知事定例記者会見記録(平成25年7月18日)

知事定例記者会見

・日時/平成25年7月18日(木)14:30~14:37  
・場所/記者会見室
 ・記者数/28名(テレビカメラ1台)

会見項目 

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知事からの話題

1 北海道エアシステム(HAC)を利用した被災地への訪問について

記者からの質問

1 JR北海道における列車運行トラブルについて

知事からの話題

 

北海道エアシステム(HAC)を利用した被災地への訪問について

〔配付資料:知事のHACを利用した被災地への訪問について〕
  それでは私からまず、HACを利用した被災地への訪問についてご報告を申し上げます。
  2定道議会(平成25年第2回北海道議会定例会)での議員の方のご質問にお答えする形で申し上げたところでありますが、HACの(丘珠-)三沢線を活用して、明日7月19日、私自身が三沢入りをする予定にしておりまして、三沢市長と面談をいたします。これで2回目になります。それから岩手県に参りまして、被災地の復興に取り組んでいる道からの派遣職員の激励もしてまいりたいと考えております。HACの三沢線は7月1日に就航いたしまして、8月からは函館を経由する便も就航することから、三沢市長にはこの実現に向けても大変ご努力を頂いたわけでありますし、さらに地元の関係機関と調整をしてHACのさらなる利用促進に向けた取組もやっていただいておりますので、その御礼を三沢市長に申し上げるとともに、さらなるインバウンド、アウトバウンドの需要の掘り起こしについて、互いに連携していくことを確認をしようというふうに思っております。前から申し上げておりますとおり、北海道サイドへのインバウンドについては一定の需要が見込めるわけでありますが、こちらから向こうへ行くお客様もいっぱい運んで、搭乗率向上ということを考えていく必要があります。その意味では、三沢空港周辺には、十和田湖、あるいは三陸復興国立公園などがあります。いろいろな形での利用促進を考えていきたいと思う次第であります。
  今年度、岩手県には、道から延べ14名の職員を派遣することとしており、現在は、そのうち11名が農村整備や漁港の復旧など、被災地の復興に向けて日々頑張っているところであります。こういった職員の労をねぎらうとともに、さまざまなお話をしていきたいと思っております。
  私からは、以上です。

記者からの質問

(北海道新聞)
  先週に引き続きなんですが、JR北海道がですね、つい先日、また配電盤からの出火ということで乗客の方に非常に影響が出ました。先週は前の事故の事についてお尋ねしましたけれども、函館線。今回はスーパーおおぞらということで、また別の列車がああいう形で止まりまして、なかなか負の連鎖が止まらない状況にありますけれども、これについての知事の受け止めと、あらためて今回の、先日の配電盤の出火、そしてその前の八雲での事故、これを受けて道として何か取組というか、JRへの要請などご検討でしたらお聞かせください。 
  
(知事)
  分かりました。前回ご質問があったのが、7月6日の八雲町(で発生した出火事故)の事案だったと思います。7月15日に、今おっしゃったスーパーおおぞら3号、JR千歳線でまた出火のトラブルがあったということでして、このように度重なる事故が起こること、それもこの観光シーズンのただ中に起こるということは、大変残念でありますし、また遺憾であるというふうに申し上げたいと思う次第であります。
  前回の事故の直後に、交通企画監からJR(北海道)に対して申し入れをしたわけであります。その後は、私が報告を受けているところによりますと、JRの新社長である野島社長が、東京のほうで国土交通省の鶴保副大臣から口頭で注意を受け、そして信頼回復のための取組の検討を行い、明日19日までに報告をするという段取りになっていて、その同じ報告の内容を私ども道にも説明していただくようにという要請をし、そのような段取りで、今物事が進んでいるわけであります。その後、15日の事故が起こったわけでありまして、また昨日でしたか、同じスーパーおおぞら3号の(出火した車両以外の)別の車両でもトラブルが判明したということがありまして、本当に明日19日に報告が出されるかどうかというのは見守っていかなければならないわけですが、国と同時にわれわれにもご提出があると思いますので、その状況を見極めた上で、あらためて交通企画監からJRのしかるべき方に対して、道としての遺憾の意と原因究明、再発防止に向けての要請ということをしっかりやっていかなければならないというふうに思う次第であります。
  いずれにいたしましても、やはり大変不可思議なことの一つが、原因がいまだにはっきりしていないということ。原因がはっきりしなければ、当然対策というものもしっかり打てないわけでありまして、またそのことにより、札幌-函館間、札幌-釧路間、それから札幌-稚内間の列車にも影響が出ているなど、運行全体の正常化に向けても、やはり何といっても原因究明というのが第一歩だと思いますので、まずはJRにおいては、そのことに全力を傾注していただきたいとこのように思う次第です。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなどを整理し、作成しています。

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