知事コラム190830

知事コラム


(令和元年8月30日配信分「北の島々の魅力を伝えたい」)
                                  
                                 

  皆さんこんにちは。
 先週が利尻島と礼文島、今週は奥尻島を訪問してきました。

 20日、大海原に1,721メートルの山が浮かぶ利尻島に行き、利尻富士町、利尻町、礼文町の皆様と、地域の課題や将来について話し合ってきました。
 いろいろなお話しを伺ったのですが、中でも利尻島と漁師の魅力発信に取り組む「ノースフラッガーズ」の方は、漁師の仕事が「稼(かせ)げる、かっこいい、革(かく)新的」な「3K」だと発信し、仲間を増やしたいとおっしゃっていました。

 ノースフラッガーズとは、かつて島に存在した、漁に出る出ないを示す旗(フラッグ)にちなんで、北の島・利尻から旗を掲げ、未来を切り拓く決意を込めた名前だそうです。私からも、こうした取組や魅力を発信し、皆さんを応援したいと思います。

 翌日は礼文町を訪れ、移住等に向けボランティアで漁業体験する方や、島外に出られた島出身者の方がリーズナブルな料金で宿泊できる「礼文番屋」を見学しました。一昨年オープンしたこの施設、実は、その建設費用は全額、礼文出身で、「故郷に恩返ししたい」という道外の企業経営者の方からの寄附でご支援いただいたとのことです。
 私の進める関係人口・交流人口の拡大に向け、こうしたモデルとなる事例をもっと広げるなど、市町村をしっかりとサポートしていきたいと思います。

 26日には奥尻町を訪れ、まず、172名の方が亡くなられた1993年の北海道南西沖地震の慰霊碑「時空翔」で献花させていただき、災害の様子と復興までを伝える施設「津波館」を訪れました。
 奥尻ならではのエピソードですが、お昼に入った食堂の方から、「何もないんで、これ食べてください。」と定食で出てきたのがウニとアワビ。ビックリしつつも、「何もない」とおっしゃる心遣いに温かい気持ちになりました。

 翌日は奥尻高校を訪問し、島外から入学された方など6名の生徒の皆さんとお話をさせていただきました。
 現在休止中の宿泊施設の活用について仲間で知恵を絞っているといったお話を伺い、私からは「アイディアをぜひ在学中に実践して皆さんの強みとしてください」とエールを送らせていただきました。

 島の生活は、いろいろと大変な面もありますが、島だからこそ育まれるつながりや体験もたくさんあります。
 道外の方はもちろん、子どもたちをはじめ道民の皆さん自身に、住んでいるふるさとの素晴らしさを改めて知っていただけるよう取り組んでいくことも大事だなと思う、この度の訪問でした。

 今回、お話を聞かせていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

                                                         

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