知事定例記者会見(平成30年8月2日)

知事定例記者会見

・日時/平成30年8月2日(木) 14:30~14:39
・場所/記者会見室
・記者数/22名(テレビカメラ1台)

会見項目

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知事からの話題

1 熱中症の予防について
2 ほっかいどうサイエンスフェスティバルについて

記者からの質問

1 北海道行幸啓について

知事からの話題

 

熱中症の予防について

〔配付資料:熱中症予防のために(PDF)〕 
  それでは私から2点お話をいたします。
 一つ目は熱中症の予防についてであります。ご配付申し上げた資料は、6月27日の記者会見でご配付したものと同じでありますが、あらためて配付いたしました。毎年7月に熱中症予防強化月間として道民の方々に対応を求めているところでありますが、今年は全国的にも気温が高い状況が続いておりまして、熱中症にかかるリスクが高くなると見込まれますことから、8月まで期間を1カ月延長し、さらに注意喚起を図ることとしたところでございます。道内では今週に入りまして、猛烈な暑さが続いているところでありまして、7月29日までに733名の方が搬送されておられますし、また熱中症の疑いでお亡くなりになった方もいらっしゃるという状況でございます。
 今後も厳しい暑さが続くことが予想されるため、道民の皆さま方におかれましては、外出の際には、日傘や帽子など日差しを避ける工夫をぜひしていただきたいと、このように思います。特にご高齢の方々は、暑さや水分の不足に対する感覚が比較的弱まっていることもございます。屋内にいる場合でも熱中症になることがありますので、のどが渇かなくても、こまめな水分補給を心掛けていただき、室内の温度にも注意をしていただきたいと思う次第であります。
 また、お子さまは体温の調節能力がまだ十分に発達していないため、脱水症になりやすいので、ご高齢の方と同様に気を配る必要があると考えるところであります。
 頭痛や吐き気などの症状が現れたときには、まずは、涼しい場所への避難や水分を補給していただき、症状が改善しなければ、速やかに医療機関を受診していただくなど、体調管理には、十分に気を付けていただきたいと、このように思う次第であります。

ほっかいどうサイエンスフェスティバルについて

〔配付資料:ほっかいどうサイエンスフェスティバルについて(PDF)〕
   2点目は、ほっかいどうサイエンスフェスティバルについてであります。こちらのほうも、配付資料が一枚ありますが、北海道150年事業の一環といたしまして、8月6日、7日の2日間にわたり、きたえーる(北海道立総合体育センター「北海きたえーる」)において、ほっかいどうサイエンスフェスティバルを開催いたします。
 お手元の資料にありますとおり、このフェスティバルにおきましては、在札幌米国総領事館や北海道大学のご協力もいただきまして、北海道の姉妹州である米国のマサチューセッツ州にあるMIT(マサチューセッツ工科大学)から、札幌出身の石井裕(いしいひろし)教授に来ていただきまして、ご講演をいただくことにしております。ご講演の内容は、当日のお楽しみにということでありますが、たぶん、北海道の若い世代の人たちに向けて、ご自身の経験なども踏まえて、新しいことにチャレンジしていくことはとても大切だというようなお話が中心になるのかなと期待をするところであります。夏休み期間でありますので、お子さんにも多く参加していただければと思っているところであります。加えて、企業や学校などにご協力いただき、夏休みの自由研究におすすめの体験実験コーナーや、サイエンスショーなどのステージイベントも実施いたします。
 それから、特別展示といたしまして、むかわ町が所有しておられますティラノサウルス・レックスの全身骨格模型の展示もあります。このティラノサウルス・レックスの全身骨格の本体はカナダにありますが、その模型をカナダの当局の了解を得て、この度、きたえーるに展示していただきます。それからもう一つの目玉は、5日に、天皇皇后両陛下が北海道150年式典にご臨席された後にご覧いただければということで準備をしております「むかわ竜」の骨格化石がございます。これも大人の方やお子さん方にもお見せしようと思って、展示をさせていただきますし、またJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)のロケットの模型、装着可能な宇宙服の展示も考えているところであります。
 加えて、車型ロボットのプログラミング教室、ワークショップなども開催するところでありまして、お子さんから大人まで楽しんでいただければと思っております。PR方よろしくお願いいたします。私からは以上2点です。

記者からの質問

(NHK)
   いよいよ明日、行幸啓ということで、お迎えにあたってのお気持ちと期待を、あらためてお願いします。

(知事)
 分かりました。
 天皇陛下におかれては、平成になってからだけでも、8回ご来道いただいているところでございまして、例えば、1993年にございました奥尻島を中心とした北海道南西沖地震の直後にもお越しいただき、また私が知事に就任してからは、2000年の有珠山噴火からの復興状況を2003年にご視察いただいたことなども含めて、8回のご来道をいただいているところでございます。
 私は、今回で5回、ご一緒させていただくことになりますが、本当にお心を込めてご訪問され、先々で道民の方々にお声掛けをしていただく場面を拝見いたしまして、両陛下のお人なり、本当に国民と共に歩むと言っておられる、それを近くで拝見する機会があるということ、私自身も感銘を受けているのですが、それ以上に、そのお声掛けを受けた道民の方々が大変に感動しておられる姿というのが、全国どこでもそうだと思うのですが、大変にほほ笑ましいと申しますか、何とも言えぬ心地良い気持ちになることが多かったことを私も振り返っているところでございます。
 この度のご来道では、私ども北海道にとっての大きな節目になる150年記念式典に御臨席を賜ります。また、利尻島をご訪問されるという予定にもなっているところでございまして、加えて、日程はご承知だと思いますが、北広島市内の農家のご訪問などもございます。記念式典の御臨席、そして道内の事情の御視察、こういったことを通じて、親しく道民と触れ合っていただくことは、道知事であります私にとりましてもこの上ない慶びでございます。心からお待ち申し上げたいと、このように思っております。

 

 


この文章については、読みやすいよう、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどを整理し作成しています。
                                                                                                                                                                (文責 広報広聴課)

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