平成13年事業所・企業統計調査結果 調査の概要1

1 北海道の事業所数及び従業者数の動向

(1)平成8年調査との比較

・事業所数は平成8年に比べ、5.8%の減少、従業者数は5.9%の減少

 平成13年10月1日現在の北海道の総事業所数は、270,504事業所、従業者数は、2,585,361人となっており、全国に占める割合は、事業所数、従業者数共に、4.3%となっている。
 平成8年と比べると、事業所数は16,669事業所(5.8%)の減、従業者数は162,981人(5.9%)の減と、共に減少した。

・男女共に従業者数は減少、女性従業者数の割合は引き続き拡大

 従業者数を男女別にみると、男性が1,484,805人(全体の57.4%)、女性が1,100,556人(同42.6%)となっており、平成8年に比べ、男性が7.6%、女性が3.5%共に減少している。
 また、従業者総数に占める女性従業者数の割合は、平成3年以降、全国と同じく年々拡大傾向にある。

(2)昭和47年から平成13年までの推移

・事業所数は平成3年をピークに平成8年から、従業者数は平成8年をピークに平成13年から、マイナスに転じる

 昭和47年以降の事業所数をみると、昭和50年~56年が5~10%、昭和61年~平成3年が1~2%と増加してきたが、平成8年に初めて1.7%減少、平成13年も引き続き約6%減少した。
 他方、従業者数をみると、昭和50年~56年が3~7%の増加、昭和61年に初めて0.2%の小幅な減少、その後、平成3年~8年が6~9%程度の増加、平成13年には約6%の減少となり、概ね全国と同じ傾向にある。

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(3)市・町村部別、支庁別

・札幌市は、本道の事業所数の28.7%、従業者数の33.3%を占める

・平成8年と比べ、全支庁で減少、釧路・空知・留萌の減少率が高い

 全道212市町村を札幌市、札幌市を除く33市及び178町村別に区分してみると、平成8年と比べて、それぞれ事業所数、従業者数共に5~8%程度の範囲で減少しているが、そのなかでも札幌市の従業者数の減少率が高く、7.8%と平均を大幅に上回っている。
 その札幌市の事業所については、北海道の全事業所数の28.7%、全従業者数の33.3%を占めている。
 支庁別に平成8年と比べてみると、事業所数、従業者数共に全支庁で減少しており、減少率では、釧路をはじめとし、空知、留萌が特に目立っており、減少数では、札幌市を抱える石狩が事業所数5,343事業所の減、従業者数70,215人減と抜きんでている。

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(4)経営組織別(民営事業所)

・民営事業所では、会社経営が事業所数の約5割、従業者数の7割以上を占める

・平成8年と比べ、個人経営の減少率が10%を超えている

 経営組織別に事業所数をみると、民営が256,082事業所(事業所全体の94.7%)となっており、その内訳は、個人経営が112,830事業所(同44.1%)、法人が141,015事業所(同55.1%)、うち会社が125,198事業所(同48.9%)となっている。
 従業者数についてみると、民営が2,267,344人(従業者全体の87.7%)となっており、その内訳は個人経営が301,869人(同13.3%)、法人が1,956,910人(86.3%)、うち会社が1,684,294人(同74.3%)となっている。
 平成8年と比べると、民営事業所数及び従業者数の6%台の減少のなかで、特に個人経営が10%を超えて大幅に減少している。

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