知事定例記者会見(平成28年4月15日)

知事定例記者会見

・日時/平成28年4月15日(金) 14:30~14:40
・場所/記者会見室
・記者数/21名(テレビカメラ1台)

会見項目

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知事からの話題

1 平成28年(2016年)熊本地震について

記者からの質問

 1 道政などに関する世論調査について(1)
 2 道政などに関する世論調査について(2)

知事からの話題

 

平成28年(2016年)熊本地震について

 私からは1点であります。昨日(4月14日)の21時26分、熊本県熊本地方で最大震度7の地震が発生いたしました。気象庁は今回の地震の名称を「平成28年(2016年)熊本地震」と命名したというふうに先ほど担当から報告を受けたところでございます。
 この地震によりまして、現在のところ、13時55分消防庁発表の情報と聞いておりますが、熊本県内で、9名の方が亡くなられましたほか、765名もの方が負傷されたとお伺いしております。さらには、1万5千人を超える方々が避難をされているというふうにお伺いしているところでございます。
 亡くなられた方々に、心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げる次第であります。
 こうした地震などの大規模災害が発生した場合、全国知事会では、各ブロック、今回の場合は九州ブロックになるわけでありますが、その各ブロックで十分に対応できない場合には、他の都道府県が全国知事会の調整の下で広域応援を行うということになっておりますので、私ども道といたしましても、全国知事会を通じて応援の要請があった場合には、被災県の支援に最大限努めてまいる所存であります。
 また、昨日、熊本地震の発災を私が認知した後、直ちに担当部局に指示をしたところでありますが、万が一、こういった大規模災害が道内で発生した場合に、職員が取るべき具体的な対応などについて、再確認をするように指示をいたしまして、本日あらためて全職員に周知を図ったところであります。私からはこの1点であります。

記者からの質問

(北海道新聞)
 北海道新聞社はですね、先頃、全道世論調査を行いました。高橋道政を支持するのは、「大変良い」「まあ良い」を合わせて、59パーセントに上りました。一方で、知事が5期目を目指すべきかという質問に対しては、「目指したほうが良い」よりも「交代したほうが良い」が多かった結果になりました。この数字をどのように受け止めていらっしゃるでしょうか。

(知事)
 御社の調査結果については、今回、報道を通じて私も認識をさせていただいているところであります。御社の調査結果を含め、常日頃から、私の道政運営に関して、さまざまなご意見などを伺っているところでございますので、常に私はそれらを真摯(しんし)に受け止め、道政の推進、私の政策の判断や進め方などへの反映に努めているということであります。

(北海道新聞)
 同じ(全道)世論調査で、道議会の庁舎についても質問しまして、「今賛否を決めるよりも、もっと議論すべきだ」との回答が最多でした。複合施設の検討を求める声も多く、現在の道の計画を、そのまま進めることへの賛成は8パーセントにとどまりました、この数字についてもどのようにお考えでしょうか。

(知事)
 この道議会庁舎の建て替えを始めとして、道政上の諸課題への対応について、幅広くご意見をお伺いしながら、道民の皆さま方のご意見を真摯(しんし)に受け止め、道政を推進していくというのが私どもの基本スタンスであります。
 道議会庁舎の建て替えについては、以前から記者会見で申し上げておりますとおり、道議会は、道の予算のご審議、そして議決、さらには条例案などの議決をいただくだけではなく、その他道の施策の方向付けなどにつきましても、私どもは常に道議会における議論を踏まえて、道庁としての政策の決定を進めてきたところでございますので、そういったことを行う大変重要な役割を果たす場としての道議会、この庁舎がですね、記者の皆さま方もご承知のとおり、外壁がはがれ落ちたり、天井も落ちてきたことがあるなど、大変老朽化が進んでおります。それからさらに耐震性に問題がありまして、昨日の熊本地震は震度7でしたか、道議会庁舎は震度5を超える地震で建物が倒壊する恐れがあるという状態にあり、また、よくユニバーサルデザインというのでしょうか、バリアフリーという観点からも、これは傍聴される方についても、議員の方についてもでそうでありますが、身体的な障がいをお持ちの方への対応などについても不十分な状態にあるのは、日々道議会庁舎に出入りをしておられる記者の皆さま方もご承知のことと思います。そういった中でさまざまなご意見も踏まえて、また道議会からのご要請も踏まえて、私として道議会庁舎の建て替えということを決断し、今年度予算に道議会庁舎の建て替えの予算の一部を計上させていただき、そして道議会の議決もいただいたという、現在はそういう状況でございます。
 これからも、できる限り情報提供を行っていくという基本スタンスには、全く変わりはないところでございまして、今後、設計者の選定という手続きに入ってまいりますが、もとより設計者の選定をする場合には、いろいろな観点から配慮をしながら進めていかなければならないわけでございますが、(議会庁舎建築設計者選定)審査委員会の皆さま方にもお諮りをしながら、できる限りこういうプロセスについても情報開示を徹底してまいりたいというふうに思っております。
 また、道議会議長といろいろな場でお会いする機会がございまして、そういう場でも、議長から、道議会としても、道民の皆さま方に対するさらなる丁寧な情報提供ということを検討しておられるというふうにもお伺いをしているところでございますので、そういった点に配慮しながら、丁寧にこのことを進めていきたいと思っております。

 


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