視覚障がい者向け広報「ほっかいどう」令和7年10月号

広報誌ほっかいどう 2025年10月号

【もくじ】
1 特集1 デジタル関連産業の一大拠点を形成し、くらし・経済が発展する北海道
2 特集2 世界自然遺産・知床
3 ほっかいどう秋の大収穫祭
4 開発行為等に必要な手続をご確認ください!
5 ジタル広報紙ほっかいどう開設!
6 地域おこし協力隊Café
7 高校生のマナビバ
8 ピックアップ 地域情報
9 北海道からのお知らせ
10 道議会レポート

1 特集1 デジタル関連産業の一大拠点を形成し、くらし・経済が発展する北海道

北海道は、国内随一の豊富な再生可能エネルギーや首都圏との同時被災リスクの低さなどから、次世代半導体製造拠点やデータセンターなどのデジタル関連産業の集積が進んでいます。担い手不足などのさまざまな課題がある中、AIなどのデジタル技術を活用し、省力化や地域課題の解決につなげることが重要です。道では、再エネを起点としたGX政策とAI-DX産業政策の一体的な取り組みを展開し、道民の皆さまの暮らしと経済の発展に向けて取り組んでいます。

・GX(グリーントランスフォーメーション)
脱炭素社会への変革と経済成長を同時に実現させるための活動。
・DX(デジタルトランスフォーメーション)
デジタル技術でビジネスや社会の仕組みを変革し、価値創出と競争力強化を図る取り組み。

●北海道のポテンシャル
再生可能エネルギーの潜在力や地理的優位性など本道のポテンシャルを活かしたさまざまなデジタルインフラの整備が進んでいます。

・松前沖・檜山沖の洋上風力発電
世界的に脱炭素化の流れが加速する中、洋上風力発電は再エネ主力電源化の切り札として期待され、北海道は導入に関して日本一のポテンシャルを有しています。令和7年7月、再エネ海域利用法に基づいて洋上風力発電所の整備を可能にする「促進区域」に松前沖と檜山沖が指定されました。
※促進区域とは、自然的条件が適当であること、漁業や海運業等の先行利用に支障を及ぼさないこと等の要件に適合した一般海域内の区域のことで、国から指定されることにより、今後、地域や漁業との共存共栄を前提とする洋上風力発電事業の導入促進が図られます。

・国際海底通信ケーブル【北極海、北米】
北海道は、東アジアの中で最も北米や欧州と地理的に近接しているため、近年、北米と北海道・東南アジアをつなぐルートや、欧州から北極海を経由して北海道や首都圏につながるルートなどの国際的な海底通信ケーブルの敷設について、民間事業者が検討を行っています。道では、国と連携し、それらの取り組みを支援することにより、北海道をアジアにおけるデジタル通信のハブにすることを目指しています。

●デジタル関連産業の集積
ラピダス社の次世代半導体製造拠点や、インターネットなどのデジタルサービスを支えるインフラであるデータセンターの立地などにより、道内においてデジタル技術を活用できる環境が整いつつあります。

・データセンター
現在、苫小牧市においてAIの開発にも活用されるアジア最大級のデータセンターが建設中であるなど、再生可能エネルギーの発電所に近いエリアへのデータセンターの立地が進んでいます。
※データセンターとは、デジタル技術の活用やデジタルサービスの提供に不可欠なコンピューターサーバーなどの設備を備え、データの処理や蓄積を行う施設。近年、生成AIの開発などのために大量のデータ処理と高速計算を可能にするAIデータセンターの建設が進んでいます。

・次世代半導体
令和7年7月、ラピダス社は国内で初めて、2ナノ半導体のウエハの試作に成功し、令和9年の量産製造開始に向けて大きな一歩を踏み出しました。

●デジタル技術の活用による地域課題の解決
北海道の有する多様なフィールドで行う実証実験や研究開発の取り組みを進め、AIをはじめとしたデジタル技術を活用した地域課題の解決に向けて取り組んでいます。

・乳牛の健康状態の自動管理
乳牛の状態をリアルタイムに収集し、AIが個体ごとの行動や体調の違いを学習・解析。発情や分娩の兆候、活動量の変化などを検知し、酪農家がすぐに適切な作業やケアを行えるよう支援します。蓄積されたデータを分析することで、飼養管理の精度と効率が大幅に向上します。

・除雪作業の自動化
除雪機械オペレータの担い手不足や熟練技術の継承のため、除雪現場の省力化による生産性・安全性の向上に資する取り組み「i-Snow」にて、高精度の衛星測位情報により自車位置を把握し、作業装置操作を自動化することで除雪作業の高度化を進めています。

・AIオンデマンド交通の普及
スマートフォンや電話で予約を受け付け、AIがリアルタイムに最適なルートを計算し、車両を配車するシステムで、利用者のニーズに合わせて、柔軟に運行ルートを調整します。高齢者の移動支援や公共交通の補完に加え、環境負荷の低減にも貢献します。

・危険物混入をAIで検知
ごみ処理施設において、AIが廃棄物中の電池やスプレー缶などの危険物を自動検出し、画面上にアラートを表示。 発火・爆発のリスクを未然に防ぎ、安全操業と業務効率化に貢献します。
異物の選別精度が向上し、作業負担の軽減にもつながっています。

〇デジタル人材の育成
北海道では、デジタル関連産業の振興や発展を支える人材を育成するため、学生向けのデジタル技術を身につける職業訓練などに取り組んでいます。

●取組1 半導体の理解促進に向けた出前講座・体験教室
大学や高専、半導体関連の企業と連携し、高校生向けの出前講座や小中学生向けの体験教室を実施しています。理系分野への関心や学習意欲の向上に向け、高校生向けには半導体に関する専門的な授業や、半導体に関連する仕事をロールモデルとして紹介するなどの講座を実施しています。また、小中学生向けには半導体を使った実験などの体験教室を実施しているほか、科学館や商業施設などでの体験イベントも予定しています。

●取組2 HOKKAIDO Tech Academia
-北海道半導体人材育成ポータルサイト-開設
高校生等に向けて、半導体人材の育成に関する情報を発信するため、新たにポータルサイトを開設しました。半導体関連企業に勤める先輩社員インタビューや、半導体オンライン講座など、半導体をわかりやすく解説しています。

●取組3 デジタル技術の職業訓練
社会人や離職・転職者を対象に、デジタル技術が身につけられる職業訓練を実施しています。WEBエンジニア科やJavaプログラミング科など4~5カ月間しっかり学んで資格取得を目指すコースのほか、社会人向けにドローン活用やRPA(定型的な事務作業の自動化)活用科など2~6日間のコースもあります。デジタル関連産業を目指す方は、ぜひ受講ください。
※求職中の方は、訓練期間中、失業給付金が延長される場合があります。

〇GX関連産業の集積に向けた全国トップレベルの支援制度
規制緩和+GX推進税制+企業立地補助金の3本柱を中心に支援を強化
北海道は、再エネ等のポテンシャルを活かし、令和6年6月、全国で唯一GXに特化した金融・資産運用特区に決定されました。令和7年4月より、再エネ電源、データセンター、次世代半導体等のGX関連産業の立地インセンティブ(税制優遇+補助金)を強化しています。

・規制緩和(ビジネス環境の整備)→国内唯一のGXに特化した特区
・税制優遇(ランニングコストへの支援)→GX関連産業 法人道民税等 最大10年間免除
・立地補助金(初期コストへの支援)→GX関連産業 最大15億円補助

▲道庁経済企画課 電話011-204-5309

2 特集2 世界自然遺産・知床

知床は令和7年7月に世界自然遺産登録から20周年を迎えました。流氷の影響を受けた海と陸の生態系の豊かなつながりは世界で高く評価されています。この世界的にも類いまれな価値を有する知床の自然環境を守り、次の世代へとつないでいく必要があります。

〇1 知床の自然の価値
知床の豊かな海は、流氷の下で生育する膨大なプランクトンが、魚類や海鳥類、鯨類などの海洋生物を育みます。サケ科魚類は海から川をさかのぼり、ヒグマや猛禽類の重要な食物資源となります。食べ残された魚も最後は土に還り森の栄養分となります。知床では海、 川、陸にわたるダイナミックな食物連鎖が形成されています。また、動植物ともに北方系と南方系の種が混在しており、これらの生物が密接に影響し合って豊かな生態系を形づくっています。一方で、近年、流氷面積の減少やサケ科魚類の漁獲量の減少など海洋環境の変化が見られ、地球温暖化の影響が懸念されます。道では、地域と連携しながらモニタリング調査などを実施し、適正な保全管理を推進しています。

〇2 知床の自然の魅力
知床には、シマフクロウやシレトコスミレなどの希少な動植物が分布しているほか、陸にはヒグマやエゾシカ、海にはアザラシやシャチなどの大型哺乳類が生息しています。また、冬には、知床の海を覆い尽くす流氷が見られるほか、切り立つ断崖、知床連山、知床五湖など雄大な景観を有し、四季の変化の大きい原生的な自然に触れることができます。

●流氷
流氷は、シベリア沿岸の海氷が南下し漂着したもので、日本では唯一オホーツク海で見ることができます。カヤックや流氷ウォークなどのアクティビティを楽しむことができます。

●動物
流氷の海上に舞う国の天然記念物オオワシ。幻の神鳥と呼ばれ、国内では北海道にのみ生息するシマフクロウ。沿岸ではアザラシやシャチも見られます。高密度でヒグマが生息し、河川ではシロザケやサクラマスなど多くのサケ科魚類を見られるのが特徴です。

●植物
比較的低い標高域からハイマツ低木林や高山植物群落が発達し、多様な植生が分布しています。知床と択捉島、国後島だけに分布する固有種シレトコスミレをはじめ、200種以上の高山植物が咲いています。

〇3 道の取り組み
道では、「北海道知床世界自然遺産条例」、「世界自然遺産・知床の日」の制定やシンポジウム等の啓発活動を通じて、知床の保全等に取り組む機運を高めるとともに、その普遍的価値に対する理解の増進を図る取り組みを進めています。

●世界自然遺産・知床の日の制定
登録10周年を節目に知床の価値を見つめ直し将来の世代につなげていくため、「北海道知床世界自然遺産条例」を制定し、遺産登録年(平成17年)の流氷接岸初日である1月30日を「世界自然遺産・知床の日」として、知床の保全や適正な利用を推進しています。

●シンポジウムの開催
世界自然遺産登録日の7月17日に札幌駅前通地下歩行空間で知床関連の展示を実施したほか、8月31日には、国や斜里町、羅臼町などと共に知床の未来について考える記念シンポジウムを開催し、知床の魅力を発信しました。

〇メッセージ
特定非営利活動法人 知床斜里町観光協会会長 野尻 勝規(のじり かつのり)さん

知床は流氷を起点とした特異な生態系と生物の多様性が評価され、世界自然遺産に登録されてから20周年を迎えました。原生の大自然を観光資源とする知床に事故は避けられないものではありますが、先般の悲しい海難事故と向き合い、観光事業者と斜里町とが共にリスクを洗い出し共有するシステムを構築し、利用される皆さまへの安全と安心の提供を最重要とする取り組みを行っています。冬の流氷観光から春秋の自然体験、さらに登録20周年を契機に、夜の知床五湖をガイドと共に星空を眺める知床星空散歩も新たなコンテンツとしてご用意しています。自然の魅力を体感しにぜひ知床へお越しください。

〇各地でヒグマの出没が相次いでいます
近年、人とヒグマのあつれきがかつてないほど高まっており、令和7年度に入ってから道南・福島町では市街地で、道東・知床半島地域では登山中の方が人身被害に遭うなど、これまではヒグマの心配をしたことがない場所や場面でも、より注意が必要な状況となっています。特に、冬眠までのこれからの季節は、ヒグマがエサを探して活発に活動します。野山でヒグマに出遭わないための対策はもちろんのこと、一人一人がヒグマを人の生活圏に寄せ付けないための対策をとりましょう。

●住宅地等では
・ゴミ出しのルールを守り、屋外に放置しない
・放棄果樹や家庭菜園の残った作物等は片付ける
・ヒグマが身を隠せる草やぶは刈り払う

●野山に入るときは
・ヒグマの出没情報を事前に確認する
・音を出して、複数人で行動する
・クマ撃退スプレーを携行する
・食べ物やゴミは必ず持ち帰る

●それでも出遭ってしまったら
・遠くに見つけたら、静かにその場を去る
・絶対に走って逃げない
・ヒグマの方を見ながらゆっくり後退し、距離を取る
・絶対にエサを与えない

ヒグマを目撃した際は、110番通報をお願いします

▲道庁自然環境課 電話011-204-5204
▲道庁ヒグマ対策室 電話011-204-5988

3 ほっかいどう秋の大収穫祭開催

食べて・知って・体験して!ほっかいどうの食と農を満喫!
対面販売・飲食・体験イベントなど全道から計48団体が出店!!

〇開催日
・2025年10月3日(金) 14:00-18:00(3日は赤れんがガーデンのみ開催!)
・2025年10月4日(土) 10:00-17:00
・2025年10月5日(日) 10:00-15:00

〇会場
・赤れんが庁舎前庭(赤れんがガーデン) 札幌市中央区北3条西6丁目1
・札幌市北3条広場(アカプラ) 札幌市中央区北2条西4丁目

〇全道各地の秋の味覚が集結。新米や新じゃが、旬の野菜や果物など、さまざまな農林水産品の対面販売や飲食提供のほか、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるイベントも盛りだくさん。多くの皆さまのご来場をお待ちしています。

○北海道農業を描いた人気漫画とコラボ!
●荒川弘原作・アニメ「百姓貴族」とコラボ!
北海道産のじゃがいもや牛乳の体験型イベント、農業クイズ大会、着ぐるみグリーティング、スタンプラリー、フォトスポット、展示ブース 他

●横山裕二原作・漫画「十勝ひとりぼっち農園」
スペシャルトークショー&カレー販売

開発行為等に必要な手続をご確認ください!

道内で建物の建設や土地の造成などの開発行為等を行う際は、さまざまな手続が必要となります。道のウェブサイトなどでご確認いただき、事前に関係窓口にご相談ください。
〇必要な手続の例
・ 都市計画法の開発許可、建築基準法の建築確認申請
・ 森林法の林地開発許可、伐採及び伐採後の造林の届出
・ 農地法に基づく転用許可や届出
・ 景観法や市町村の景観条例に基づく行為の届出
・ 北海道水資源の保全に関する条例に基づく届出
・ 自然公園法等に基づく許可、届出 など

〇道では、「北海道水資源の保全に関する条例」を定め、水資源保全地域内で土地取引等を行う場合は、契約締結の3カ月前までに道(権限移譲市町村)に届出する必要があります。

5 デジタル広報紙ほっかいどう開設!

第1回の特集は 赤れんが庁舎リニューアル
北海道のいまを、その手のなかに。ぜひ、ご覧ください。

・ポイント1 道政情報を身近に、より分かりやすくお届け!
・ポイント2 動画や写真を多く活用し、スマートフォンで見やすい!

6 地域おこし協力隊Café

今回は、まちの情報発信をデザインでサポートする斜里町の隊員を紹介します。

●デザイナーの経験を生かし、知床の文化とその魅力を発信しています。
京都府京都市出身 松井 和泉(まつい いずみ)さん

●「知床ブランディング推進」に取り組み、知床の価値を高めてファンを増やす活動をしています。今年5月には、大阪・関西万博の環境イベントで使用した世界自然遺産・知床の生態系を紹介するデザインを担当しました。斜里町は漁業や農業、観光業など、豊かな自然と人の営みが共にあるのが大きな魅力だと感じているので、デザイナーの経験を生かしてこれからも知床の価値を発信していきたいです。

7 高校生のマナビバ

新たな視点で学びを深める道内の高校生の話題をお届けします。

●世界自然遺産を多面的に学ぶ「知床学」
羅臼町では、幼稚園から高校まで一貫して知床の歴史や自然などについて学ぶ「知床学」を教育に取り入れています。「知床学1・2」「知床探究」「海洋生物理論・実習」を選択制で学ぶ、羅臼高校での授業について聞きました。
北海道羅臼高等学校3年 小野寺 さくら(おのでら さくら)さん

●知床の魅力を多くの人に伝えたい
知床の生物のカードを作って、生態系を分かりやすく伝えることに取り組んでいます。たとえば、クジラのカードには捕食されるイカのカードを重ねて、さらにイカには魚のカードを…と続けて、最終的には全体につながりがあることを伝えます。知床学を通して気付いた、この地域の魅力を多くの方に伝えたいです。

8 ピックアップ 地域情報

北海道の各地域から話題をお届けします。

(1)全道
サイクルルート北海道フォトコンテスト2025開催中!
魅力的な北海道の観光資源を活かしたサイクルツーリズムを推進するため、「サイクルルート北海道フォトコンテスト2025」を実施しています。応募資格、応募要件、応募方法など詳細についてはウェブサイトをご覧ください。
▲北海道開発局道路計画課 電話011-709-2311

(2)日高振興局
日高の環境を知ろう!学ぼう!守ろう!なないろパークレンジャー
日高振興局では、地元小学生が環境に関する知識とふるさとの魅力を学び、自然と親しむための「なないろパークレンジャー」を実施しています。対象イベントに参加すると、動物写真や豆知識が記載されたコレクションカードなどがもらえます。
▲日高振興局環境生活課 電話0146-22-9254

(3)紋別市
-20℃の世界を体験!「北海道立オホーツク流氷科学センター」
道立オホーツク流氷科学センターでは、オホーツク海の流氷や自然環境について楽しく学ぶことができます。-20℃の厳寒体験室では本物の流氷に触れることができるほか、オホーツク海の本物の魚たちを氷漬けにした流氷水族館が体験できます。展示室では100匹以上のクリオネ見学がおすすめ。オホーツクの自然を体感できる大型ドームシアターも必見です。
▲道立オホーツク流氷科学センター 電話0158-23-5400

(4)釧路市
釧路市動物園は開園50周年を迎えます
昭和50年(1975年)10月1日に開園した釧路市動物園は、生き物が伝える命の尊さと、それを育む自然の大切さに触れながら、豊かな環境を次代に残すために何が必要かを考える場として、市民や多くの来園者に支えられてきました。令和7年(2025年)には、開園50周年という大きな節目を迎え、さまざまな記念イベントも開催しています。
▲釧路市動物園 電話0154-56-2121

9 道からのお知らせ

道庁からのお知らせなどをお伝えします。詳しくは、各ウェブサイトをご覧ください。

(1)特殊詐欺等被害防止で、安心安全なまちづくり
SNSを悪用した特殊詐欺等による被害が非常に増えています。知らない電話や怪しい話には注意して、不安な時は家族や警察(#9110)にすぐ相談してください。日ごろから防犯意識を高め、安心して暮らせる北海道をみんなで築いていきましょう。
▲道庁地域安全課 電話011-204-5663

(2)9月21日(日)~30日(火)は「秋の全国交通安全運動」
これからの時期は、日没時間が早まり、歩行者が見えにくくなります。ドライバーの方は、早めのライト点灯とスピードダウンで、周りに十分注意しましょう。歩行者の方も射材を着用して被害の防止に努めましょう。また、飲酒運転は重大な犯罪です。絶対にやめましょう。
▲道庁地域安全課 電話011-204-5219

(3)特定健康診査を受診しましょう!
特定健康診査(特定健診)は、40歳から74歳の方を対象とする健診で、生活習慣病の予防や早期発見につなげることを目的としています。定期的に健診を受けて健康チェックを行い、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病を予防しましょう。
▲道庁国保医療課 電話011-206-6495

(4)入院中の子どもを支える、ボランティア募集中
ドナルド・マクドナルド・ハウスは、遠く離れた病院に入院・通院しているお子さんと治療に付き添うご家族のための滞在施設です。ドナルド・マクドナルド・ハウスさっぽろハウスでは、運営を支えるボランティアの方を募集しています。
▲道立病院局経営企画課 電話011-204-5295

(5)泊発電所3号機に係る住民説明会を開催中
国や北海道電力から泊発電所の安全対策や防災対策などのほか、原子力発電のエネルギー政策上の位置づけや必要性、安全性などについて説明する住民説明会を、立地自治体である泊村をはじめ後志総合振興局管内の7カ所で開催しています。
▲道庁資源エネルギー課 電話011-204-5886

10 道議会レポート

定例会の概要などをお伝えします。令和7年第2回定例会(6/17~7/4)

(1)議長・副議長の選挙
6月17日の本会議で、議長に札幌市白石区選出の伊藤条一議員(自民党・道民会議)、副議長に札幌市清田区選出の梶谷大志議員(民主・道民連合)が選出されました。
・議長 伊藤 条一(いとう じょういち)
・副議長 梶谷 大志(かじや たいし)

(2)定例会の概要
緊急に措置を要する経費について、所要の予算措置を講じるための令和7年度一般会計補正予算案2件と条例案10件、その他の案件10件が知事から提案され、議決されました。
また、議員および委員会から提出された意見案6件が原案のとおり可決されました。
本会議では、知事などに対し、21人の議員が一般質問を行いました。

(3)本会議・予算特別委員会の主な質問
次の取り組みなどについて議論されました。詳細はウェブサイトをご覧ください。
●宿泊税について
・宿泊税導入に向け、今後どのようなスケジュールで進めるのか。
・自治体や事業者の意見をどのように取りまとめ、使途を道民にどう説明していくのか。
●米政策について
・北海道米が安定供給されるよう、どのように取り組むのか。
・本道農業を「稼げる農業」とするために、何が必要と考えているのか。
●開発行為について
・倶知安町での違法な開発や森林伐採をどう認識しているのか。
・再発防止に向け、規制強化や組織体制の見直しを含め、どのように対応していくのか。
●農業政策について
・就業人口の減少や高齢化、資材価格の高騰などを踏まえ、次期北海道農業・農村振興計画の策定にどう取り組んでいくのか。
・農業農村整備の推進にあたり、地域のニーズをどう把握し、取り組んでいくのか。
●地域医療について
・物価や賃金を反映した診療報酬の見直しや、道内の要望を踏まえた病床数適正化支援事業の実現など、地域医療の維持・確保にどう取り組んでいくのか。
・地域センター病院など中核的な医療機関への常勤医師の確保にどう取り組んでいくのか。

(4)定例会のお知らせ
令和7年第4回定例会は11月下旬に開会の予定です。議会中継はスマートフォンでもご覧いただけます。

(5)ウェブサイトをご覧ください
議会中継・録画、議会日程、会議録、傍聴・見学案内、議会時報などをご覧いただけます。

▲北海道議会事務局政策調査課 電話011-204-5691

▲北海道の人口データをお届けします。(令和7年7月末現在)
総人口5,012,449人(前年同月比49,171人減)
(人口は毎月公表される統計資料に基づき掲載しています。)

▲広報(誌)「ほっかいどう」次号は令和7年11月の発行予定です。
北海道の公式ウェブサイトで、点字広報誌のテキストデータを公開しておりますので、パソコンやスマートフォンで音声読み上げソフトをご利用されている方は、お聴きになることができます。
発行/北海道総合政策部知事室広報広聴課
〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目
電話 011-204-5110/FAX 011-232-3796

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