消費者物価指数（令和5年（2023年）8月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）8月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年8月の北海道における消費者物価指数の総合は107.6で、前月比は0.4%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、教養娯楽(1.6%)、交通・通信(1.5％)、食料(0.4%)、被服及び履物(0.4%)、諸雑費(0.4％)が上昇。一方、光熱・水道(△0.7%)、家具・家事用品(△0.3%)が下落。住居、保健医療、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	果物	4.0％
諸雑費	身の回り用品	3.1％

教養娯楽	教養娯楽サービス	2.7％
光熱・水道	他の光熱	2.4％
交通・通信	交通	2.4％
食料	乳卵類	2.1％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
光熱・水道	電気代	△2.5％
光熱・水道	ガス代	△2.0％

※身の回り用品：カバン、腕時計、指輪、傘など。　他の光熱：灯油

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は114.7で、0.4%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	130.2	0.0
生鮮野菜	103.7	0.2
生鮮果物	116.9	4.2

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.4で、変化なし。
(3)光熱・水道は114.3で、△0.7％の下落。
(4)家具・家事用品は115.2で、△0.3%の下落。
(5)被服及び履物は105.7で、0.4%の上昇。
(6)保健医療は100.7で、変化なし。
(7)交通・通信は98.4で、1.5%の上昇。
(8)教育は100.3で、変化なし。
(9)教養娯楽は109.9で、1.6%の上昇。
(10)諸雑費は105.7で、0.4%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.9%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(9.2%)、家具・家事用品(7.9%)、教養娯楽(4.6％)、被服及び履物(4.4%)、交通・通信(3.7%)、諸雑費(2.7%)、保健医療(2.5％)、住居(2.1%)、教育(0.8%)が上昇。一方、光熱・水道(△6.1%)が下落。