知事定例記者会見(平成19年5月16日)

知事定例記者会見

・日時/平成19年5月16日(水)15:41~16:00
・場所/議会記者室
・記者数/20名(テレビカメラ3台)

会見項目

  

知事からの話題

1 平成19年第1回臨時会の閉会にあたって
2 地域医療の確保について
3 地域づくり推進会議の実施について
4 「しあわせの桜ともみじ」夕張植樹キャンペーンについて
5 「伝えたい北海道の物語」の普及・啓発について
   ~民間企業等とのタイアップ事業の実施

記者からの質問

1 副知事の人事について
2  日豪EPA(チーズ増産関連)について
3 サミット関係での安倍総理来道について
4 生活保護の母子加算削減に対する審査請求について

知事からの話題

 

平成19年第1回臨時会の閉会にあたって

それでは私から、何点かお話しさせていただきます。
 今日、5月10日からはじまりました、今年の第1回臨時会が終了したところであります。
 議長、副議長が選任されました。そして、各委員会の構成も決定されるなどこれからの議会議論に向けての新たな体制が定まったところであります。
 また私から、副知事などの人事案件について提案をさせていただき、ご同意もいただいたところであります。
 議会側の新しい体制、そして、私ども理事者側の新しい体制、特に幹部の体制が整ったわけでありますので、これから新たに高橋道政2期目に向けての本格的なスタートをしたいと、このように思っております。
 6月中旬には、行幸啓を挟んで2定が予定されているところでありまして、政策予算を含めて本格的な議論も始まるということであります。
 私どもは2定に向けた予算編成、それから、6月1日付けの人事異動も、大規模なものになりますが、その大詰めの段階に入っているところでございます。
 今週は、私は木曜日から東京に参ります。道州制ビジョン懇でプレゼンテーションを行ったり、知事会もあるわけでありますけれども、金曜日から土曜日にかけては、安倍総理がサミットの主会場でございますウインザーホテルを訪問されるわけでありますが、私もご一緒させていただこうと思っております。
 また土曜日には、新幹線札幌延伸、我々もまた改めて運動を展開しなければならないわけでありますが、長万部町において小里前代議士をお招きする講演会も開催されます。これにも参加をしようと思っているところでございます。 
 また今月下旬には、2期目の公約にも掲げさせていただきました道内市町村長の方々との双方向の懇談会、地域づくり推進会議というものを本格的にスタートさせようと思っているところでありまして、様々なタイトなスケジュールがこれからもあるわけでありますけれども、2期目は今まで以上に地域との対話を重視しながら、地域活性化にさらに積極的に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。

地域医療の確保について

それから、二つ目でありますが、地域医療の確保についてということで改めてのご説明であります。
 今回2期目に向けて、地域医療が危機に瀕している中で、医者不足をはじめとする地域の声に対処していかなければならない、緊急的課題であることを申し上げたところでございます。
 そして、公約に掲げておりますとおり、奨学金制度の創設、あるいは、お医者様を道職員として採用して地域へ派遣するシステムの構築。それから北海道医療対策協議会の会長を知事自らが行うなど、地域医療重視の政策を展開していこうと思うわけでありますが、そういったことを中心的に推進してもらうために、6月1日付けの定期人事異動と合わせて地域医師確保推進室を新設することとしているのは、ご承知のことと思います。こうした中で、焼尻島に道立の焼尻診療所というところがあります。これまで、医師を常勤で1名配置してきたわけでありますけれども、なかなかこれが厳しい状況になったところであります。こういった中で、焼尻診療所の後任の診療医といたしまして、この先の診療医が確保されるまでの間ということで、保健福祉部の幹部でございます貞本技監に焼尻診療所長を6月1日付けでお願いをすることにしました。本人もここにおります。
 保健福祉部の幹部職員として地域医療確保に努力をしてこられたわけでありますけれども、自らもお医者様の資格を持っておられる方でありまして、離島の臨床医として、今回所長を引き受けてもらったところでございます。
 今までいたお医者さんは、また医師不足で大変な状況でございます根室病院に派遣ということにしているところでございます。
 貞本さん一言。

(貞本技監)
 貞本でございます。

地域づくり推進会議の実施について

それから三つ目でありますが、先程もちょっとふれましたけれども、公約に掲げました市町村長との方々との双方向の意見交換の場ということで、地域づくり推進会議というネーミングで、これから実施していこうということで、配付資料もお配りを申し上げているところでございます。
 早く始めることに越したことはないということで、ここにもございますとおり22日には上川支庁、翌23日には釧路地域。さらには、ここに書いておりませんが、5月29日には檜山管内の首長さん方との意見交換会など行ってまいりたいと思っているところでございます。
 様々な課題についてご意見を頂戴して、私どもの政策にも反映をしていくということを考えているところでございます。

「しあわせの桜ともみじ」夕張植樹キャンペーンについて

四つ目は、これも配付資料があろうかと思いますが、「しあわせの桜ともみじ」夕張植樹キャンペーンでございます。
 今年の2月にニトリさん、それから夕張市長、当時の後藤市長、それから私3人で合同記者会見を行いましたこの「しあわせの桜ともみじ」夕張植樹プロジェクトにつきまして、第1期の植樹計画が現在進行中でございます。
 今年度は天皇皇后両陛下をお迎えしての全国植樹祭も北海道でございますので、今回の第1回目の植樹がそれと関連するプロジェクトと位置付けて参りたいと考えております。
 本年度はニトリさんが主催をして、夕張市民の参加のもと桜3,150本、モミジ850本の植樹を予定いたしておりまして、私も5月25日にその記念式典に出席をしようと思っております。
 植樹に当たりましては、「家族のしあわせ」、「永遠の友情」、「ふるさとの思い出」など、夕張市民の思いをテーマとしたグループを作って、参加された市民一人一人のメッセージを刻んだメモリアルプレートを植樹したそれぞれの木に付けると伺っております。夕張応援の一環としたいと思っております。

「伝えたい北海道の物語」の普及・啓発について~民間企業等とのタイアップ事業の実施

それから、5番目でありますが、民間企業とのタイアップ事業の続編についてのご報告であります。 
  これも配付資料があろうかと思いますが、道では18年度から民間企業とのタイアップ事業を順次ご提案をいただいて行っているところでありますが、本年度の第1弾、「伝えたい北海道の物語」の普及・啓発であります。
 これはデジタル絵本という形で、今、形になりつつありますが、私自身の思いとしては、実は北海道遺産のソフト版ということで、「物語北海道」の歴史は短いものの、各地に伝わっているいろんなお話しを残したいということで始めたものでございます。これにつきまして、民間放送関係の企業で初ということで、HBCさんからご提案がございまして、「伝えたい北海道の物語」の普及・啓発の実施ということになってございます。
 具体的には、この「伝えたい北海道の物語」の事業の中から、地域の言い伝え、生活史を絵本化した作品、物語を普及、啓発するという意味で、アニメなどの動画作品の募集コンテストなどを実施し、入選作品にはトロフィーや賞金などが贈られるほか、テレビ番組として放送されるとともに携帯電話やブロードバンドの動画で配信されることとなっておりまして、私たち北海道の伝えたい物語をより多くの皆さんに知っていただけるものと期待をしているところです。

 

 

記者からの質問

(北海道新聞)
 人事案件ですが、3人の副知事を留任とした狙いと、特に山本副知事は任期が大変長くなりますが、どういったことを特に期待するかお聞かせください。

(知事)
 人事というのは常に政策を遂行する上で、その体制として最適なものを組んでいくことに尽きるわけでありまして、今回2期目に向けて再選させていただいた私が、道民の方々にお約束を申し上げた新生北海道第2章と称しました政策を展開していく上で、ベストの特別の配置ということで3人の方々にご留任をお願いするということを、私自身選択させていただいたところでございます。
 過去、長い道政の歴史を見ますと、必ずしも、5年目に入っていただく山本さんの任期がずば抜けて長くはないわけですが、私としては、山本さんにはこれまで国とあるいは
道議会と、様々な形で深く広いネットワークを持っておられますし、また、政策、企画立案あるいは総合調整、いろんな面でご知見をもっておられますので、引き続き、私をサポートしていただきたいと申し上げたところ「わかりました」ということになったところでございます。これからも私を支え、北海道のために、新生北海道第2章実現のために頑張っていただきたいと思っているところでございます。

(北海道新聞)
 分担はどうなるのでしょうか。

(知事)
 分担は今、ちょっと調整をいたしておりまして、最終的に一人一人の分担があまり重くならないようなバランスにしなければならないと思っていますが、一方で私が1期目に掲げました産業一気通貫で一人の副知事に見ていただくというこの基本線は変えずにやっていこうと思っています。 

(日本農業新聞)
 先般、オーストラリアのマクレーン駐日大使が来られて知事と意見交換されたと思うんですけど、その後、北広島市の酪農家を視察されて、オーストラリアとして日本に輸出可能なのはチーズだということでEPAでチーズの対日輸出の拡大を念頭においているような発言をされたのですけれども、北海道がこれからチーズを増産しようという矢先に酪農家も不安を覚えているようなのですが、知事として何か考えだとか対応だとかはございますか。

(知事)
 まず、何より重要なのは、日本全体として輸入チーズがとても多いですけれど、私たちはチーズを増産するだけではなく、輸入品に対抗して負けないような、美味しくて新鮮で
道民を含めて日本国民が好むような多様なチーズを提供する努力をしていくということが何より重要だと思っています。そういった努力することを前提として今お話の日豪EPAの枠の中での議論という意味では、チーズを含めての乳製品をはじめとする重要品目を関税撤廃対象から除外することについては、北海道のかねてからの主張でございますので、マクレーン大使が来られたときにも私から申し上げたところでございますし、引き続き日本政府に対しても主張を強く訴えてまいりたいと思っています。

(日本農業新聞)
 先般、オーストラリアのマクレーン駐日大使が来られて知事と意見交換されたと思うんですけど、その後、北広島市の酪農家を視察されて、オーストラリアとして日本に輸出可能なのはチーズだということでEPAでチーズの対日輸出の拡大を念頭においているような発言をされたのですけれども、北海道がこれからチーズを増産しようという矢先に酪農家も不安を覚えているようなのですが、知事として何か考えだとか対応だとかはございますか。

(知事)
 まず、何より重要なのは、日本全体として輸入チーズがとても多いですけれど、私たちはチーズを増産するだけではなく、輸入品に対抗して負けないような、美味しくて新鮮で
道民を含めて日本国民が好むような多様なチーズを提供する努力をしていくということが何より重要だと思っています。そういった努力することを前提として今お話の日豪EPAの枠の中での議論という意味では、チーズを含めての乳製品をはじめとする重要品目を関税撤廃対象から除外することについては、北海道のかねてからの主張でございますので、マクレーン大使が来られたときにも私から申し上げたところでございますし、引き続き日本政府に対しても主張を強く訴えてまいりたいと思っています。

(日本農業新聞)
  先方にどういう意図だったのか、確認をとろうということはないですか。

(知事)
  はい、考えておりません。

(日本農業新聞)
 意見交換で十分伝えたと。

(知事)
 はい。

(NHK)
  さっき、知事もおっしゃいましたけれども、今週、安倍総理がサミット関係でこちらへ来られるということで、改めて何かお伝えしたいこととか、PRしたいことがございましたら。

(知事)
 安倍総理は、北海道には何回も来ておられると思うのですが、洞爺湖畔のウインザーホテルは初めてだと言っておられたので、あそこからの素晴らしい景観をご覧いただくというところから始まるかなと思っております。
 湖サイドの映像はよく出るわけでありますが、太平洋もよく見えまして、特に洞爺湖が洞爺湖、豊浦の2町にまたがるという話、豊浦というのは山口県にもあるそうでありまして、関心を示しておりましたので、そういった地域全体の素晴らしい自然景観を、まずは見ていただき、私どもからもご提案を申し上げるというのが、まずあるかと思っております。
 そして、その上で、私達があの地域を中心に全体でおもてなしの心を持って、サミットを成功に導きたいという私どもの思いを総理にお伝えをしたいと思っております。
 なにがしかの形で地元の関係首長の方々にもご一緒していただいて、私たち北海道側の思いをお伝えをしたいと思っております。

(NHK)
 今朝、新聞にも出ていましたが、生活保護の母子加算の削減で不服請求する動きがあるという記事があったかと思いますが、知事の感想をお伺いしたいのですが。

(知事)
 そうですね。まだ、具体的な請求が出てきてませんのでコメントをする段階にはないのかなあと思いますが、記事を拝見して思いますのは、確かに一定の額をもらっておられたのが減るというのは、やはり生活というのは、ある収入を前提として組まれますので、そこから減るというのはなかなか大変なことだと理解はいたします。
  一方で、ああいった形の加算を段階的に縮小して廃止をすることを、国で判断をされた背景として聞いておりますのは、審議会の有識者の議論も踏まえてと理解をいたしておりますが、同じようなひとり親で生活保護を受けておられない、就労等をしておられる家庭の一般的な支出のレベルとの比較においてどうかという、そこで公平性を確保する必要があろうというような議論のもとで今回の加算の見直しと理解をいたしております。
 それが妥当なのかどうかということについて、今回審査請求等が具体的に出てきた場合には、また専門家の方々、そして、国民的なレベルでも議論が進んで、今回の政府の判断が妥当であったかどうか議論が展開していくのかなと思います。

 

 


 

この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。

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