知事定例記者会見記録(平成28年7月8日)

   

 

知事定例記者会見

・日時/平成28年7月8日(金) 15:10~15:20
・場所/議会記者室
・記者数/16名(テレビカメラ1台)

会見項目

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知事からの話題

1 平成28年第2回定例会の閉会に当たって
2 夏の交通安全運動について
3 職員の飲酒運転根絶に向けた取組について

記者からの質問

1 道認可通信制高等学校における不適切な教育活動について
2 参議院議員選挙について

知事からの話題

 

平成28年第2回定例会の閉会に当たって

  私からは3点ございます。まず1点目は、本日、(平成28年)第2回(北海道議会)定例会が閉会いたしました。ご提出申し上げました補正予算の議決もいただきましたし、また質疑の中で、観光や農林水産業の振興、医療・福祉対策、空港民営化をはじめとした交通政策など、さまざまなご議論をいただきました。
  それから、オリンピックなどの世界大会で活躍できる選手の育成を図るための事業や、産地パワーアップ事業など、補正予算約29億円をはじめ、条例14本についても可決をいただきました。
  今後とも本定例会におけるご議論を踏まえて、道政にあたってまいりたいと、このように考えております。

夏の交通安全運動について

〔配付資料:平成28年夏の交通安全運動(PDF)
〔配付資料:平成28年飲酒運転根絶の日決起大会(PDF)
〔配付資料:飲酒運転根絶の日決起大会実施計画一覧(PDF)
〔配付資料:平成28年交通事故発生概況(平成28年7月7日現在速報値)(PDF)
  2点目は、夏の交通安全運動についてであります。
  7月11日月曜日から20日水曜日までの10日間、「夏の交通安全運動」を展開することといたしております。今年は「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」施行後、初めての飲酒運転根絶の日である7月13日水曜日に、全道各地で決起大会などを一斉に開催する予定としております。私自身、札幌市内の共済ホールで開催されます決起大会に出席し、道民の皆さま方に飲酒運転の根絶を呼び掛けることといたしております。
  北海道は、これから本格的な行楽シーズンを迎えるところであります。交通量も増大いたしますので、飲酒運転はもとより、スピードの出し過ぎや長距離運転による居眠りなどにも注意をしていただくよう、マスコミの皆さま方のご協力を心からお願い申し上げます。

 

職員の飲酒運転根絶に向けた取組について

〔配付資料:職員の飲酒運転根絶に向けた「決意と行動」(PDF)
  3点目でありますが、「職員の飲酒運転根絶に向けた「決意と行動」」というものを本日決定し、全庁に周知をいたしたところでございます。
  この取り組みは、ご承知のとおり、先月、釧路総合振興局の職員が飲酒運転により検挙される事案が発生したことを重く受け止め、私から、7月13日の飲酒運転根絶の日までに対策をとりまとめるよう事務方に指示したところでございますが、本日閉会いたしました第2回定例会でのご議論なども踏まえて、この「決意と行動」を決定したところでございます。
  今後、職員の飲酒運転根絶に向け、決意を新たに具体的な行動として取り組んでいきたいと、このように思っております。
  特に今年は、7月13日から9月30日までの間を「飲酒運転根絶取組強化期間」と位置付け、取り組みを集中的に実施したいというふうに思っております。
  具体的には、各地域で実施している交通安全運動に全職場の職員が参加するほか、全職員が「飲酒運転根絶誓約書」を提出するとともに、飲酒運転根絶カードを携行することなどについて、取り組んでいくことといたしております。
  これは知事部局の取り組みでありますが、道教委そして道警においても、それぞれ対策をしっかりやっていくということで、連携を図りながら取り組んでいきたいと考えているところでございます。
  そして、決してあってはならないことでありますが、万が一、職員の飲酒運転が発生した場合には、人事課内に設置する交通違反速報室に直ちに報告をして、速やかな公表につなげるということ、それから、懲戒処分につきましても、この取り組みの遵守状況等を勘案した上で処分の量定を加重することとしておりまして、これを職員に周知することといたしております。こういった対応の強化ということが、職員の飲酒運転の抑止にもつながっていくと、このように考えているところであります。
  改めて、私どもとして、道職員の飲酒運転の根絶を徹底すると同時に、二つ目の話題として申しましたとおり、飲酒運転の根絶を含め、交通安全運動をしっかり展開してまいりたいとこんなふうに考えております。
  私からは以上であります。

記者からの質問

(毎日新聞)
  深川市に本校を置く、クラーク高校について、学校法上認められていない無認可校から(生徒の)編入を受け入れるなどのさまざまな問題が判明しました。それについての知事の所感をお伺いします。

(知事)
  一言で言って、あってはならないことでありまして、誠に遺憾であります。現在、認可権限を持つ道として、このことに対応しているところであります。
  不適切な取り扱いということで、私どもとして認識をいたしましたのは、一つ目は面接指導及び定期試験ということについて、クラーク記念国際高等学校の本校校舎又は学則に記載されている面接指導施設で行うべき定期試験を、この学則に記載されていない四谷インターナショナルスクールで行われたということ、また、その際の問題用紙等の管理がずさんであって、一部に不正が見られたということであります。
  それから二つ目の不適切な取り扱いとしては、同じく四谷インターナショナルスクールにおいて、教員が生徒に成り代わってWEB学習を受講していたこと、そしてこのことをクラーク高校において気づかないまま単位を認定していたということ、三つ目としては、編入学について、本来単位を算入することが認められない民間教育施設で学習した成果を、クラーク高校の単位として認めた上で編入させていたということ、この三つの不適切な取り扱いについて、改善を指示し、さらには再発防止に努めることを求めたところでございます。
  クラーク高校においては、私どもからの申し入れをしっかりと踏まえて対応していただくのは当然でありますが、このクラーク高校を含めて、道内には道認可の通信制高校が6校ございます。他の高校に対しましても、注意喚起のための通知を行うことといたしているところであります。

(釧路新聞)
  今、参院選のさなかなんですけれども、知事、街頭応援にこれから、今日明日になると思うのですが、立たれるご予定はありますでしょうか。

(知事)
  今日、安倍総理が来ておられるという話は聞いておりました。今日はこの後も公務がございますので応援の予定はございません。明日については、いくつかご要請もございまして、私の事務所のほうで日程調整をしておりますので、それが整えば参ろうかなというふうに思っております。


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなどを整理し、作成しています。

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