知事定例記者会見(平成21年1月5日)

知事定例記者会見

・日時/平成21年1月5日(月)14:31~14:47 
・場所/記者会見室
・記者数/28名(テレビカメラ2台)

会見項目

  

知事からの話題

1 年頭に当たって
2 時間制限を延長したマラソン大会について

記者からの質問

1 北海道マラソンについて
2 北方領土について(1)(2)(3)

知事からの話題

 

年頭に当たって

 一つ目は、今年も明けましておめでとうございます。道政記者クラブの皆様方、よろしくお願い申し上げます、ということでございます。
  職員の皆様方に対する年頭のあいさつの冒頭で申し上げたのですが、去年、交通事故死の状況については、250人を下回り、4年連続で全国ワーストワンを回避することができました。ガソリン代高騰などの中で、外に人々が出なくなったことが一番の要因だというような外的な要因もあろうかと思いますが、加えて道民の方々の安全に対する意識というものが高まってきて、道庁も交通安全に係る啓発を行ったのですが、北海道警察をはじめとする関係者の皆様方のご努力ということが、こういった形で実を結んだのではないかと思って、大変嬉しく思っているところでございます。
  ただ一方で、依然として200人を超える多くの方々が道内における交通事故で尊い命を失っておられるという現実があるわけでありまして、私どもが目指すのは交通事故ゼロの社会でありますので、その実現を目指して今年もさらなる努力をしていかなければならいと思っているところでございます。
  それから、去年の後半以降、急激に米国を震源地とする金融面を中心とした全世界的な不況の状況となっており、そしてそれが実体経済面にも波及が出てきているところであり、道内でも大変に厳しい状況であるということを私自身危機意識を持っているところでございます。
  年末から今年にかけて、引き続き国の補正予算などの動向も見極めながら、切れ目のない雇用経済対策をやっていかなければならないと思っているところでございます。
  もう一つは、今年は、丑年であります。酪農畜産王国北海道でありますので、今年はまるごと北海道の年と思っております。そういった意味で現下の厳しい経済状況への対処ということが不可欠でありますが、加えて中長期的に北海道の売り込みということをしっかりやっていかなければならないと思っております。
  5月にはトマム、占冠村で「太平洋・島サミット」がございます。また9月には「ねんりんピック北海道・札幌2009」。これは札幌をはじめとする十いくつの道内の市あるいは町を主たる場として展開をするものでございまして、また引き続き北海道民のおもてなしの心で、世界の、そして国内の方々をお迎えをしていきたいと思っているところでございます。
  そして、今年の1月下旬には中国の北京の方に私が北海道を売り込みに行こうかと思っておりますが、加えてまだ今年見通して全体まで計画を立てているわけではありませんが、久方ぶりに北方四島の方にも行きたいと思っておりますし、そういったことで今年も1年、皆様方とお付き合いをお願い申し上げたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

時間制限を延長したマラソン大会について

 [配付資料:大会概要
  それから2点目は、時間制限を延長したマラソン大会についてのご報告でございます。
  私2期目の公約で時間制限を撤廃したマラソン大会の実現という、ちょっと大きな見出しを立ててしまったのですが、気持ちは観光立国北海道ということをさらに盛り上げていくためにも、例えばホノルルマラソンのような、景観なり、自然環境を楽しみながら観光客の方々にマラソンを楽しんでいただくようなイベントを、北海道でも継続的に続けていくことができればいいなという思いからそういうことを掲げたわけであります。ここまで北海道の陸上競技協会、それから北海道新聞社さんなどとともに北海道マラソンについての時間制限の延長とそれに伴うコース変更ということについて検討を進め、道警のご協力が何より重要でありますので調整を進めてまいりました。
 そして、このほど関係者のご理解をいただき、2009年の北海道マラソンの概要がまとまったわけでございまして、そのコースも含めてご提供を申し上げているところであります。
  マラソンというのは自然景観を楽しみながら、北海道のフレッシュエア、そして緑を満喫しながら走っていただくという要素があり、一方、沿道で多くの方々に声援を送っていただきたい、できれば北海道らしい観光コースも入れたいとか、いろいろな思いを持ちながら今年について仕組まれたのがお示しをしたコースであります。中島公園をスタートとし、このルートを巡り、北大キャンパスの中を通り、さらには赤れんが前などを通って、大通公園の9丁目にフィニッシュというようなコースになっているところでございます。
  そして、沿道での応援イベントというものも充実をしたいと思っているところでございます。
  交通規制などでご協力をいただく道警、魅力あるコースづくりにご理解をいただいた関係の皆様方に対して本当に心から感謝を申し上げたいと思うのですが、このことによって日常の生活にご不便をおかけしなければならない札幌市民の皆様方のご理解ということが何より重要だと思っているところでありまして、8月下旬でありますので、これから引き続き当日に向けて、私どももお声をかけながら市民の理解を得られるように啓発をやっていこうと思っているところでございます。
  私は、将来的にはさらに制限時間を緩和する形で北海道観光の新たな目玉の一つに位置付けられればと思っているところでございます。
  去年、東京にまいりました時に、東京マラソンは3月だというふうに理解をしたところでございまして、東京マラソンに対応するような北海道マラソンになればいいなと思っております。

記者からの質問

(北海道新聞)
  北海道マラソンについてですが、将来的にさらに時間の緩和ということを今おっしゃったと思うんですが、どの程度の時間の緩和、あと、参加規模を将来的に考えていらっしゃるのかお聞かせください。

(知事)
  これはまさに、市民の方々のご理解がどれぐらい得られるのか、それから道警の理解など、いろんな要素があろうかと思いますが、もうちょっと延長したい。具体的に申し上げるとそれが目標みたいになってしまうので、あえて、そこまでは申しませんが、今の5時間というのは結構きついと思うのですよね。ある程度の経験がある方でないとなかなかきついと思いますので、そうですね、目標設定というのはなかなか難しいのでありますが、もう少し緩和をしたいというぐらいで留めたいと思っております。
  それから、だんだん温暖化というのでしょうか、今年も夏の8月30日の設定でありますが、暑いですよね。実際のところ8月いっぱい。ここ数年は8月の夏の暑さというのは北海道でも常態化しているということを考えますと、もうちょっと秋に入るぐらいのタイミングにできるのかどうか。これはもちろん、日本国全体の調整などいろんなこともあろうかと思いますけれども、そういうことも視野に入れながら、北海道の観光をアピールするような、そういうイベントにできればというふうに思っております。 

(NHK) 
  さきほど知事の方からも北方四島の方にも、今年行ってみたいというお話がありましたが、前も返還運動にも力を入れたいというお話をされていましたけれども、そういった部分という形で一言お願いします。

(知事)
  今日も午前中に千島連盟(千島歯舞諸島居住者連盟)の小泉理事長、いつものように元気なお顔でご挨拶に来ていただいて、お話をしておりました。具体的な方向性ということをまだちょっと申し上げるタイミングではないと思っているのでありますが、昨年のG8サミットの際にロシアの大統領が日本を訪問され、そしてロシアの外務大臣が初めて北海道を訪問されたという中で、報道以上のことは私もあまり詳しくは承知しておりませんが、ロシアサイドも領土問題解決に向けて、それなりのムードの盛り上げというものがあるというふうなことを聞いているところでありまして、そういった中で、地元として何ができるのか、そういったことを道内外の有識者の方々の意見も参考にしながら、一歩ずつ進められることを考えていきたいとこのように考えております。

(北海道新聞)
  今の関連なのですけれども、日本としてもロシア側と呼応するような形で領土問題解決について、前向きに取り組んで欲しいというのは当然だと思うのですが、ちょっと中央の状況を見ていると、政局の部分が非常に大きくて、首相がいつ変わるのかということも分からないというような状況の中で、腰を据えた外交がずっとできない状態というのが続いていると思うのですが、その点について本道知事としてどんなふうにお考えになっているのか一言いただければと思います。

(知事)
  東京の状況が不安定というのは、この領土問題に限らず現下の最大課題でございます雇用経済対策の進展などいろいろな面でブレーキになっているということは大変懸念をいたしているところでございます。
  しかしながら、このことを私の立場で何をどうできるということではございませんので、その中央の状況はさておき、我々地元としてしっかりとできることを一歩一歩やっていくということに尽きるのではないかと思っております。
  ちなみに、去年の暮れでしたか、あれは確かAPECと水と衛生の専門家会議の北海道における開催誘致の関係か何かで中曽根外務大臣のところに行った時に、私から問題提起を申し上げた記憶があるわけでありますが、ロシアの外務大臣さんも北方領土をご訪問された経緯があるので、ぜひ日本の外務大臣さんもご訪問いただければと、その時は私が随行させていただきますというようなことも申し上げた経緯はございます。
  外務大臣も、北方領土、この領土返還ということは、重大なる日本外交の課題であるという認識を示しつつ、関心を持っていただいた経緯はございます。

(北海道新聞)
  引き続き外相に対しては、北方領土訪問を要請していくということでよろしいのでしょうか。

(知事)
  そういうことも含めて領土問題の前進に向けて、一歩二歩と歩みを進めていく努力を地元として、しっかりやっていかなければならないと思っております。

(読売新聞)
  同じく今の関連なのですが、知事の北方四島訪問とは別に、有識者とかの委員会を立ち上げるというような理解でよろしいのですか。

(知事)
  いえいえ。ああ、そうですねぇ。
  今、良いヒントをいただきましたので、そういったことを含めて検討いたします。

 


 

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