知事定例記者会見(平成20年5月30日)

知事定例記者会見

・日時/平成20年5月30日(金)14:01~14:22
・場所/記者会見室
・記者数/21名(テレビカメラ2台)
 

会見項目

  

知事からの話題

1 「J8サミット2008千歳支笏湖 環境と未来を語るつどい」の開催について
2 北海道洞爺湖サミットにおける「YOSAKOIソーラン」演舞チームの決定について
3 ワンガリ・マータイさんとの対談について
4 エコサマータイム実践PR事業について

記者からの質問

1 地方分権改革推進委員会の一時勧告について
2 北海道洞爺湖サミットの会場周辺におけるNGOキャンプ地について
3  身体障害者手帳の不正取得について
4 支庁再編問題について

知事からの話題

 

「J8サミット2008千歳支笏湖 環境と未来を語るつどい」の開催について

[配付資料:「J8サミット2008千歳支笏湖 環境と未来を語るつどい」の開催について  
それでは私からは何点かご説明をいたします。
まず、G8サミットの関連の事業として、7月1日から10日までの日程でJ8(ジュニア・エイト)サミットが行われることはご存じのとおりであります。これは日本政府とユニセフの主催ということになっておりまして、開催場所は千歳市。主たる議論の場は支笏湖畔となっております。そして世界の子どもたちが滞在する期間の7月8日でありますが、我々道民会議で、このJ8サミットに参加する世界の子どもたちと北海道の子どもたちとの絆を育む、そういうプロジェクト、交流の集いを開催することといたしました。7月8日北海道開拓の村とモエレ沼公園において行うものであります。道内からはJ8サミットコンテストの第1次選考通過チーム、それから、私も参加させていただいた昨年10月に洞爺湖畔で開催された北海道高校生環境サミットの参加者、それから環境保全の技術等に関する研究をしている専門高校生など、そしてJ8の参加者も含めまして170人ぐらいが参加する予定でございます。7月8日サミット本体のご取材もあろうかと思いますが、ぜひこちらの方もよろしくお願いします。コーディネーターは池上彰さんというフリージャーナリスト、この方は一定期間NHKの週刊こどもニュースのお父さん役をやっておられた方でありますが、もうおひとりは山本幹彦さんという方でございます。
 

北海道洞爺湖サミットにおける「YOSAKOIソーラン」演舞チームの決定について

 もう一つは、洞爺湖サミットのG8の首脳の方々が滞在中の社交行事について、「YOSAKOIソーラン」の披露ということが検討されております。そのことについてのご報告であります。道民会議といたしましては、外務省さんからの「YOSAKOIソーラン」についての協力要請が内々にありましたことを踏まえまして、いろいろ関係者とも検討しました。「YOSAKOIソーラン祭り」の組織委員会ともご相談をし、過去の「YOSAKOIソーラン祭り」でのコンテストの実績なども勘案した上で、2チームを演舞チームとして決定をしたところであります。一つは「新琴似天舞龍神(しんことに・てんぶ・りゅうじん)」、もう一つは「平岸天神(ひらぎし・てんじん)」。いずれも複数回にわたる優勝チームでございます。北海道の若者たちが手作りで始めた「YOSAKOIソーラン」が、今や200万人を超える観客を集める本道を代表するイベントとなったわけでありまして、ダイナミックな演舞をG8各国首脳の皆様方に見ていただけることは大変光栄なことと考えております。

ワンガリ・マータイさんとの対談について

 サミット関連でもう一つでありますが、ワンガリ・マータイさんの来道についてであります。既に来日しておられると理解しておりますが、ワンガリ・マータイさんに6月3日北海道にお越しいただいて、我々の環境問題に関する取り組みに対してのさまざまな応援メッセージを発していただけるというような運びになったところでございます。マータイさんの今回の来日の主たる目的は、横浜で行われております第4回アフリカ開発会議のためなどと聞いておりますが、北海道でサミットが開催されるということを踏まえまして、北海道テレビ放送(HTB)にご協力をいただきまして、北海道にもお越しいただくということになったところでございます。日帰りのようでありますので、限られた時間ではありますが、私との対談、あるいは道内の次の世代を担っていく高校生との意見交換のようなことを検討しているところでございます。そしてマータイさんとの対談等の交流の様子というのを、6月下旬に行われます環境総合展の場などで映像を流すなどしてサミット開催に向けての気運の醸成を図っていきたいと思っております。

エコサマータイム実践PR事業について

[配付資料:エコサマータイム実践PR事業について 1 2] 
 もう一つ私からの話題は「エコ・サマータイム実践PR事業」についてであります。4月下旬に「北海道環境宣言」を発信したわけなんですが、今年も去年に引き続き「エコ・サマータイム実践PR事業」というものを実施することとしました。今回は環境宣言に伴う環境に配慮した行動の一環としての位置付けという意味もあるわけであります。我々道庁としては、職員が早出出勤に合わせまして、環境に配慮した行動を実践し、その取組みを道民の皆様方にPRする。そして、サマータイム、今、日本国内全体で議論が盛り上がっているようでありますが、そういった議論にさらに盛り上がりをもたらしたいということでございます。期間は昨年よりも2週間延長して、7月1日から8月8日の6週間といたしております。それから参加部局も昨年に比べ範囲を拡大し、本庁各部局のほか全ての支庁及び出先機関ということにいたしたところでございます。なお、例年のことでありますが、病院などさまざまな道民の皆様方の生活に直結するような業務につきましてはこれまでどおりの時間帯で対応するということにいたしております。具体的な参加部局や人数は6月上旬を目処に取りまとめる予定であります。また、今年の新たな取組みといたしまして、サミット開催初日の7月7日、この日全国にガイアナイトの呼びかけもしているところでありますが、この日、本庁舎で一斉に消灯を実施をするということにいたしております。こういった事業を通じまして、サマータイム制度に向けてさらなる議論が盛り上がることを期待をいたします。

記者からの質問

(北海道新聞)
 地方分権改革推進委員会の一次勧告がおととい出ましたけれども、それに対するご感想というか、評価をお聞かせ下さい。

(知事)
 一次勧告が出ました。私もその報告を受けているところでございます。河川、道路など含めて一定の権限移譲ということについて方向性が出されているところでございます。
 具体的にはこれからそういった勧告を踏まえて、政府のアクションを起こしていくことになっていくと思うわけでありますが、まずはやはり世の中全体として分権に向けて動きが出てきている中で、丹羽委員長はじめ委員の方々、熱心なご議論をされてこういう方向性を出されたというご努力に対して、地方としてまずは敬意を表するというかお礼を申し上げたいと思う次第であります。
 その上で、やや注文めいたことになるわけですが、私どもやっぱり権限移譲だけでなく、財源の移譲もセットになって真の地方分権になるという意識を持っているところです。それはやや我々にとってつらい経験でございました小泉改革の一環として、三位一体改革ということで権限移譲がなされた際に、財源移譲が十分達成されなかったという我々自身の、過去に振り返っての苦い思い出というのがございますので、今回この勧告を更に詳細に制度設計をして、権限と財源のセットの移譲という中身のしっかりとした制度設計をした上で、地方に対する真の意味の分権が進むことを心から期待いたします。

(北海道新聞)
 今回の権限移譲のメニューですけども、率直なご感想をお聞かせ下さい。

(知事)
 一次勧告ですから、これから更に進んでいくということだと思います。その意味では、まずは一次勧告が出されたということだと思っております。

(朝日新聞)
 サミットの会場周辺のNGOのキャンプ地が内定したようですが、一応国際会議で自治体が指定するのは、日本では初めてだろうということで、こういう決断に至った経緯と、知事として札幌市なんかはまだ決まっていませんけれども、ご感想を伺えればと思います。

(知事)
 サミットの開催に伴って、北海道に対する注目が世界から集まる中で、このサミットについていろんな思いを持っている世界の方々がおられて、その方々の一部がNGOという形で北海道に来られると。それに際して、私どもに対して、宿営地等の手当の要請があったわけであります。
 これに真摯にお答えをするかどうかということも判断事項としてあるわけでありますが、私自身はいろんな立場の方がおられるのは事実であり、それぞれの方々が、ルール違反は別でありますが、ルールにのっとって粛々と活動されるというのを、我々地元の北海道として、お受けして便宜供与をするというのは、それはそれでやるべきことではないかというふうに、前から思っております。ご要請を踏まえた上で、地元の市あるいは、町の方々、それからもちろん北海道警察など、それから国ともいろんな議論をつみ重ねた上で、一部報道に出ていたようでございますけれども、豊浦町の「豊浦町森林公園」、それから壮瞥町の「オロフレほっとピアザ」というキャンプ場でありますが、この二つの宿営地というものを、当然地元の市、町と伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町と協議の上で、ご用意をするということで、関係諸方面と合意をいたしたところでございます。
 もちろん、こういったことをやること自身について、また、賛否両論あろうかと思います。特に地元の方々は、去年のハイリゲンダムのドイツの際に大騒ぎになっている映像なども、マスコミを通じてご覧になられてご不安の向きもあろうかと思います。そこは、地元の伊達市等と議論をいたしておりますので、ある程度住民説明はなされているかと思うのでありますが、私どもといたしましてはやはり、警察、地元の公共交通機関等とも連携をしながら、地域の住民の方々にご不安を与えないような形での、移動交通案内の徹底であるとか、それからNGOの方々と調整を行う担当者の配置であるとか、それからルールを守ろうというか、適正な利用を呼びかけるビラ、これは、もちろん和文だけではしょうがないので、英文などを含めてそういったものの配付であるとか、それから関係機関との連絡であるとか、そういったことを十分に配慮しながら、今回の宿営地の用意ということを考えたところでございます。
 いろいろなお立場の方々が、ルールを守る形で、今回のサミットを一つの契機にして、いろいろな問題提起を我々道民、国民、そして世界の人々に対して発信をしていただけることを願っております。
   
(共同通信)
 聴覚障害の手帳の不正取得の疑惑ですが、先日札幌市の方で指定医の取り消しが行われて、今後の告発に関しては、道と道警の方と連携をした上で判断をするということですけれども、そういった動きがあった中で、今時点での知事としての告発についてのお考えというものを仮に判断するタイミングやスケジュールというものももしあれば、その辺もお伺いしたいのですが。

(知事)
 不適切な動きがあった中で、我々道庁サイドもいろんな面で反省をしなければならない対応が多々あったこの聴覚障害不正疑惑のこれまでの経緯でございます。
 そういった中で、今回札幌市さんが私どもからの申し入れも踏まえまして、前田さんというお医者さんの指定の取り消しということを適正な手続きを経てやられたところであります。私もマスコミを通じて聞いております。あるいは事務方からも報告を受けておりますが、告発に向けて積極的な姿勢を示しておられるというのは理解をいたしております。
 私どもとしましてはいろいろな法律の要件、事実関係を踏まえて、告発をしなければならない事案であれば告発をするという基本的なスタンスはそのとおりでございます。今、慎重にいろいろな情報の収集等を全道各地の保健福祉事務所を通じて行っているところでありまして、そういった把握した事実関係を踏まえて専門家の方あるいは道警、もちろん札幌市とも相談をしながら、告発の可能性を含めて検討させていただいております。

(HBC)
 支庁再編問題なんですけれども、来月の議会に関連する条例案を提出されるのかどうか、現時点でいかがお考えでしょうか。

(知事)
 支庁制度改革の議論、相当長い期間にわたって、道議会、道民の方々、関係市町村、いろんな方々と進めてきたところでございます。直近で申しますと、今週の27日火曜日に道議会の道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会、竹内委員長の下設置されておりますこの委員会の協議会におきまして、4団体のうちの3団体、市議会議長会の方々は別途会合があってご出席がかなわなかったと聞いておりますが、それを除きます3団体の方々からのご意見があったと報告を受けております。私自身に対しても先々週くらいでしたか、このときは4団体揃ってお申し入れがあったわけでございまして、そこでそれぞれの団体毎にポイントが違う部分があるわけでありますが、申し入れがございましたので、そういったことに真摯にお答えすることを前提として、なんとかこの支庁制度改革についてご理解を得るべく最大限の努力をしているところでございます。

 

 


 

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