最終更新日:2018年11月05日(月)
北海道では、平成21年度より、食の安全・安心、地産地消の観点から、道内で消費・加工される小麦を外国産から北海道産に転換する「麦チェン!」を進めております。
麦チェン率・・・道民の小麦需要に対する道内で製粉した道産小麦の割合
→平成28年度に当初目標の50%を達成しました。 (参考:平成19年度 31%)
(注)小麦の収穫量は台風や大雨等気象条件の影響を受けやすいため、麦チェン率は増減しやすい傾向があります。
■生産・技術
→ 「きたほなみ」「ゆめちから」など、高品質で収量性が高い新品種の開発。
→ 春まき小麦の初冬まき栽培技術の普及。
→ 「ゆめちから」の栽培マニュアルの作成。
■流通・消費
→ サポーター店累計認定件数413件(平成30年9月30日現在)
→ 麦チェンマーク使用商品がコンビニ、スーパー等で展開。
■生産・技術
・全国的に道産小麦の需要が増大、供給不足。
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・しかし、輪作維持の観点から面積拡大は容易ではありません。
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・地域の実情を踏まえた生産拡大の取組を推進します。(全道生産拡大検討会)
■流通・消費
・TPP、日EUEPA等の貿易施策によって、今後安価な外国産小麦商品の流入増加が懸念されます。
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・単純な北海道産小麦の使用のみでは、商品の差別化が難しくなることが想定されます。
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・付加価値の高い、競争力のある小麦商品開発に向けた支援を展開します。