会見項目

記者からの質問

（読売新聞）
　今回、夕張市民は藤倉さんという民間出身の方を選ばれましたが、この市民の選択についてのご感想とどのような市政のかじ取りを藤倉さんに期待されますか。

（知事）
　藤倉さんという方は、夕張のご出身で最近まで札幌でビジネスの世界で活躍をされてい
た方とお伺いしております。
　私、手元に（開票率が）９６％段階の表を持っているのですが、今、おっしゃられたように、藤倉さんが一番多くの票を得られて当確という結果が出たわけでありますが、それは市民の皆様方のいろんな思いの結果であることを私も改めて認識させていただいたところでございます。これから夕張市の新しい市長として、リーダーシップをとりながら、そして、今、テレビで拝見しましたら、藤倉新市長自身いろんな新しい市の運営について思いを持っておられるようでありますので、そういった新しい市長の思いも十分にお伺いしながら、道として夕張市が一つになって、これからの再建あるいはまちづくりに取り組んでいかれるのをサポートしていきたいと思っております。

（読売新聞）
　藤倉さんは特に民間企業の誘致に力を入れていくというお話をされていますが、道として現在そのことに対しては。

（知事）
　夕張市に限らず道内の各市町村の首長の方々と連携をしながら、もっときめ細やかな企業誘致活動をやっていきたいということを、私自身の選挙戦の時から申し上げているところでございます。
　そういった中で夕張市は、千歳空港から高速を中心にそんなに遠くない所に立地をしており、そういう意味で立地の良い点もある所でございますので、新しい市長と連携を取りながら、あの地に適した企業の誘致といったことに道もしっかりと協力をしていきたいと思っているところでございます。

（読売新聞）
　今回７人が立候補されまして、票もある程度ばらついたような結果だったと思うのですが、この辺の所はどのようにお考えになりますか。

（知事）
　今のところまんべんなく取っておられる。市民の方々の選択肢が、候補者がたくさん立たれた中でそれぞれの訴えを聞きながら、それぞれの判断をされて、こうやって票が分かれたのかなと思うわけでありますが、いずれにいたしましても、そういった中で藤倉候補が最も多くの市民から支持を得られたわけでありますので、新市長としっかり連携を取りながらやってまいりたいと思っております。
　 　
（北海道新聞）
　結果が全部出ていないかもしれませんが、元々市議会議員だった方の票が非常に伸び悩んでいる、そういう傾向があると思うのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。

（知事）
　千代川候補とか森谷候補ですか、確かにそうですね。比較の問題ではありますが、藤倉さんあるいは羽柴さんと比べると少ないようですが、それもこれも含めての市民の方々のご判断ということでありますので、これ以上私の立場でコメントをすることは差し控えたほうがいいのかなと思います。

（ＳＴＶ）
　新しい市長にお会いになる予定は今のところありますか。もしなくても、いつぐらいまでには会いたいというような具体的な時期についてはいかがですか。

（知事）
　 新しい市長さんの方からごあいさつにいらっしゃると思いますので、私としても出来る限り早くお会いをする機会をアレンジ出来ればと思っております。

 

この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。