会見項目

知事からの話題

１　平成２８年第３回定例会の開会にあたって
２　秋の全国交通安全運動について

記者からの質問

１　災害対策の補正予算について

知事からの話題

平成２８年第３回定例会の開会にあたって

 　私からは２点であります。
 　今日から、平成２８年第３回定例会が開会いたしました。
 　冒頭、私から特別発言という形で、８月中旬以降相次いで発生した台風などによる大雨災害に関連し、亡くなられた方々に対してあらためて哀悼の意を表し、また被災された方々へのお見舞いを申し上げました。
 　加えて災害の状況をご報告申し上げ、今定例会中にできる限り速やかに、この災害対策関連の予算をご提案申し上げたいということも説明いたしました。
 　その上で、当初から今定例会で予定しておりました約５９億円の補正予算案について、ご提案をさせていただきました。それ以外にも条例案などのご提案もさせていただきました。
 　今週の金曜日（１６日）から代表質問が始まります。活発な議論を展開してまいりたいと、こんなふうに考えております。

秋の全国交通安全運動について

〔配付資料：秋の全国交通安全運動について（PDF）〕
〔配付資料：平成２８年交通事故発生概況（平成２８年９月１２日現在速報値）（PDF）〕　
 　２点目は、秋の全国交通安全運動についてであります。
 　９月２１日から３０日までの１０日間、「秋の全国交通安全運動」が展開されます。その前日の９月２０日火曜日には、関係機関・団体の皆さま方のご協力の下、「２０１６交通安全道民総決起大会」を開催し、「秋の運動」を広く周知するとともに、道民総ぐるみで運動に取り組むことといたしております。
 　運動初日の２１日には、道職員等による街頭啓発を実施いたします。また３０日には、「交通事故死ゼロを目指す日」として啓発イベントを開催し、交通ルールの遵守や飲酒運転根絶を呼び掛け、交通安全意識の向上を図ることといたしたいと考えております。
 　これからの秋にかけての時期というのは、日没が早まってまいります。視界が悪くなるため、自動車の早めの点灯や高齢者の方々の夜間外出の際の夜光反射材の着用などに、十分ご留意をいただきたいと思います。マスコミの皆さま方も、交通安全の呼び掛けについてご協力をよろしくお願いいたします。

記者からの質問

（朝日新聞）
 　今定例会中に提案する災害対応の補正予算の件ですけれども、台風の被害は現時点で１，０００億円規模、相当大きくなるのかと思いますけれども、知事としてはどれくらいの補正予算の額にしたいのか、規模感についてお考えがあればお聞かせください。

（知事）
 　まだそこまで事務方から報告を受けておりませんので、今、金額について申し上げることはできません。
 　ただ、今回の災害というのは、本日の議会冒頭での発言でも申しましたとおり、１週間に三つの台風が上陸するということは統計開始以来初めてのことであり、（台風１０号を含め）四つの台風によって大変大きな被害がもたらされたことに加えて、台風１３号から変わった低気圧などの影響で、宗谷や一番直近では羅臼などに被害が広がっているという現状を踏まえて、私どもとしては四つの台風に限らず、その後の大雨による被害も含めた一連の災害であるというような規模感を持って考えていきたいというふうに思っているところであります。
 　国に対しても、激甚災害の指定に向けて９月７日に被害額の報告はしましたが、さらに被害額の精査をしていかなければならないと思っておりますし、また加えて今のご質問との関係では、道の補正予算についても、四つの台風に加えてその後の大雨による被害も含めた一連の災害への対応ということで検討するように、事務方には指示をいたしているところでございます。最終日と言わず、できる限り早く補正予算案をまとめて道議会にご提案を申し上げ、できる限り早く議決をいただければと、こんなふうに思っております。

この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。