消費者物価指数（令和5年（2023年）7月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）7月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年7月の北海道における消費者物価指数の総合は107.1で、前月比は0.4%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、家具・家事用品(2.7%)、交通・通信(2.0％)、教養娯楽(2.0%)、食料(0.2%)、住居(0.1%)、諸雑費(0.1％)が上昇。一方、被服及び履物(△2.2%)、光熱・水道(△1.4%)、保健医療(△0.1%)が下落。教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
家具・家事用品	家庭用耐久財	6.4％
交通・通信	通信	3.7％

	交通	3.5％
教養娯楽	教養娯楽サービス	3.3％
家具・家事用品	家事用消耗品	3.0％

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	△3.5％
被服及び履物	衣料	△2.5％
諸雑費	身の回り用品	△2.3％
光熱・水道	電気代	△2.1％
光熱・水道	ガス代	△2.1％

※身の回り用品：カバン、腕時計、指輪、傘など

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は114.3で、0.2%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	130.1	0.8
生鮮野菜	103.5	△1.5
生鮮果物	112.2	△1.2

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.4で、0.1％の上昇。
(3)光熱・水道は115.1で、△1.4％の下落。
(4)家具・家事用品は115.6で、2.7%の上昇。
(5)被服及び履物は105.3で、△2.2%の下落。
(6)保健医療は100.6で、△0.1%の下落。
(7)交通・通信は97.0で、2.0%の上昇。
(8)教育は100.3で、変化なし。
(9)教養娯楽は108.1で、2.0%の上昇。
(10)諸雑費は105.3で、0.1%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.7%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(9.5%)、家具・家事用品(8.9%)、教養娯楽(4.1％)、被服及び履物(3.8%)、保健医療(2.3％)、諸雑費(2.3%)、住居(2.1%)、交通・通信(2.1%)、教育(0.8%)が上昇。一方、光熱・水道(△5.4%)が下落。