知事定例記者会見記録(平成22年2月9日)

知事定例記者会見

・日時/平成22年2月9日(火) 11:30~11:42  
・場所/記者会見室
・記者数/27名(テレビカメラ2台)

会見項目

 

記者からの質問

1 コンピュータソフトウェアの管理について(職員の処分)
2 コンピュータソフトウェアの管理について(購入経費等の財源)
3 羅臼漁協所属刺し網漁船への銃撃について
4 石川代議士の対応について
5 美術品の購入について

記者からの質問

(NHK)
 先週なんですけれども、議会の委員会のほうでソフトの違法コピーの件数というのが、まとまったかと思うのですが、ある程度調査の全容が解明されてきたというところで、知事として職員の方々の処分というのは、今後どのようにお考えになっているかというところを聞かせていただけますでしょうか。

(知事)
 ソフトウェアの違法コピーについては、我々道庁自身も知的財産権の有効的活用とか保護ということを政策的にしっかりと発信している中で、足下の道庁職員自身がそういった意識が一部弱かったということが明らかになったこと自体、道民の方々に大変申し訳なく思っておりまして、今回の事案の発生については、大変重く受け止めているところでございます。
 今、ご質問にありましたとおり、道議会にもご説明申し上げましたが、私どものこれまでの調査結果によって、2万1,470本もの違法コピーが確認され、それぞれ該当するメーカーに、この結果を通知し、今後の対応について協議を進めさせていただいております。
 一方で、数は明らかになりましたが、もう少し調査が必要であると思っておりまして、一つは、今までそれぞれの部署で、責任者を決めて情報管理をしていたはずなのです。あらためてそういった情報管理の実態の把握が必要ではないかということです。
 もう一つは、実際これまでの違法コピーが明らかになったわけですが、インストール(データをパソコンで使用可能な状態にすること)をした職員についての調査も、もう少し詳細に行う必要があるのではないかと、私どもとして考えておりまして、そのような調査をできるかぎり早く、年度内を一つのめどとして行い、状況把握をした上で、今、おっしゃられた責任の所在等についても、明らかにしていかなければならないと思っております。
 今段階では、身内に甘いと言われることは覚悟であえて申し上げれば、業務を円滑に行うために、職員が仕事に熱心であるがゆえに、こういった形になってしまったと、今のところ私どもとして報告を受けておりますが、もう少し詳しくそれぞれの職員の状況も把握した上で、今ご質問のことに対しても、考え方をまとめてまいりたいと思っております。


(北海道新聞)
 今の関連でお伺いするのですが、先ほどの違法コピーの2万本ですね、ソフトの購入費が5億円以上かかるということのようですけれども、さらに賠償金の請求を検討している会社もあると伺っていますけれども、ソフトを購入する場合などに含めて知事のほうとして税金からこの財源を捻出するおつもりなのか、そのことについてお聞かせください。

(知事)
 他県の前例もあるというように理解しております。購入費そのものについては、おしかりは覚悟で申し上げれば、順次予算措置をしながら計画的に購入すべきところを、事後的に一気に購入することになるかと思いますが、賠償金についてはまだメーカーといろいろ協議中ですので、具体的にそのような動きになるかどうかわかりませんが、そうなった場合にどうするかについては他県の状況、前例なども参考にしながら私どもとしての考え方をまとめていく必要があるのではないかと、今段階ではそのように考えております。


(STV)
 2点お伺いしたいのですが、まず1点、羅臼の銃撃の問題なのですが、昨日、安全操業は当面中断するという結果になりまして、これについての知事の受け止めと、石川議員なのですが、先週、正式に起訴されまして、今日、地元で進退を含めてご説明されるようなのですが、あらためて進退については知事はどのようにお考えになるか、この2点お伺いできればと思います。

(知事)
 まず羅臼の話ですね。このことはまずは第一に重要なのは事実関係の解明ということであります。これは私ども道と海上保安庁が連携しながら、漁協そして実際に銃撃事案に関係をした2隻の乗組員の方々からのいろいろなヒアリング等、今精力的に行っておりまして、この解明が何より重要なわけでありますが、今段階ではロシア側と私どもとの間で見解の相違がある中、操業を続けることについて安全が確保されないのではないかという疑義もありますので、中断ということであります。
 また、網は高価でありまして、漁師の方々の経営的な問題あるいは来年以降のことがありますので、流氷も少し入ってきておりますし、まずは、11日から2日間程度かけて網を揚げていくということを、私どもとしては考えております。
 銃撃事案に関係した2隻と漁具を設置していない4隻を除く13隻で、回収を考えておりまして、私どもの(漁業取締船)北王丸も派遣し、レーダーで各船の動きを確認しつつ、安全面を見極めながら、網の引き揚げを行っていこうと思っております。
 そして、その後、この中断の状況がどうなるかということについては、まだ今段階で申し上げることはできないわけですが、流氷が迫ってきておりますし、3月中旬までの漁期を残した中でどうするかについては、これから見極めていかなければならないと思っております。
 まずは、やはり事実関係の究明ということ。3月にも外務大臣が来られることも予定されておりまして、今回の事案の背景事情は北方領土問題が解決していないというその1点に尽きるわけですので、そういったことを外務大臣に強くアピールするためにも、それまでには事実関係も明らかにされればと思っております。
 それから、石川議員のことでありますが、起訴ということが決まり、釈放され今地元に戻っておられると理解をいたしております。
 出処進退というか、議員を辞職されるのかどうか、党籍をどうされるのか、そこが道民、国民の関心の的になっているかと思うわけですけれども、やはりこのことはご本人自身がご判断をされることではないかと私自身は思う次第であります。

 
(HBC)
 道教委(北海道教育委員会)が6,000万円の絵画を購入することを決定されたという話がありますが、この景況の中、そのような買い物をされるということを知事はどのようにお考えになられますでしょうか。

(知事)
 まず、まだ決定していないという報告を受けております。道教委は道内の教育行政一般ということで独立してやっておられますので、最終的には道教委のご判断の部分があろうかと思いますが、財政支出を伴う場合には私どもも協議を受けるということになっていることから、まだ正式にそういう手続きまでは行っていないと理解しておりますが、私もこのことを報道を通じて初めて知りましたけれども、少し時期的にどうかなと率直に思います。
 もちろん文化振興ということ、あるいはこういう歴史的に重要な美術品を購入するということ自体の意義というものを否定するつもりは一切ありません。しかしながら、今、道の教育行政を取り巻くさまざまな課題を考えた場合に、これだけの高額なお金があれば、他にやるべきことが多いのではないかという率直な道民感情があるというのも事実だと思いますので、そういった中で究極的には道教委がどう判断されるかということだと思いますが、私の感想ということを今お聞きになられたとすれば、どうかなと思います。
 


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