知事定例記者会見記録(平成26年12月1日)

知事定例記者会見

・日時/平成26年12月1日(月)15:25~15:35  
・場所/議会知事室前
 ・記者数/18名(テレビカメラ1台)

会見項目 

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知事からの話題

1 平成26年第4回定例会の一般質問を終えて

記者からの質問

1 冬季オリンピック・パラリンピックの招致について
2 新千歳空港の深夜・早朝時間帯の発着枠の拡大について
3 選挙応援について

知事からの話題

 

平成26年第4回定例会の一般質問を終えて

  私からは1件でありまして、今日で今年の第4回(北海道議会)定例会の一般質問を終えたところでございます。ご承知のとおり一定期間、衆議院選挙の間、休会がありまして、予算特別委員会の議論が(12月)16日から再開されるということになっているところでございまして、経済政策、人口減少問題、一次産業振興など幅広い分野の議論が出ておりますので、これからも真摯(しんし)に議論を深めていきたいと、このように考えております。
  私からは以上です。  

記者からの質問

(北海道新聞)
 この間、札幌の上田市長がですね、(2026年冬季)オリンピック(・パラリンピック)の開催地に立候補したのですが、道としても協力するというお考えは知事も示していらっしゃったとは思うのですが、あらためて道としてどのように支援されていくのか教えていただけますでしょうか。

(知事)
 まだ先のことと思っておりましたが、正式にですね、上田市長が札幌市として(冬季オリンピック・パラリンピックの)招致に名乗りを上げられたということは、そのちょっと前にあった道市懇(平成26年度北海道・札幌市行政懇談会)の時もそのようなことを言ったかなと思うのですが、一道民としても、あるいは一札幌市民としても、何か胸がわくわくするようなそんな思いを持っているところでございます。個人としてそうでありますが、組織としての道がこれからどういう形で札幌市と連携をしていくかということはしっかり考えていかなければならないわけでありまして、まずは札幌市がどういうことを求めておられるかということをきめ細やかにお伺いすることは重要だと思うわけでありますが、もうずっと前になりますけれども、かつて札幌でオリンピックが行われた時の前例であるとか、あるいは、夏季オリンピックの東京都は(広域行政体と基礎自治体としての機能を有する)特殊な自治体形式をとっておられるのでなかなか前例にはならないのですが、例えば長野(オリンピック)の時の市と県の関係なども勉強しながらですね、市との協力分野というのを、われわれ自身からも、いろいろと必要であれば発信していく必要があるのかなと。やはり組織をチームとして作っていかなければならないので、(組織への)職員の派遣というのは当然出てくるでしょうし、また、道外に対するあるいは世界に対する対外的な広報活動であるとか、あるいは道内外の民間の協力も当然得ていかなければならない。そういうことも札幌市と連携をしながら、あるいは道としても協力をしていかなければならない。
 それから競技の場所も、この前の道市懇の時も話題になったのでありますが、今段階でも札幌市内で(競技施設の)全てが完結するわけではないということでありまして、例えば(アルペン)スキーの滑降(と複合)についてはなかなか札幌市内に適地がないので、あの時市サイドが言っておられたのは富良野(スキー場)とかニセコ(グランヒラフ)とかだったですかね、そうした開催の施設についての道内の他の自治体との調整など、まだいろいろあると思います。もちろん財政負担のこともありますしね。そういったことを一つ一つ、まずは札幌市のご意見というかお考えをお伺いした上で、スピーディーに対応の方向性というのを検討していきたいなと、そんなふうに思っております。


(苫小牧民報)
 先日ですね、苫小牧と千歳の新千歳空港の早朝・深夜便の(発着枠の拡大)関係で住民とお話しされたと思うんですけれども、お話しをした後の、その後の感想というのはどのようにお持ちでしょうか。

(知事)
 あの時、確か千歳市での懇談が終わった直後に、(会場の)弥生会館の外で、そこにおられた記者さんにはぶら下がりの取材を受けさせていただいたところでありますが、あの場ではですね、千歳も苫小牧もだいたい一緒でありますけれども、そもそも現在(発着枠が)6枠ということになっているところで、私の3期目の公約で(必要枠数)20枠ということを掲げさせていただいて、なのに今、30枠でご提案を申し上げて協議をさせていただいていると。何で30枠なのかという率直なご疑問ということに対しては、それぞれの協議の中で千歳にも苫小牧にも事務的には縷々(るる)ご説明しているのでありますが、やはり知事の公約なのだから知事から直接聞きたいという、そういう気持ちをずっと両市から、特に千歳市のほうから受けておりまして、そのことを、今の航空情勢であるとか、北海道ブランドがどんどん高まっている状況とか、そういうことを踏まえての、私ども道庁として、あるいは知事として、何で30枠を必要と考えているかということを中心に、私の率直な思いというものを住民の方々にご説明申し上げたということであります。
 それに対して、千歳の皆さま方はやはり騒音だと、夜眠られないんだと、生活権、人権という言葉を使われた方もおられましたけれども、そういった地域の実情を踏まえての本当に切実なご意見を縷々頂戴したところでございます。
 苫小牧のほうはですね、騒音ももちろんあるのでありますが、そういったことと併せて、地域もいろいろでありますのでね、騒音と併せてやはり地域に対するさまざまな振興策というのでしょうか、そういった議論もしていただきたいというような、それぞれ率直なご意見もお伺いし、今後の協議に、私どもとしては弾みをつけていきたいというふうに考えているところであります。
 弥生会館の外でも申し上げたのでありますが、次回以降の(地域)協議会、フルオープンでやらせていただく協議会に、うまく調整が付けば私自身出席をさせていただきたいと、こんなふうに思っております。 


(共同通信)
 明日からいよいよ(衆院選の)選挙戦が始まるわけなんですけれども、知事が政治家としてですね、どういった活動をされていくか伺えますでしょうか。この選挙戦。 

(知事)
 実はご承知の方もおられるかと思いますが、一昨日は公務で千歳、苫小牧のほうに参りましたが、昨日はたまたま終日公務がなかったのでありまして、一つは滝川のほうに、(北海道第)10区の候補予定者からご要請がございましたので応援に参りました。それから、昨日はもう一件、夜ですね、(札幌市内の)月寒のほうに、(北海道第)3区の候補予定者からご要請がございましたので応援に行って参りました。
 明日、公示でございまして、(12月)14日までの短期間の選挙戦ということでございまして、前回の記者会見(平成26年11月26日)の時もご質問にお答えする形で申し上げたかと思うのでありますが、一政治家として、選挙応援について、必要に応じやっていくということになろうかと思っております。一つはやはりご要請があることが大前提でございますが、第二として公務との関係で日程がきちんと調整できるかどうか、さらにはですね、ご要請いただいた当該候補の方と私ども道庁、あるいは私個人としての高橋とのこれまでのお付き合いなどということを総合的に勘案した上で、私として応援をさせていただくことはこの公示後もあり得るかなと、こんなふうに思っているところでございます。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなどを整理し、作成しています。

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