消費者物価指数(令和5年度平均)

令和5年度平均消費者物価指数の結果-令和2年基準-

総務省統計局所管・北海道分

1-概況

 令和5年度平均の北海道の消費者物価指数は、令和2年平均を100とした総合で107.8となり、令和4年度平均と比べ3.4%上昇した。
 内訳をみると、食料(乳卵類、菓子類など)、住居(設備修繕・維持)、家具・家事用品(家事用消耗品、寝具類など)、被服及び履物(シャツ・セーター・下着類、履物類など)、保健医療(保健医療用品・器具など)、交通・通信(通信など)、教育(補習教育など)、教養娯楽(教養娯楽用品、教養娯楽サービスなど)、諸雑費(理美容サービス、身の回り用品など)が上昇した。一方、光熱・水道(電気代、ガス代など)は低下した。

図1-消費者物価指数(北海道)の推移

図1-消費者物価指数(北海道)の推移

2-費目別指数の動き

(1)食料
•115.7となり、前年度に比べ7.5%上昇した。
•生鮮食品についてみると、生鮮魚介は前年度に比べ4.4%上昇した。
•生鮮野菜は前年度に比べ7.4%上昇した。
•生鮮果物は前年度に比べ8.9%上昇した。
•生鮮食品全体は前年度に比べ6.7%上昇した。
•生鮮食品以外では、穀類が6.2%、魚介類が5.5%、肉類が4.7%,、乳卵類が18.5%、野菜・海藻が7.8%、果物が8.1%、油脂・調味料が7.3%,、菓子類が11.2%、調理食品が7.6%、飲料が9.4%、酒類が5.0%、外食が5.2%上昇した。

(2)住居
•103.4となり、前年度と比べ1.1%上昇した。
•内訳をみると、設備修繕・維持が6.4%上昇したが、家賃は0.1%低下した。

(3)光熱・水道
•115.7となり、前年度に比べ3.1%低下した。
•内訳をみると、電気代が6.3%、ガス代が4.6%、他の光熱が1.1%低下した。一方、上下水道料は3.5%上昇した。

(4)家具・家事用品
•115.0となり、前年度に比べ6.7%上昇した。
•内訳をみると、家庭用耐久財が3.2%、室内装備品が7.2%、寝具類が8.1%、家事雑貨が7.7%、家事用消耗品が10.6%、家事サービスが0.8%上昇した。

(5)被服及び履物
•107.9となり、前年度に比べ3.3%上昇した。
•内訳をみると、衣料が2.2%、シャツ・セーター・下着類が4.5%、履物類が3.0%、他の被服が4.8%、被服関連サービスが2.6%上昇した。

(6)保健医療
•101.0となり、前年度に比べ2.3%上昇した。
•内訳をみると、医薬品・健康保持用摂取品が2.2%、保健医療用品・器具は9.2%上昇したが、保健医療サービスは0.1%低下した。

(7)交通・通信
•97.0となり、前年度に比べ2.7%上昇した。
•内訳をみると、交通が1.8%、自動車等関係費が2.2%、通信が4.5%上昇した。

(8)教育
•100.4となり、前年度に比べ0.8%上昇した。
•内訳をみると、授業料等が0.2%、教科書・学習参考教材が1.1%、補習教育が2.6%上昇した。

(9)教養娯楽
•108.8となり、前年度に比べ5.4%上昇した。
•内訳をみると、教養娯楽用耐久財が1.7%、教養娯楽用品が6.4%、書籍・他の印刷物が2.3%、教養娯楽サービスが6.4%上昇した。

(10)諸雑費
•105.7となり、前年度に比べ2.1%上昇した。
•内訳をみると、理美容サービスが5.3%、理美容用品は1.1%、身の回り用品が5.3%、たばこが0.4%、他の諸雑費が1.0%上昇した。

図2-10大費目別対前年度比

図2-10大費目別対前年度比

《参考》

《参考》

3-統計表

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