知事定例記者会見記録(平成27年2月20日)

知事定例記者会見

・日時/平成27年2月20日(金)12:20~12:29  
・場所/議会知事室前
 ・記者数/25名(テレビカメラ3台)

会見項目 

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知事からの話題

1 平成27年第1回定例会の開会にあたって
2 2015北海道マラソン・はまなす車いすマラソンについて 

記者からの質問

1 ロシア水域におけるさけ・ます流し網漁業の禁止法案について
2 道議会への対応について
3 次期知事選について(1)
4 次期知事選について(2)  

知事からの話題

 

平成27年第1回定例会の開会にあたって

  それでは私からは2点お話をいたします。
  今日、平成27年の第1回定例会(平成27年第1回北海道議会定例会)が開会いたしました。私から総額約386億円の今年度の補正予算と来年度の当初予算、いわゆる骨格予算の提案などをさせていただき、補正予算につきましては冒頭先議をいただいたところでございます。簡易採決ということで、全会一致で議了をいただいたところでありまして、直ちにこの予算執行に向けてしっかりと対処しつつ、引き続き議会のご議論に真摯(しんし)に対応していきたいと、こんなふうに思っているところであります。

2015北海道マラソン・はまなす車いすマラソンについて

〔配付資料:2015北海道マラソンとはまなす車いすマラソンとの合同開催 〕
 2点目は、2015北海道マラソン・はまなす車いすマラソンについてであります。2015年、この夏に、「北海道マラソン」と「はまなす車いすマラソン」を合同開催することといたしました。
 障がいのある方と健常者の大会を合同で開催することによりまして、障がい者スポーツの裾野の拡大、障がいのある方と健常者の交流、それから障がいのある方への道民の理解促進、そういうことを図っていきたいというふうに思っているところでございます。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの大会でも、今まで以上にパラリンピックに注目が集まるというふうに私どもも考えているところでありまして、障がい者スポーツの普及、競技力向上ということに貢献をしたいと、このように考えております。
 8月30日の日曜日、車いすマラソンは午前8時30分、北海道マラソンは午前9時、大通公園をスタートということであります。
 参加人数ですが、北海道マラソンは、フルマラソンが昨年より2千人多い1万5千人、ファンラン(11.5キロメートル)が3千人、合計で1万8千人であります。車いすマラソンは、ハーフマラソン100人、ショートレース(1.5キロメートル)100人、合計で200人を定員として考えているところであります。
 2月5日に、ご来道されたソウル(特別)市長との間で(日本国北海道と大韓民国ソウル特別市との友好交流協定締結5周年における)共同声明を発表させていただいたところでありますが、北海道マラソンは3月15日に開催予定のソウル国際マラソンと交流協約を(2011年に)結び、相互に選手を派遣しているところでありまして、今回も男女各1名を受け入れる予定といたしております。
 4月5日の日曜日から受付を開始する予定でありまして、大会の成功に向け、皆さま方と連携し、北海道を挙げておもてなしの機運を高めて、素晴らしい大会にしていきたいと、こんなふうに考えております。
 私からは以上2点であります。   

記者からの質問

(HBC)
 ロシアとの関係の問題なのですけれど、ロシア下院にですね、さけ・ます流し網漁を全面禁止する法案が提出されたと聞いておりましてですね、ロシアの200カイリ内で操業している船は、根室、釧路でもかなり多いようなのですが、知事としてはどういうふうに受け止め、どういうふうに対応していこうと考えていらっしゃいますでしょうか。

(知事)
 ちょっと前(2009年)にもそういった法案の提出というのがロシアの議会であったわけでありますが、その際は廃案になったというふうに聞いております。ただ、今回の提出にあたっては、実力者と言われておられる(フョードロフ)農業大臣がそれを支持するというご発言もあると聞いているところでありまして、今まで以上に大変厳しい状況なのかなという認識を持っているところでございます。
 私ども道としてもですね、道外の船籍も含め38隻の操業に大きな影響が出てくることも想像されますので、今後ともいろいろ情報収集に努めるとともに、そして私の名前で(フョードロフ)農業大臣への書簡を送らせていただきましたが、国に対しても、国としてロシアに対してしっかりとした働き掛けを行うように、そういった働き掛けもしているところでございまして、本議会中うまく日程が取れれば、道議会の皆さま方とともに私自身も東京に行って働き掛けができる機会が得られればと、こんなふうに考えているところであります。


(STV)
 3期目の集大成の時期に今来ていると思うんですけれども、今後の道議会をどういうような、どのような感じでいきたいとかって思いなどをもしあらためて聞けましたらお願いいたします。 
 
(知事)
 道議会への対応というのは、常に、私は真剣勝負だというふうに思っておりまして、その時々に私ども道側から、今回は補正予算と当初予算の提出プラス各種条例ということになるわけでありますが、そういったご提案を申し上げたそれぞれの案件について、誠実にご説明をすると同時にですね、道議会の各会派の方々とのさまざまなご議論に真摯(しんし)に対応していくと、これに尽きると思います。
 確かに3期目の知事として、この4年間の最後の振り返りということでありますので、とりわけ心を込めてですね、今まで以上にしっかりと対応していきたいと、こんなふうに思っております。


(共同通信)
 知事選の関連なんですけれども、先日、民主党北海道さんが佐藤のりゆきさんへの支持の方針を決めました。共産党さんも支援の方針を発表いたしまして、主要政党と言われる党のですね、道知事選への態勢というのがあらかた出たと思うのですが、そこで、事実上のですね、高橋知事と佐藤さんの一騎打ちという構図がほぼ固まったかと思うんですけれども、それを受けての受け止めをまずお願いできますでしょうか。 
 
(知事)
 しっかりと戦っていきたいと、こんなふうに思っております。
 知名度の高い方でありますので、公務がもちろん優先でありますが、その合間を縫って、しっかりと私なりのこの戦いというものを考えていきたいと、こんなふうに思っております。 


(TVh)
 ちょっとそれと関連するお話になってしまうのですけれども、政党から支援を受けた佐藤さんに対してですね、今後公明党さんのほうも、もし知事からの要請があれば協力をするという用意もあるようなんですけれども、それについてはどうお考えですか。

(知事)
 ご支援をお願いできれば大変ありがたいというふうに思っております。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなどを整理し、作成しています。

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