~基準改定~
(注意)総務省が作成する「消費者物価指数」については、令和3年(2021年)7月分の
公表データから、基準年(指数を100とする年)が平成27年(2015年)から令和
2年(2020年)に改定されました。
このため、北海道分の消費者物価指数についても7月分の公表データから、
令和2年(2020年)を100とした指数になっています。
2020年基準改定の詳細については下記の総務省統計局ホームページをご覧ください。
消費者物価指数(令和3年7月分)-令和2年基準-
総務省統計局・北海道分
1-概況
令和3年7月の北海道における消費者物価指数の総合は99.9で、前月比は0.3%の上昇。
前月との比較を10大費目別にみると、交通・通信(1.9%)、光熱・水道(1.7%)、家具・家事用品(1.2%)、教養娯楽(1.1%)、 諸雑費(0.6%)、保健医療(0.1%)が上昇。一方、被服及び履物(-3.4%)、食料(-0.9%)、住居(-0.1%)が下落。教育は変化なし。
上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は以下のとおり。
10大費目 | 項目(中分類) | 前月比 |
家具・家事用品 | 家庭用耐久財 | 6.0 |
光熱・水道 | 他の光熱 | 4.3 |
諸雑費 | 身の回り用品 | 2.8 |
交通・通信 | 交通 | 2.6 |
10大費目 | 項目(中分類) | 前月比 |
食料 | 果物 | -11.0 |
家具・家事用品 | 寝具類 | -5.4 |
被服及び履物 | シャツ・セータ-・下着類 | -5.0 |
食料 | 野菜・海藻 | -4.2 |
図-1消費者物価指数の推移(令和2年=100)
2-前月との比較
10大費目ごとの指数と前月比は、次のとおり。
(1)食料は99.3で0.9%の下落。
項目 | 指数 | 前月比 |
生鮮魚介 | 97.2 | 0.8 |
生鮮野菜 | 95.8 | -6.6 |
生鮮果物 | 98.1 | -11.9 |
図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)
(2)住居は100.2で、0.1%の下落。
(3)光熱・水道は106.0で、1.7%の上昇。
(4)家具・家事用品は101.5で、1.2%の上昇。
(5)被服及び履物は97.8で、3.4%の下落。
(6)保健医療は98.5で、0.1%の上昇。
(7)交通・通信は94.9で、1.9%の上昇。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は103.5で、1.1%の上昇。
(10)諸雑費は101.6で、0.6%の上昇。
図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)
3-前年同月との比較
総合の前年同月比は、0.4%の上昇。
10大費目別にみると、光熱・水道(9.1%)、教養娯楽(2.9%)、家具・家事用品(2.6%)、
諸雑費(2.1%)、教育(0.6%)、住居(0.1%)が上昇。
一方、交通・通信(-4.8%)、保健医療(-2.1%)、被服及び履物(-0.8%)が下落。
食料は変化なし。
統計表
~利用上の注意~
前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて算出した値とは一致しない場合があります。 |
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