年を守るために、学校長会、PTA団体、インターネット関連団体、携帯電話会社、青少年育成団体、道警、道教委等とともに実行委員会を組織し、メディアの安全・安心利用のための道民意識醸成を図る取り組みを行っています。
みなさまへ(実行委員会からの呼びかけ)
インターネットを介したトラブルや犯罪から青少年を守るため、日ごろから、周りの大人たちが青少年のインターネット利用に関心を持ち、注意深く見守っていくことが大切です。
家庭では・・・
- 必要性を充分に考えた上で、子どもに携帯電話やパソコンを持たせましょう
- 子どもが使う携帯電話やパソコンにフィルタリング設定をしましょう
- インターネットの使い方について、家族みんなでルールづくりをしましょう
- インターネットの使い方について、家族で話をする機会を持ちましょう
地域では・・・
- 地域の大人のみなさんも積極的にパソコンや携帯電話に触れてみましょう
- フィルタリング設定や家庭のルールづくりの必要性を広く呼びかけていきましょう
「春のあんしんネット・新学期一斉行動」について
総務省では関係機関と連携・協力し、多くの青少年がはじめてスマートフォン等を手にする春の卒業・進学・新入学の時期である、2月から5月を「春のあんしんネット・新学期一斉行動」期間と位置付け、ペアレンタルコントロールの普及促進や青少年のインターネットを適切に活用する能力向上のための啓発活動等の取組を集中的に行っています。
保護者の皆様へ 「お子様が安心安全にスマートフォンを利用するために」
満18歳未満のお子様にスマートフォン等、インターネット接続機器を利用させる場合、保護者の方は次の点に充分注意願います。
⑴ 適切にインターネットを利用する
SNSを利用して子供たちを言葉巧みに誘い出し、事件やトラブルに巻き込まれる深刻な事案が発生しています。
インターネットに関する知識、情報モラルやコミュニケーション能力を親子で身につけ、正しく利用することが重要です。
⑵ 家庭のルールを作る
長時間利用によるネットの依存症も増加しています。
適切な生活習慣が身につけられるように、お子様と一緒に話し合いそれぞれのご家庭のルールを作りましょう。
「利用時間は夜9時まで」など、ルールは具体的に決めることがポイントです。
⑶ フィルタリングなどを設定する
「フィルタリング」は知識が十分でないお子様が不用意に違法・有害サイトにアクセスしないよう制限する機能です。
子供たちが事件・事故に巻き込まれないようにスマートフォン等には必ず「フィルタリング」を設定してください。
実際に起きたトラブル事例をもとに、予防法と対策法をまとめた「インターネットトラブル事例集(2022年度版)」を下記ホームページに掲載しています。
ご活用ください。
【本件に関する連絡先】
総務省 北海道総合通信局 情報通信部 電気通信事業課
電話: 011-709-2311(内線4704)
【政府広報】「特集 インターネットの危険から子供を守る」のご紹介
国では「特集 インターネットの危険から子供を守る」と題し、ネット依存やネットいじめ、SNSを通じた性犯罪被害など、子供のインターネット利用をめぐる様々な問題を紹介しています。
そのような危険から子供を守るために、保護者の方々が役立つ情報を知ることができますので、ぜひご覧ください。