知事コラム240208

2月8日:アイヌ文化のさらなる発信に向けて

 暦の上では、立春を迎えましたが、北海道ではまさに今が冬本番。今週日曜日(4日)から、「さっぽろ雪まつり」が4年ぶりに3会場で開催され、雪像や氷像、巨大すべり台などが、国内外の多くの方々を魅了しています。(2月11日まで)

中でも、民族共生象徴空間「ウポポイ」とTVアニメ「ゴールデンカムイ」がコラボした大通4丁目会場の大雪像は、現在、実写映画が公開されていることもあって、大きな注目を集めています。
「ゴールデンカムイ」は、私自身、原作漫画のファンで、実写化されると聞いたときは大変な挑戦だと思いましたが、公開翌日に映画館で観て、迫力あふれるアクションシーンとともに、厳しくも美しい北海道の自然やその中で育まれてきたアイヌ文化がとても丁寧に描かれていて、製作に関わられた方々が作品に注がれた熱量に圧倒されました。
先週(31日)には、主演の山﨑賢人さん、アイヌの少女を演じた山田杏奈さん、監督の久保茂昭さんと一緒に、ロケ地となった北海道開拓の村で、映画PRとタイアップした北海道プロモーションを行いました。イベントでは、厳寒の北海道での撮影時のエピソードをお聞かせいただいたほか、山﨑さんが馬そりに引きずられるアクションシーンで使われたそりを寄贈いただくなど、皆さんの作品と北海道へ寄せられている熱い想いをひしひしと感じ、とても嬉しく思いました。
 「ウポポイ」では、さっぽろ雪まつり開催期間中の2月4日から11日まで、「映画『ゴールデンカムイ』展inウポポイ」が開催されており、私も土曜日(3日)に内覧させていただきました。期間中は、映画で使用された衣装や小道具などが特別展示されています。
ぜひ、多くの皆様に映画をご覧になって、北海道やアイヌ文化に興味を持っていただき、ロケ地やアイヌ関連施設など、道内各地を巡っていただきたいと思います。

 また、雪まつり大通会場では、「北方領土の日」である2月7日に北方領土フェスティバルを開催し、根室市での住民大会、東京での全国大会と、3つの拠点で早期返還に向けた決意を新たにしました。
 北方領土問題は、早期返還を望む国民の切実な願いにもかかわらず、戦後78年が経過した今日においても未解決のままとなっており、世論のさらなる結集と高揚を図り、国民一丸となって政府の外交交渉を後押ししていくことが重要です。
 6丁目会場には、返還運動ブースが設置され、北方領土返還要求の署名活動などを行っていますので、皆様のご支援とご協力をお願いします。

次に、先週(31日)に開催した「ほっかいどう応援セミナー」についてご紹介します。
 このセミナーは、「北海道を応援したい」という想いを持った企業・団体の皆様と地域の支援ニーズをつなぐ場として、令和元年度から毎年開催しており、今年度は、昨年11月の東京、今回の札幌のほか、今月14日には大阪で開催します。
 今回のセミナーでは、北海道にゆかりのあるエア・ウォーター株式会社の唐渡北海道代表から、同社が道内179市町村の課題解決を支援するため創設した「ふるさと応援H(英知)プログラム」についてご紹介いただきました。
このプログラムは、今年度から2030年度までの8年間で総額10億円を上限に市町村へ寄付を行うこととしており、今年度は、18市町村の事業が採択されています。来年度も8月上旬頃から募集が行われる予定ですので、ぜひ、多くの市町村にチャレンジしていただきたいと思います。
 また、鹿部町、えりも町、音威子府村、滝上町の各町村長、美唄市、上富良野町で地域おこし協力隊として活躍されている真船さん、大道さんから、各地域の課題解決に向けたプロジェクトについてプレゼンいただいたあと、三笠市、岩内町、赤井川村、鶴居村の関係者の方々も加わって、参加企業の皆様との交流会を行いました。
 今後とも、「つながりをチカラに」を合い言葉に、北海道に想いを寄せる皆様のお力添えをいただきながら、北海道を前に進めていきたいと考えています。

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