知事コラム221222

12月22日:今年を振り返って

少し早いですが、今回が今年最後のコラムとなります。いつもコラムを読んでくださっている皆さん、今年もありがとうございました。

今年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、エネルギーや原材料等の価格高騰などにより、道民の皆様の生活や事業者の方々の経営環境に大きな影響が及びました。また、記録的な大雪による交通障害や高病原性鳥インフルエンザが発生するなど、道民の皆様の安全・安心を守る重要性を改めて認識した1年となりました。

一方、こうした困難な状況にあっても、北海道の魅力が広く発信された1年ともなり、北海道のアンテナショップ「どさんこプラザ」を道外に新たに3店舗出店したほか、3年ぶりに開催された「北海道マラソン2022」には、過去最多の約1万8千人が参加し、「ガーデンフェスタ北海道2022」では、恵庭市のメイン会場をはじめ全道各地の協賛会場に多くの方々にご来場いただきました。また、ふるさと納税の寄附受入額が、個人版・企業版とも、3年連続で全国1位となったほか、首都圏からの本社移転や、サテライトオフィス開設などの動きも引き続き活発となりました。

道民の皆様、そして北海道を応援してくださる多くの方々から、ご理解とご協力をいただいたことに、改めて感謝申し上げます。

年末年始は飲食、会食の機会が増えると思いますが、現在、道が「畑の新顔作物」としておすすめしている「にんにく」、「さつまいも」、「らっかせい」は、道内の生産者の皆様の熱意と工夫によって、近年、生産量が増えており、皆さんにお届けできるようになっています。スーパーや飲食店などで北海道の新顔作物を見かけましたら、お米やじゃがいも、たまねぎといったお馴染みの食材とともに、ぜひ味わっていただきたいと思います。

そして、年末年始を安心して楽しんでいただくため、感染リスクが高まる帰省・旅行等の移動や飲食、普段会わない高齢者等と会う場面では、基本的な感染対策を再徹底していただき、帰省前や帰省先から戻った際の検査などについても、ご協力をお願いします。

それでは皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。

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