消費者物価指数（令和5年（2023年）5月分）

消費者物価指数（令和5年（2023年）5月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和5年5月の北海道における消費者物価指数の総合は106.2で、前月比は0.2%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、食料(1.4%)、保健医療(0.8%)、教養娯楽(0.6%)、諸雑費(0.2％)が上昇。一方、光熱・水道(△2.9%)、家具・家事用品(△0.6%)、被服及び履物(△0.5%)が下落。住居、交通・通信、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	果物	10.4
食料	飲料	4.0
保健医療	保健医療用品・器具	3.5
食料	乳卵類	2.7
食料	穀類	2.2

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）項目（中分類）項目（中分類）	前月比
光熱・水道	電気代	△6.9
家具・家事用品	家庭用耐久財	△2.5
食料	油脂・調味料	△1.7
被服及び履物	シャツ・セーター・下着類	△1.2
光熱・水道	ガス代	△1.0

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は114.7で、1.4%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	133.1	1.2
生鮮野菜	113.6	1.9
生鮮果物	116.8	11.3

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は103.2で、変化なし。
(3)光熱・水道は109.2で、△2.9％の下落。
(4)家具・家事用品は113.9で、△0.6%の下落。
(5)被服及び履物は107.6で、△0.5%の下落。
(6)保健医療は100.3で、0.8%の上昇。
(7)交通・通信は94.8で、変化なし。
(8)教育は100.3で、変化なし。
(9)教養娯楽は106.8で、0.6%の上昇。
(10)諸雑費は105.4で、0.2%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、3.4%の上昇。
　10大費目別にみると、食料(10.0%)、家具・家事用品(7.6%)、教養娯楽(3.1％)、諸雑費(2.4%)、交通・通信(2.3%)、被服及び履物(2.2%)、保健医療(2.2％)、住居(1.9%)、教育(0.7%)が上昇。一方、光熱・水道(△8.4%)が下落。