社会人入学のご案内

はじめに

看護師は、人と関わりあうやりがいのある仕事です。
国家資格を取得することができ、生涯安定して働くことができます。
看護師は、病院以外にも、診療所、訪問看護ステーション、介護老人保健施設など様々な場所で活躍することができ、修学資金の援助を受けることも可能です。

江差高等看護学院は道立の学校で、他と比較して授業料等の経費が安く抑えられています。
また、北海道や江差町など自治体の修学資金制度も充実(一定期間、特定の施設で看護師として働くことで返還が免除されます)しており、制度を併用することで授業料や実習費用などをまかなうことができます。

また、所得の状況による授業料免除制度もあります。
(生活保護世帯、非課税世帯は学則により授業料が免除されます。)

あなたの社会人経験を看護の世界で役立ててみませんか?
江差高等看護学院は、社会人入学生を応援します!!

社会人入学生の動向

平成29年度  1名
平成31年度  1名
令和2年度    1名
令和5年度    2名

(このほかに一般入学試験で入学している社会人経験者もいます)

卒業後の主な就職先

卒業後の主な就職先(直近5年間)

南檜山圏域 北海道立江差病院、江差脳神経外科クリニック
北渡島檜山圏域 八雲総合病院、国立八雲病院(令和2年閉院)
南渡島圏域

函館中央病院、函館五稜郭病院、函館新都市病院、函館脳神経外科病院、函館協会病院、共愛会病院、新都市砂原病院、町立松前病院

後志圏域

倶知安厚生病院、小樽協会病院、小樽掖済会病院、済生会小樽病院、済生会西小樽病院、岩内協会病院、余市協会病院

その他 札幌市内医療機関、進学

 

在学中にかかる経費

在学中にかかる経費
区分

入学料
授業料

テキスト 実習関係 その他 合計
1学年

14,800
219,600

約143,000

ユニフォーム・靴  約25,000
旅費・宿泊費  約120,000 

約22,000 約544,400
2学年 219,600 約132,000約132,000約36,000 旅費・宿泊費  約150,000  約22,000約12,000 約417,600
3学年  219,600 約12,000 旅費・宿泊費  約300,000  約46,000 約577,600
合  計 673,600 約191,000 約595,000 約80,000 約1,539,600

(備考)その他PC、プリンタは各自で用意が必要です。ワクチン代(肝炎2万円×3)は実費がかかります。 
※電子教科書(医学書院eテキスト)を導入しています。電子テキスト用端末(PCまたはタブレット)は入学前に各自でご準備ください(準備は学校からの案内(入学手続き案内)をお待ちください)。
※「その他」には、保険料(年7,000円)、学生自治会費(年1,000円)、国家試験関係(模擬試験、受験料、旅費)などが含まれています。
※このほか、寮を利用される場合は年間約50万円がかかります(平日3食(金曜は2食)食事付き)。
※令和5年度の状況ですので、今後、変更となる場合があります。

利用できる経済的支援制度

○自治体の修学資金制度(北海道及び南檜山・北渡島檜山圏域)

区分

貸付額 返還免除となる要件
北海道看護職員養成確保修学資金貸付金(一般)

月3万6千円
(年43万2千円)

札幌市・旭川市・函館市の病院を除く道内の400床未満の病院等で、貸付を受けた期間の1.5倍の年数従事。
6月に申請、7月決定通知・初回貸付、以降毎月貸付。

北海道看護職員養成確保修学資金貸付金(一般)北海道看護職員養成確保修学資金貸付金(特別)

月2万円
(年24万円)

道立江差病院等の特定病院に勤務する場合(一般修学資金と併せて貸付)
江差町看護職員養成修学資金貸付制度

月5万円
(年60万円)

卒業した日から1年を経過する日までに免許を取得し、江差町に住民登録のうえ居住し、町内医療機関において看護業務に5年達したとき
上ノ国町医療従事者養成支援事業

月2万円以内
(年24万円以内)

看護師免許を取得した後、10年以内に看護師として町内の医療機関に勤務し、修学資金の貸し付けを受けた期間の2分の3に相当する期間に達した場合
厚沢部町看護職員等養成修学資金貸付事業

月2万円
(年24万円)

免許を取得した日から町または国保病院において一定期間(養成施設の修業年限)従事した者
乙部町看護職員養成修学資金貸付

月2万5千円以内
(年30万円以内)

乙部町国保病院において養成施設の修業年限就業した場合
奥尻町医療職員奨学資金貸付

月5万円以内
(年60万円以内)
(町長が必要と認める者は、10万円/月以内)

就業年限3年の場合4年勤務
八雲町病院奨学金貸付事業

月6万円
(年72万円)

卒業の日の属する月の翌月から八雲町病院に勤務し、貸付期間と同期間勤務することにより免除
長万部町立病院奨学資金貸付

月6万円
(年72万円)

町立病院で3年以上勤務(他の奨学金との重複貸付不可)
今金町国民健康保険奨学金

月6万円以内
(年72万円以内)

奉職2~6年で免除(借入期間による)

せたな町医療職等奨学資金貸付

月6万円以内
(年72万円以内)

借り受けた期間に相当する期間、従事(他の奨学金との重複貸付不可)
松前町病院事業修学資金貸付事業

月8万円以内
(年96万円以内)

松前町立松前病院に従事した場合において、従事した期間が貸付を受けて修学した期間の1.5倍に相当する期間に達したとき
福島町看護職員修学資金

月2万円
(年24万円)

卒業後、1年以内に当該資格免許を取得し、福島町内で3年以上看護職員に従事
木古内町看護師養成奨学資金貸付事業 月7万円以内
(年84万円以内)
卒業の日の属する月の翌月から勤務し看護職の資格を取得した日から3年以上勤務したときは免除

※北海道看護職員養成確保修学資金貸付金は、入学後に申し込みを受け付けます。
※退学した場合は返金が必要となります。
※各町の修学資金制度は「北海道医療人材確保ポータルサイト(R4.2  市町村における地域医療の確保に関する事業等調査結果)」の情報を参考に掲載しています。詳細は各自治体にお問い合わせください。

○独立行政法人日本学生支援機構奨学金
区分 貸付額 備考
第一種奨学金 月2万円~5万1千円 無利子(支給開始は6月頃)
第二種奨学金 月2万円~12万円 有利子(支給開始は6月頃)

※学力基準、家計基準があります。

○ひとり親家庭

ひとり親家庭で、児童扶養手当を受給している(もしくは同等の所得水準)場合は「高等職業訓練促進給付金」の対象となり、毎月10万円の給付(市町村民税課税世帯は70,500円)が受けられます。
詳しくは、お住まいの自治体(各(総合)振興局社会福祉課または市役所)の窓口にご相談ください。

卒業生・在校生からのメッセージ

Q&Aのコーナー

Q   高校を卒業してからしばらく経過しているので、学習についていけるか不安です
Q   授業料は一括払いですか?分割払いは可能ですか?
Q   授業料の減額や免除の規定はありますか?
Q   道立江差病院に就職したいと考えていますが、活用できる修学資金を教えてください。
Q   自家用車で通学することは可能ですか?
Q   講義のない時間などに学院内で自己学習することはできますか?
Q   実習場所や実習期間、実習時間を教えてください。
Q   遠方で実習する際の交通費や宿泊費は自己負担ですか?
Q   大学・短大等を卒業しています。既に取得した単位を認定してもらえますか?
Q   単位認定された科目を聴講することはできますか?
Q   子どもの行事(入学式、運動会など)で講義を欠席することはできますか?
Q   子どもの急な発熱などで緊急の連絡が入った場合、学院で電話を取り次いでもらえますか?
Q   個別相談会はありますか?



Q   高校を卒業してからしばらく経過しているので、学習についていけるか不安です。
A   看護を学習する上で基本的な知識(計算、漢字、生物、物理、化学)については、入学前や入学直後に復習のための学習を支援する予定です(市販のテキストを活用した学習支援、補習など)。

Q   授業料は一括払いですか?分割払いは可能ですか?
A   前期(4~9月)分は4月に、後期(10~3月)分は10月に一括で納入していただきます(半期10万9,800円)。経済的な事情により分割払いを希望される場合は、ご相談ください。

Q   授業料の減額や免除の規定はありますか?
A   生活保護世帯、非課税世帯は、学則により授業料が免除されます。

Q   道立江差病院に就職したいと考えていますが、活用できる修学資金を教えてください。
A   北海道(一般)(月額3万6千円)、北海道(特別)(月額2万円)、江差町(月額5万円)の修学資金制度が活用できます。併用すれば、最大月額10万6千円になります。要件(卒業後5年間の就業等)を満たせば、返還が免除されます(退学した場合は全額返金が必要です)。

Q   自家用車で通学することは可能ですか?
A   自動車、バイクなどでの通学は可能です。事前に必要な手続きを行ってください。自動車等は、指定された場所に駐車してください。実習施設への乗り入れは禁止されています。

Q   講義のない時間などに学院内で自己学習することはできますか?
A   教室、ゼミ室、視聴覚室、看護実習室などで自習や看護技術の練習をすることができます。学院内はWi-Fiが使えます。学院施設は17時30分まで利用できますが、事前に申請すれば19時まで利用可能です。

Q   実習場所や実習期間、実習時間を教えてください。
A   実習は、江差町内や近隣町(上ノ国町、厚沢部町、乙部町、奥尻町)の病院、役場、高齢者福祉施設などのほか、八雲町、函館市内、札幌市内での病院実習があります。臨地での実習期間は1クール約3週間で、実習時間は概ね8時30分から15時30分です。

Q   遠方で実習する際の交通費や宿泊費は自己負担ですか?
A   実習にかかる交通費、宿泊費は自己負担です(1学年約12万円、2学年約15万円、3学年約30万円)。公共交通機関を利用し各自で移動します。ただし、八雲町、札幌市内での実習は学院で送迎を手配しますので、希望者は利用できます(無料)。宿泊先は、各自で確保をお願いします。これまでの学生が利用していた宿泊施設に係る情報を事前に紹介します(奥尻町での実習は学院でまとめて宿泊を予約します)。実習施設への自家用車の乗り入れは禁止されています。

Q   大学・短大等を卒業しています。既に取得した単位を認定してもらえますか?
A   申請により、既習の学習内容を評価し、当該授業科目の教育内容に相当すると認める場合は、当該授業科目の履修に替え、単位の認定を行うことができます(学則19条3)。ただし、認定できる単位数には上限があります。申請には、取得した単位がわかる資料(成績証明書等)、科目の概要がわかる資料(教育課程、シラバス等)が必要ですので、希望される方は入学までにご準備ください。

Q   単位認定された科目を聴講することはできますか?
A   可能です。希望する科目等を学年担任に申し出てください。ただし、担当講師によっては聴講が認められない場合があります。

Q   子どもの行事(入学式、運動会など)で講義を欠席することはできますか?
A   単位取得に支障のない範囲で可能です(単位取得の評価を受けるためには、各科目出席すべき時間数の3分の2以上の出席が必要)。

Q   子どもの急な発熱などで緊急の連絡が入った場合、学院で電話を取り次いでもらえますか?
A   緊急電話の取り次ぎは原則応じないこととしていますが、子育てと学業を両立するために必要な場合は認めることがあります。

Q   個別相談会はありますか?
A   それぞれの事情をお伺いし、活用できる制度をご紹介するなど、随時ご相談に応じます。まずは、お気軽にお電話またはメールでお問い合わせください(メールでのお問い合わせは、お問い合わせフォームへ)。

(参考)看護職を目指す方向けのサイト

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